花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

歴史の道・菊池川河畔を歩こう

2008-07-16 | 紀行
 平成20年7月16日(水)

 先日、お隣の玉名市歴史博物館主催「歴史の道・菊池川河畔を歩こう」に参加しました。古墳や地域に貢献した方々の足跡を振り返ったり、史蹟をたどる催しです。

 加藤清正が贈った書状が保管されている小森田家です。「朝鮮平安道吉州城の出陣で功労のあった褒美に350石を与える」と言う内容が記されているそうです。戦国時代の貴重な資料とされていますが、外からだけの見学でした。
※小森田家は玉名郡美群城主を祖先に持つ。小森田七右衛門は土木事業に力を発揮道路、水田、築堤工事等で村の発展期寄与した。(資料抜粋)



 天正15年勧請(かんじょう)された熊野座神社です。楼門には両脇に石像の仁王が鎮座しています。枠内は代々伝わる木製の面です。



 140年前の戊申戦争のに従軍した一瀬三之助正光が記した「関東出張道中日記帳」が残っている一瀬家を訪ねました。愛犬「アビー」がブロック塀の穴から歓迎をしてくれ、一同の笑いを誘いました。



 当時の郷土の動向が分かる貴重な資料です。直々に賜った有栖川宮熾親王直筆の額も保存されています。



 山部田六地蔵や道ばたの祠なども眺めながら歩きました。



 マラソンの父・金栗四三は母校(高校)の大先輩です。小高い墓地に静かに眠っています。玉名高校は昭和27年(1952)全国高校駅伝大会で優勝経験があります。金栗先輩は大喜びだったそうです。世界一遅いマラソン記録「54年8ヶ月6日5時間32分20秒3」の持ち主ですがそのエピソードはあまり知られていません。



 湧水のきれいな瀬戸口公園で解散となりました。



 解散後金栗四三先生の実家を訪ね、仏壇にお詣りさせていただきました。長女の方がかくしゃくとして家を守っておられました。



 もの凄く暑い日で、上空には真っ白な入道雲が湧いていました。案の定、翌日には梅雨が明けました。
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする