花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

ひとり立ち シロチドリ誕生(六) 

2008-07-20 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成20年7月20日(日)

 シロチドリ誕生は4日目までアップしていましたが、途中を省略して一気に30日目を紹介します。
 30日目は7月7日でした。10時半、海岸へ来ました。もうそろそろ飛び立つ頃です。雛は脚で頭部を掻く仕草をしていました。片足立ちは不慣れですぐよろけます。



 車の窓から観察していると犬を連れた婦人がやってきました。驚いたことには雛はケガをしたふりで注意を逸らす「偽傷行動」を繰り返しました。親だけの行動だと思っていたのに、これは新発見でした。でも誰を一体守ろうとしているのでしょうか。



 数日前からのウォーミングアップの甲斐があり、雛が飛びました。感動の瞬間です。




 波打ち際でも数メートル飛びました。



 これまで30日間、毎日観察にきていました。この姿を見るためです。3羽のうち1羽は3日前からいなくなりました。羽が散乱していたのでカラスに襲われたのかも知れません。残った2羽は逞しさも増してきました。


 
 これは未来への羽ばたきでしょう。いなくなったきょうだいのためにも強く生き抜いて欲しいと願わずにはいられません。



 シロチドリの写真は4月から7月始めまで撮り続けました。その数は3000ショットほどになりました。折々に思い出としてアップしていきたいと思います。
コメント (30)
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