花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

夏から秋へ

2016-09-29 | 天文・気象・気候
 平成28年9月29日(木)

 文化センター駐車場から眺めた晩夏の雲。



 荒尾海岸の夕暮れ。



 静かに波の音が聞こえています。 



 荒尾港を臨みます。灯りが点灯し始めました。



 自宅の庭の朝の雲です。



 こちらは有明公園上空の雲です。虹色が小さく見えます。



 旧有明小学校の運動場にあった榎の大木の上に、珍しい秋の雲が見えていました。



 これも別の日、家の庭から見えた秋の雲です。



 また別の日の西の空。



 庭のソメイヨシノの葉っぱもだいぶ落ちてきました。



 雨不足で小粒な富有柿です。



 今年もわが家の田んぼを耕作してくれる奇特な人がいて、豊作のようです。熊本行きの電車が走っていきました。電車の左手は主が亡くなり放置されて3年になる水田です。間もなく森のように草木で覆われてしまうことでしょう。



 畦の彼岸花。



 枯れかかったカンナの姿もちょっとかわいそう。



 まだまだ暑いですが季節は着実に移行しているようです。(文章記述が遅れてしまいました。

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森里川海の物語・・・第7回有明海再生シンポジウム

2016-09-26 | 文化、文学、芸術
 平成28年9月26日(月)

 9月11日(日)、表記の会が荒尾市の万田炭鉱館で行われました。コーディネーターの田中克氏は「かつて“宝の海”と呼ばれ、多様な生き物のにあhれた有明海から、この海特産の貴重な生き物たちが姿を消し、今では“沈黙の海”となりつつあります。それは私たちの暮らしの便利さや目先の経済の成長ばかりを優先させてきた生き方の『鏡に映った姿』とも言えます。」と述べ、「森と海のつながりこそが、有明海を宝の海に戻すす道との考えに基づき」再生へ取り組んでおられます。



 チラシにそういう趣旨が紹介されています。



 私たち日本野鳥の会荒尾支部も後援しています。一部ですがコーナーも設けてもらいました。



 午前中は親子で楽しむ「チリメンモンスター教室」が開かれました。チリメンジャコに混じっている小さな生き物を種類別に分け、名前を調べる勉強です。



 田中克先生も直に指導されていました。チリメンモンスターを略して「チリモン」と呼んでいます。 



 チリメンジャコの中からモンスターを探すのは大人も子供も夢中になれます。 



 こうして種類別に分けていくとモンスターが並んでいるようです。



 このWEB図鑑で名前を調べます。





 タツノオトシゴ(のなかま)もいました。乾燥しているので長さは1センチほどです。



 午後から発表する荒尾・岱志高校の女生徒たちがマジャク(アナジャコ)のフライをご馳走してくれました。ひとり1個です。



 この子たちは「生まれてはじめて!」と言って美味しそうに食べていました。



 メインのプログラムです。貴重な提言がなされ、次世代を担う高校生たちの若々しい発表に明日への光明が感じられる一日でした。
・13時~15時:森里川海のつながりシンポジウム
   基調講演『森は海の恋人と有明海再生』 畠山重篤(NPO法人森は海の恋人)
講演『環境省「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」の展開』 鳥居敏男(環境省大臣官房会計課長)         
・15時~17時:高校生による森と海での活動報告
   大分県立日田高等学校  福岡県立伝習館高等学校  熊本県立荒尾岱志高等学校
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正楽寺・門徒会館その後の進捗状況

2016-09-23 | 正楽寺関係
 平成28年9月23日(金)

 正楽寺門徒会館建設の第1報の続報です。7月6日、瓦葺きがあっていました。





 瓦工事完了です。



 7月14日、木工工事を覗きました。



 棟梁さんと大工さんふたりで頑張っていました。



 7月20日、上棟式が行われました。私は都合で出席できずにメッセージを託しました。寺の役員、建設委員など多数が参列しました。(上棟式写真・正楽寺提供)





 棟札です。棟に上がり天井が張られると、後世の解体までもう見られなくなります。



 9月6日の木工事の様子です。正面は仏壇になります。



 天井も張られました。棟札は隠れてしまいました。ウン十年後の解体までにはもう日の目を見ることはないでしょう。



 左官工事が入りました。9月14日です。





 9月16日、仏壇屋さんが打合せに来ていました。



 9月22日、秋分の日に秋の彼岸法要が執り行われ、100名を超える門徒さん方がお詣りされました。



 お子さんも小2、小6と成長されています。12月初旬に行われる御正忌報恩講には新装なった門徒会館でお斎(とき)もいただけることでしょう。今回はお持ち帰りの助六弁当でした。

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宮崎兄弟資料館・万田坑を見学・・・里帰りした孫と

2016-09-20 | 郷土 荒尾
 平成28年9月20日(火)

 首都圏に住む長女の長男が盆休みに青春切符を利用して山陰旅行のついでに荒尾にやってきました。社会人2年生です。まだ行ったことがない「宮崎兄弟資料館」へ案内しました。左手が資料館、正面の茅葺きの家が宮崎兄弟の生家です。



 お隣のKさんが館員として勤務しています。丁寧にガイドしてもらいました。



 宮崎兄弟の滔天(とうてん)は辛亥革命の孫文に力を貸したことでも知られています。



 一時期は桃中軒牛右ェ門と名乗り、浪花節語りとして全国を行脚していました。



 孫文直筆の書も展示されています。



 NHK朝ドラ「花子とアン」では後に滔天の長男・龍介と世紀の駆け落ちをして話題になった蓮子こと白蓮が登場しました。仲間由紀恵が扮していました。テレビの影響はものすごく一時は大勢の見学者でいっぱいでしたが、あの熊本地震以降激減しているとのことです。



 生家には孫文と向き合う滔天の像が対座しています。



 次に世界遺産になった万田坑へ向かいます。車では10分そこそこで行くことが出来ます。



 今も残る第二竪坑櫓です。主に坑夫たちを坑内へ運搬するための櫓です。



 山の神の前でボランティアガイドの説明を聞きます。ここもまた熊本地震以降、見学者が昨年同期の十分の一に減少していると関係者が嘆いていました。 



 このケージに、いっぺんに25人を乗せていました。



 今は地下は埋められています。



 管理室はそのままの設備が残っています。



 万田坑ステーションです。ここで入場券を求めますが、万田坑模型の展示やビデオのガイド、物産品の販売も行われています。孫は帰りは飛行機でした。



 【心配していた台風16号は多少の風雨はありましたが、こちらは被害もなく無事でした。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。また進路に当たる皆さま、ご用心ください。】

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荒れた菜園にジャガイモを植えた

2016-09-17 | 菜園
 平成28年9月17日(土)

 この夏の猛暑続きの上に、連れ合いまで体調を崩し、菜園をしばらくは放置していました。この写真は9月の6日のものです。ビニールもこの2,3日前に取り除いだばかりです。



 トマトやカボチャもすっかり枯れてしまっていました。



 わずかに残った野菜類も雨不足でご覧の通り・・・。



 ビニールハウスの杭を抜き、今から草刈りです。9月10日の夕方からしかかりました。



 30センチ以上も草が伸び、セイダカアワダチソウや月見草は1メートル近くになっていました。



 刈ったのは少しずつ寄せ集めました。



 落花生には鳥よけの糸を張っています。手前は安納芋です。雨不足で茎に元気がありません。



 さて、刈り取った草はすぐそばの空き地に一輪車で運び、堆肥にします。13日、9時から始めて、残った草取りなどをして13時半までかかりました。体調が一応回復した連れ合いは軽労働、力仕事は私でした。



 9月15日、蒸し蒸しした天気でしたが、小型の耕耘機で鋤きました。馬力が弱く、おまけに刃に巻き付い草の根などを取り除きながらの作業です。はかどりません。



 休憩しながら5時間かかりました。



 連れ合いがジャガイモを植えました。

 

 ふと見ると、あぜ道にもう彼岸花が咲き始めていました。そう言えば19日は秋分の日なのですね。

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カーキフィールド(熊本県荒尾市)でランチ

2016-09-14 | 生活、食べ物
 平成28年9月14日(水)

