花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

大きな魚を運ぶミサゴ

2009-01-31 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年1月31日(土)

 先日、野鳥の会の安尾さんとクロツラヘラサギ一斉調査にいった日のことです。頭上を黒いものがかすめたので無意識のうちにカメラを向け、シャッターを切りました。そのうちの3枚です。
 ボラでしょうか。ミサゴは全長54㎝~64㎝ですから、魚の大きさも類推できます。【ブログ友・あぶさんより獲物はスズキだと教えていただきました。】



 しっかりと爪で摘んでいます。



 結構重いのでしょう。やっとこさ運んでいるような風情で、かなたへ消えていきました。



 「ミサゴ、見ました?」と聞くと
 鳥見のベテランの安尾さんが
 「エッ、ミサゴ?いやあ、全然気づかなかった」と言われました。ベテランでも気づかないことがあるんだとちょっぴり嬉しくなりました。

 2月のポストカードです。

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春の兆し

2009-01-29 | 花・植物・果実
 平成21年1月29日(木)

 風が冷たくとも、どんこ草庵のあちこちの草木には春の息吹が感じられます。枇杷の実はこうして膨らんでいきます。



 正楽寺の若院さんのご実家からいただいた石楠花です。もう秋からこうしてずっと蕾のままで、5月の開花を待ち続けています。



 育て方が優秀だといつも若院さんに褒められています。



 白木蓮は咲けばすぐ散る花ですが、今からこうしてひたすら開花を待っています。



 キンカンの実。色に惹かれてヒヨドリなどが実を啄みにきます。



 この花、名前は知りません。(「ガザニア」だとブログ友・かなたさんに教えていただきました。)



 ピンクの花を咲かせるワビスケです。開いてしまうとメジロやヒヨドリからついばまれ無惨な姿になります。



 だから蕾のうちがいちばんきれいです。



外を歩いていたらタンポポの黄色い花と白い穂が同居していました。



 晴れた天気にブロッコリーの菜の花も咲き始めていました。

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クロツラヘラサギ一斉調査

2009-01-26 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年1月26日(月)

 先日東アジア地区のクロツラヘラサギ一斉調査が行われました。環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ1A類(ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い種)に指定され、世界で約1500羽くらいしかいないと言われています。
 当地区の調査を担当した野鳥の会・安尾さんの誘いで参加しました。2人だけでした。北風の吹くとても寒い日でした。
 ねぐらにしていた溜池は企業の敷地で、去年大半が埋められ心配していましたが、この日は4羽いました。金網が張ってあり中に入られません。距離があります。
 ヒドリガモと一緒にいます。白い鳥が絶滅種と言われるクロツラヘラサギです。



 アオサギとも仲良くしています。



 臆病なカモにつられて飛び立ちました。



 ツルのような舞でした。



 羽の先端が黒いのは若鳥の特色です。最後尾だけは成鳥です。



 一番上の鳥が成鳥です。



 この2羽は幼鳥です。



 カモは戻ってきませんでしたが、クロツラヘラサギはまた元の場所に戻ってきました。 海が干潟になってもエサを獲りには行かず、ずっと同じ場所に休んでいました。午前9時から午後3時までの観察時間でした。

 安尾さんの最新の話だともうここもダンプが入って埋められてしまったそうです。来年クロツラヘラサギが戻ってくる場所があるのでしょうか。

 
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水仙

2009-01-24 | 花・植物・果実
 平成21年1月24日(土)

 近くではいち早く咲く水仙です。廃墟となって久しい元医師・Aさんの庭です。
主はいなくても毎年忘れずに花の香を漂わせてくれます。数百坪の庭のあちこちに咲いています。



 年に2回ほど植木業者が屋敷内の剪定などをしています。ちゃんと水仙は刈らずに残してくれています。



 Aさんは市役所の通りで産婦人科医院を開業していましたが、もう引退し静かな日々を奥様とお過ごしです。時々私も遊びにいって昔話に花を咲かせています。ちなみに末娘はここで生まれました。





 早春の陽にかざすとひときわ美しく感じます。



 遅くなりましたが1月のポストカードです。今年は白秋の短歌を添付します。

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荒尾海岸のユリカモメたち  新春探鳥(三)

2009-01-22 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年1月22日(木)

 横島干拓からの帰り、荒尾海岸(家の近くの一部港)に回ってみました。チョロ・ツーは疲れで途中からぐっすり眠ってしまいました。着いても起きません。そっと降りて車をロックし、防波堤まで歩きました。上から見ると、2グループに分かれているハマシギたちの群れがいました。
 向こう側が県境方面になります。灯台が見える山には四ツ山神社もあります。



 少しアップします。ハマシギ、メダイチドリ、シロチドリたちの群れです。



 ユリカモメが群れの中にカニをくわえて舞い降りてきました。



 さすがにハマシギたちの群れも動揺は隠しきれません。



 しばらくは離着陸を繰り返していました。



 目が覚めたチョロ・ツーと再度防波堤まで戻り、眺めました。鳥たちは何事もなかったように海を眺めていました。



 車のそばの木々の間に、チョロ・ツーがツグミを見つけてくれました。
「かっこいいね、ツグミは」
「うん、かっこ悪い鳥っていないよな」
「そうね」
 チョロ・ツーは納得の様子でした。
 冬休みの終わり、チョロ・ツーとの充実した男同士の探鳥でした。

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大工工事始まる  正楽寺改築への道(九)

2009-01-19 | 正楽寺関係
 平成21年1月19日(月)

 1月15日から本格的な大工工事が始まりました。先ず西側の納骨室と来客応接間、付随する門徒会館の方から着手されます。



 いっぺんに活気が漲ります。



 職人さんの動きにも無駄がありません。



 こちら側が門徒会館です。





 手前が本堂側、向かいが屋根組が出来た門徒会館です。



 門徒会館の虹梁(こうりょう)の上の飾り・蛙股(かえるまた)です。蛙の股に似ていますね。



 虹梁の両端には彫刻を施した木鼻(きばな)と言う飾りが取り付けられます。資材は桑の木です。5人がかりでの作業です。





 若院さんと本堂の杉材の梁(はり)です。



 これは斗組(とぐみ)です。丸柱の上に取り付けます。実際はこれを逆さにします。



 雨に濡れない場所に保管しています。

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横島干拓のミサゴ・タゲリ 新春探鳥(二)

2009-01-17 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年1月17日(土)

 冬休み終わり方のチョロ・ツーとの探鳥記の続きです。電柱に留まっているのはミサゴです。ワシタカ科の鳥で全長が雌では64センチにもなります。



 このように魚を獲る名人(名鳥)です。





 タゲリはチョロ・ツーが見つけてくれました。刈田で戯れていました。



 全長31.5センチ。後頭部の長い冠羽をチョロ・ツーは「かっこいいね、じいちゃん」と喜んでいました。





 ちょっと遠くにアオサギがいました。
 「哲学者のよだね」「テツガクシャってなあに?」「良く考える人だよ。ア○ウさんと反対の人かな」「そっか」
 こんな他愛ない会話をしながら車をゆっくり走らせます。



 その他ハクセキレイ、ジョウビタキ、コクマルガラス、カワラヒワ、ユリカモメ、ヒバリ、ツグミ、モズ、コサギ、ニュウナイスズメなど多くの鳥たちに出会った半日でした。
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野原八幡宮のどんどや

2009-01-15 | お祭り
 平成21年1月15日(木)

 時折小雪が舞う寒い日でした。今年も野原八幡宮境内のどんどやへ行ってきました。チョロ・ツーの通う小学校のすぐ前にあります。毎年地元の消防団が地区の協力でとり仕切っています。すぐそばに竹林や建物があるので飛び火しないように放水をします。



 点火です。強風に煽られて見る見るうちに燃え上がります。





 この日は用心のため飛んでいく火の粉にも放水を浴びせていました。



 見守る子どもたちも寒そう。



 撮る時には全く気づかなかったのですがチョロ・ツーもちゃんと座って見物していました。



 残り火で餅を焼くため、針金を付けた竹竿を消防団で用意してくれています。



 この火でお尻をあぶり、焼いた餅を食べると無病息災、長生きすると言われています。どんこは前はあぶりましたが、後ろをあぶるのは忘れていました(笑)。



 【14日、先日紹介した高菜の本漬けをしました。】

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高菜を洗う

2009-01-13 | 菜園
 平成21年1月13日(火)・小雪

 先日高菜を収穫しました。わが家では漬ける前に海水でもみ洗いをします。寒風の吹く冷たい海岸でチョロ・ツー(小4・外孫)が手伝ってくれました。





 「冷てぇ!」





 この後自宅へ戻り、樽で塩漬けをしました。1週間ほどしたら本漬けをします。



 収穫前の高菜の一部です。

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材木搬入が始まりました  正楽寺改築への道(八)

2009-01-11 | 正楽寺関係
 平成21年1月11日(日)

 私が関係している菩提寺・正楽寺の改築状況についてはこれまで過去7回に亘って紹介してまいりましたが、年明けの7日からいよいよ切り込み済みの材木運搬が始まりました。県南の山間部にある宮工務店工場から2時間以上かけての運搬です。



 棟梁のお話だと切り込んだ材木の差し合わせ(あらかじめ材木と材木を組み合わせること)も済んでいるとのことでした。





 手前の丸い材木は梁です。



 長いのは桁(ケタ)です。



 大きな材木に職人の心意気が感じられます。



 居合わせた住職にも、門徒の理解と協力でここまでこぎつけることが出来たという安堵の表情が見えました。



 まだこれからも搬入されます。そしていよいよ建て込みが始まることになります。上棟式は4月19日(日)の予定です。

 
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横島干拓のマナヅルたち  新春探鳥(一)

2009-01-09 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年1月9日(金)