 近くに住む次女(チョロ2の母)が「友人と行って美味しかったよ。」と言うので、孫娘たちと行ってみました。国道208号線沿いのお店です。開店して1年半になるそうです。



 お勧めの手書きにも温かみがあります。



 お店のパンフレット。開店1年半を記念してサービスが実施中でした。



 そう広くない店内にテレビが3台も置かれています。



 小鉢とサラダにスープです。



 私はランチメニューの和風醤油ハンバーグをいただきました。他の者はアボガドマスタードハンバーグなどを注文していました。欲を言えば日常、ドリンクのサービスは欲しい・・・。
 


 別注のミックスピザです。マスターと話をしていたらすぐ近くの海陽中(旧荒尾一中)出身で野球をしていたそうです。満更知らない人ではありませんでした。チャーミングな奥さんと仲良く店を切り盛りしておられました。



 もう9月の中旬に入ります。暑さは相変わらずです。秋らしい気候にはいつなるのでしょうか。ただ、台風16号の動きが気にかかります。



【お知らせ】リオパラリンピックの「車いすラグビー」が日本時間の15日から始まります。わが荒尾市から乗松聖矢選手が出場します。旧知の長男さんです。皆さんの声援をお願いします。
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流木・瓦礫撤去・・・荒尾海岸

2016-09-11 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年9月11日(日)

 4月の熊本大地震や6月豪雨による山間部の崩落等で流木、瓦礫が沿岸部に漂着している惨状は度々紹介してまいりましたが、懸命の撤去作業できれいになりつつあります。



 大きな流木は競馬場跡へ運ばれています。



 今は利用されていない市屋港内入り込んだ流木も重機で引き上げられています。 



 大きな流木はほとんど撤去されました。







 8月28日(日)の午前7時から「有明海四県一斉海岸清掃(クリーンアップ)」が行われ、私たち野鳥の会からも参加しました。



 蔵満海岸にも市内の各企業や漁協などから約600名の方々が参加されました。



 重機では取れない小さな瓦礫やゴミなどを燃えるゴミと燃えないゴミに分別して集めます。



 家族連れの参加もありました。



 まだ大きな流木も残っています。



 いつもなら秋の渡り鳥がやってくる時期ですが、この時点ではまだ鳥影が見えませんでした。



 皆さんの力できれいになっていきました。





 心地よい汗をかきました。市長ご夫妻も共に汗を流されていました。

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やっと秋の渡り鳥の先陣を・・・

2016-09-08 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成28年9月8日(木)

 9月3日、ふと西の空を見たら、台風12号接近の影響でしょうか、赤く染まっていました。



 海岸へ急いで駆けつけると干潟の向こうの多良岳上空も異様な赤さでした。(心配していた台風は無事通り過ぎました。)



 9月6日、まだ来ない秋の渡り渡り鳥を見つけに荒尾海岸の南から順に見て回りました。すると北の海上を飛ぶ群れが見えました。浜辺近くを走行していった車に驚いて飛び立ったようです。



 着地したのを双眼鏡で見ると、チュウシャクシギ、ダイゼン、キアシシギなどが確認出来ました。



 ダイゼン(大膳)です。昔、大臣の御膳に上がったと言われています。「もう食べないでね。」と言っているようです。



 羽繕いの様子。



 キアシシギ(黄脚鷸)です。



 その名の通り脚が黄色いので遠くからでも識別出来ます。



 これはキョウジョシギ(京女鴫)の幼鳥か冬羽でしょうか。



 成長するとご覧のように鮮やかな色になります。京女のような華やかさの色から命名されたと言われています。



 チュウシャクシギ(中杓鴫)が飛んでいます。



 今回の鳥の中では一番大きくて全長が61.5㎝あります。



 砂浜への着地も優雅です。



 くちばしが杓のように下に曲がっています。



 うつらうつらと昼寝かな・・・。【台風接近で4日(日)行われる予定だった荒尾海岸での探鳥会は中止になりました。】

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荒尾干潟の植物観察・・・「荒尾干潟ガイド養成講座」

2016-09-05 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年9月5日(月)

 (台風12号に備え、盆栽など避難させていましたが、雨が少しばかり降っただけで風もほとんど吹かずに、無事でした。)
 8月末、残暑が厳しい荒尾の市屋(いちや)海岸一帯で行われました。



 ここは砂浜が広く、その砂地にたくさんの海辺の植物が見られます。



 「俺らぁきつかけん、ここで休んどるばい・・・」安尾さんは向こうで小休止です。



 若い講師の先生が事細かに説明してくれます。



 右手に広がる植物はハマゴウです。



 実物と名前を忘れないように必死でカメラに収めます。



 アイアシとアシを手に取りながら違いを確かめています。



 漁船の船留りだった市屋港は今は使われていませんが、右手には葦原があります。(後日、この流木、瓦礫も撤去されました。)



 この日観察した植物の一覧です。(写真が悪く、一部掲載できませんでした。)





 これは通称ネコジャラシ、正式名はエコログサです。



 生き物もいました。アシハラガニ、トビハゼ。

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海達公子生誕100年記念祭・・・荒尾が生んだ夭折の天才少女詩人 <ブログ11周年記念記事>

2016-09-02 | 郷土 荒尾
 平成28年9月2日(金)

 きょうでブログを始めてから11年になります。多くの方々にお付き合いいただいて今日までたどり着きました。2日現在の閲覧数が2,423,786,訪問者数が596,292と信じられない数に上っています。ありがたい限りです。もうしばらくは頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。

先月末、荒尾総合文化センターで催されました。海達公子(かいたつきみこ)は金子みすゞに優るとも劣らぬ才女として北原白秋や與田準一などから激賞されていましたが、まだ認知度は地元でも深くはありません。それでも松山会長を中心にした「海達公子顕彰会」の地道な活動により30基に亘る詩碑の建立などで徐々にその名が知られるようになりました。
 このブログでも度々紹介しているのでご記憶の方もいらっしゃることでしょう。



 大ホール前の広場・ホワイエでは公子の遺品など貴重な資料が展示されました。撮影禁止でない配慮も嬉しいことでした。





 荒尾の祭・荒炎祭で使われて大きな行灯も展示されていました。



 開会行事の後、公子の母校である万田小学校3年生による海達公子紹介と詩の朗読がありました。







 「大正ロマン文学の魅力」と題するパネルディスカッション:コーディネーター・猪飼隆明氏(大阪大名誉教授)。パネリストは左から順に大橋鉄雄氏(北原白秋記念館館長)、太田黒初枝氏(與田準一記念館運営ボランティア代表)、草場陸弘氏(金子みすゞ顕彰会事務局長)、松山厚志氏(海達公子顕彰会代表理事)です。
 皆さん、それぞれの立場から海達公子との関連で、提言等をされました。ふるさとを「独特の“光”“におい”“音と声”」(猪飼氏)で表現していった海達公子を長期的にどう生かしていくかが今後の私たちの課題でしょう。



 最後は「童謡コンサート」。大庭照子さん、そがみまこさんの「ゆりかごのうた」や「この道」などが披露、DOYO組と共に全15曲が会場を魅了しました。



 DOYO組の皆さんです。 



 締めくくりは主催者の市長など全員参加で「故郷」を斉唱しフィナーレとなりました。



 また、来る10月16日(日)には私が実行委員長を仰せつかっている創作ステージでも海達公子を取り上げ上演します。今年で8回目になるふるさと詩集(うたあつめ)です。荒尾総合文化センター開館30周年記念で熊本地震復興支援も兼ねています。ご来場をお待ちしています。



 8月23日、旧荒尾海水浴場の松林の中、荒尾干潟が間近に見える場所に海達公子詩碑30号を公子の同級生・棚橋芳子さんが建立されました。身内の方だけでひっそりと除幕式が行われたと言うことです。



 公子も同級生の厚い友情に涙していることでしょう。



 9月になりました。皆さん、夏の疲れが出ないようお互い気をつけましょう。

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