 冬休みの終わり、野球練習のないチョロ・ツー(小4・外孫)とお隣の町にある横島干拓へ探鳥に行ってきました。広大な干拓地です。鳥を探すのは、なれないとなかなかむずかしいのですが、2時間ばかりうろうろしていたら、畑から飛び立ったマナヅルたちを見つけました。



 「ツルだぁ!」
 生まれて初めて野生のツルを見たチョロ・ツーは大声で叫びました。



 写真を撮っていた時は7羽くらいかと思っていたら9羽もいました。



 途中で向きを変え、南の熊本市の方角へ飛んでいってしまいました。毎年ここの横島干拓へは少数ながらマナヅル、ナベヅルがやってきます。出水へは行かずに途中下車(!)しているようです。



 栴檀の木にムクドリが来ていました。



 川で泳いでいたのはオオバンでしょうか。



 海上すれすれを飛ぶのはマガモかも?カモ類の名前は自信がありません。コンビニのお握りを買いにいき、5,6時間孫との充実した時を過ごすことが出来ました。次回はミサゴ、タゲリなどをアップします。

 
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初春の天草風景

2009-01-06 | 紀行
 平成21年1月6日(火)

 今年は2~3日に1度くらいのスローなペースで更新しようと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 昔の縁で還暦同窓会にお招きいただいたので、正月早々県南の地・天草まで出かけました。同級生総勢64名の方が皆健在だとお聞きし感激しました。会には30名の出席があり、懐かしい面々と旧交を温めることが出来ました。

 開会まで時間に余裕があったので、暖かい太陽の下で周辺の写真を撮ってきました。写真は全てコンデジでの撮影です。
 三角の海岸から見た普賢岳です。初雪が積もり、平成3年の大火砕流の爪痕がまだ痛々しく感じられます。



 三角西港ではのんびりと釣り糸を垂れている人がいました。右端の島は吊り鐘を伏せたような形をしていることから吊鐘島とも呼ばれています。



 天草のパールラインには島々を結ぶ天草五橋が架かっています。5号橋を越えてしばらく行くとこの五橋が一望出来る千厳山があります。①~⑤までが1号橋から5号橋の大体の位置です。



 視線を少し右にずらすと、天草松島と言われる絶景が広がっています。



 左(西)へ目を向けると雲仙普賢岳が少し違った形で座っています。この橋は五橋の一つではありません。



 宴が終わって帰路につく時、上天草市大矢野町付近で車中から撮った普賢岳の頂上です。渋滞がひどく既に暮色が迫っていました。



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新春アラカルト

2009-01-03 | 生活、食べ物
 平成21年1月3日(土)

 暮れには義母の米寿の祝いをしました。珍しく子どもたちとその家族がほぼ揃い、みんなでお祝いをすることが出来ました。曾孫の5人がめいめい一言スピーチをして義母をうるうるさせました。



 心ばかりの料理でもてなしました。



 元日のおせちは長女一家と義母を交えた7人で賑やかにいただきました。親戚筋から届いた柿の葉寿司やうなぎも食卓に上がりました。



 暮れに菜園から採った野菜類の一部です。東の空に虹が見えました。



 まだ整理がつかない書斎です。既成の書棚に棚と新たに天井までの本箱を設置しました。リフォームのメインは居間ですが機会を見てアップしたいと思っています。



 どんこの母なる有明海です。干潟に陽が沈もうとしていました。花鳥風月、今年もご愛顧のほどお願い申し上げます。

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2009年の夜明け

2009-01-01 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年1月1日(木)

 皆様、明けましておめでとうございます。珍しく雪の元旦を迎えています。どんこの賀状をお届けします。日本も景気回復へジャンプしてほしいという願いを込めています。

 どうにか元気で新しい年を迎えることが出来ました。正月には13年ぶりで里帰りした長女一家4人に連れ合いの義母も加わり、珍しく大人数での正月です。次男の出産に里帰りしていたのですが、13年前の今朝未明に異常を訴え、救急車を呼ぶ暇もなくどんこの運転で隣の大牟田市のM産婦人科で予定よりひと月ほど早く、帝王出産で誕生したのでした。ペンネーム「長州小陸」こと次男はもう中学1年です。今日は誕生祝いもします。
 


 市の東部にある小岱山の中腹から眺めたわが町方面です。丸印がどんこの居住地辺りです。11月下旬の撮影です。かすかに見える有明海の左手の山が長崎県の雲仙普賢岳、右手が長崎、佐賀の両県にまたがる多良岳です。



 大晦日の海の色です。冬景色そのものでした。



 この海岸で越冬しているハマシギ、メダイチドリ、シロチドリたちの群れが飛び交っていました。



 安全を確かめると着地してきます。



 左足のオレンジ、ブルーの標識はここ荒尾海岸で付けられたものです。遠くシベリアやオーストラリアでも観察されているそうです。小さな鳥に大きなエネルギーを感じます。
 皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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