花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

ああ海岸にガレキ(ガンと共に 18)

2017-07-30 | 病気日誌
 平成29年7月30日(日)

 退院して4日目の朝を迎えています。血圧も正常。体温も問題なくだるさもさほど感じません。食欲は普通で家庭料理を楽しんでいます。昨日の朝は海岸を5千歩を歩きました。きょうで第2サイクルが終わり、あすから第3サイクルに入ります。31日(月)は外来の化学療法室で抗がん剤治療があり、この日を含めて5日間ステロイド剤の服用が続きます。31日は1日がかりだからと事前に言われています。

 退院の翌朝、6時前、海岸に出てみました。松林の間から朝日が昇ってきていました。



 薄曇りで淡い太陽です。



 東の小岱山もかすんで見えません。



 福岡県の朝倉市などの豪雨で流されてきた流木などが打ち上げられています。



 ご覧のような惨状です。



 対岸の島原半島、雲仙普賢岳ももやっていて全く見えません。



 手つかずのまま放置されています。





 大きな木の根っこも転んでいました。



 まだ使えそうな木材です。



 ハマゴウの花は健在でした。



 鳥が運んできたのでしょうか。桑の木が生えていました。



 本年度着工が予定されている「荒尾干潟ビジターセンター」(仮称)予定地の旧食肉センター跡地は3月末には更地になっていましたが、まだそのままです。いつ着工されるのでしょうか。このところ諸会合にも出席出来ていないので情報が全く入りません。

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夏は来ぬ(ガンと共に17)

2017-07-27 | 病気日誌
平成29年7月27日(木)

 第2サイクルが終わり、昨日(26日)退院しました。第3サイクル以降は外来通院での治療になります。経過は良好のようなので、暑いさ中ですがしっかり養生してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 病院の夜明け、退院前日です。病院の玄関前にはケヤキやイチョウなどが繁っています。



 この日は薄曇り、淡い太陽が見られました。



 ちょっと院外に足を延ばしてみました。季節の花々です。モミジの翼果です。もうじき赤くなるはずです。別名は赤いヘリコプター。



 薄紫や白のむくげ、ノウゼンカズラ、モミジアオイなどが垣根や空き家の玄関先に咲いていました。 



 土手にはまだアジサイが元気でした。ちょっと変わったアジサイも見られました。(まっちゃんさんからアジサイではなく「ボタンクサギ」だと教えてもおらいました。感謝です。)
 病院に戻りつくと猫がのんびり寝ていました。右下は北駐車場の夕暮れの画像です。



 25日は丑の日。昼食には「ひつまぶし」が出ました。病室のあちこちから「ウオッ!」という声が上がったそうです。





 もう退院なので最後のお礼の手紙を書きました。26日の朝、また栄養士さんがお礼の挨拶に見えました。良く知っている方の娘さんでした。私も心からお礼を申しました。通算46日間の入院生活でしたが病院の先生初めいいスタッフに恵まれ感謝しています。



 久しぶりの家路は暑いの一言。エアコンの部屋は涼しいですが廊下や外に出るとムッとしまします。庭にパイナップルリリーが咲いていました。

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夕陽が沈む・・撮り置きの画像・・(ガンと共に16)

2017-07-24 | 病気日誌
 平成29年7月24日(月)

 ようやく私の治療も第2サイクルが終わりに近づいてきました。再入院してきょう(24日)で21日目です。
 きょうは6月の5日に撮っていた夕陽の写真をアップします。投網をする人がいました。



 こちらでは「とあみ」とは言わずに「投げ網」と言っています。何が獲れたのでしょうか。



 遠く暮れなずむ雲仙普賢岳です。



 月が浮かんでいました。



 防波堤に勢いのいい海辺の植物が生えています。ハマウドでしょうか。



 昔、教え子が中学の卒業俳句で作った「岸壁に根強く張った野菊かな」を想い出しました。この子は集団就職列車で関西の会社に就職していきました。



 間もなく日没です。夕暮れで鳥の姿も見えません!



 夕陽は明日への希望だと幼少の頃から思い続けています。



 こんなに大きな夕陽です。誰でもが「陽はまた昇る」と思いたくなりますよね。



 すっかり日が沈みました。



 夕闇が迫ってきました・・・。停泊している貨物船にも灯りが灯っています。 

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山下博美先生一行来室 (ガンと共に15)

2017-07-21 | 病気日誌
 平成29年7月21日(金)

 先日、立命館アジア太平洋大学・山下博美先生が病院のすぐ東にある熊本県立岱志高校で「荒尾干潟の魅力とみんなの魅力」と題し、1年生全員と先生方を対象に授業をされた後、安尾さんと野鳥の会・Mさんと3人でひょっこり私を見舞ってくださいました。
 荒尾干潟大好きの山下先生はこれまで何回も荒尾干潟においでになり、いろいろとサポートしていただいています。このブログにも度々登場させていただいています。
 去年の6月7日の記事です。ここ

 自称・人畜無害だとおっしゃる安尾さんですが、両手に美人でいつもより鼻の下を長くしていらっしゃる感じでした。山下先生大ファンの安尾さんは「荒尾干潟に舞い降りたマドンナ」だと先生を称しておられます。
 翌15日は県南の八代市で行われた「八代海再生 ラムサール条約登録に向けたワークショップ」『ラムサール条約を学ぶ後援会』の講師としてお話をされるのでこの3人で出かけられました。安尾さんもルンルン運転だったことでしょう。

 山下先生です。荒尾干潟でのマジャク釣りのスナップです。(写真:山下先生提供)



 皆様のお陰でこのところ朝の散歩も快調です。早朝の病院の前庭、まだ外灯が灯っていました。



 有明の月です。



 もう救急車が役目を終えて帰っていくところでした。(カメラがブレてします。)



 市の産業振興課のBさんが長洲町の広報紙に載っていたとラインで写真を送ってくれました。「長洲うみ塾」参加の小学生に私が荒尾干潟を説明しているものでした。町長さん、教育長さんは次代を担う子供の育成にとても熱心です。



 こちらは首都圏で活躍している関島秀樹さんの弟・Tさんが趣味でやっているライブのポスターです。私が上京する際は必ずミニ同窓会を開いてくれます。



 オーストラリアに滞在しいたR子さんが送ってくれた世界遺産の王立展示館です。



 もうそろそろシベリア方面からオーストラリアへ向かう途中に荒尾干潟にオオソリハシシギが立ち寄る頃です。早く見たいなあ・・・。



 こういう夕焼け空が私を待ってくれていることでしょう。

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坂田燦奥の細道版画展 (ガンと共に14)

2017-07-18 | 病気日誌
 平成29年7月18日(火)

 お陰様で体調もかなり安定し、院内散歩も苦にならなくなっています。食欲が今一つなく、体重はこのひと月で5キロ近く減少しましたが至って足取りも軽くなっています。先生は順調に回復傾向に向かっているとおっしゃっています。

 7月1日から荒尾総合文化センターで開催された「坂田燦奥の細道版画展」は楽しみにしていましたが入院したため行けませんでした。ところが文化センターのMさんがお見舞にと本を届けてくださいました。坂田さんは高校、大学の1級先輩です。毎日ページをめくって「奥の細道」の旅を楽しんでいます。
 お兄さんの黎一さんも高校の美術教師をされ、多くの人材を世に送り出されました。退職後も創作の傍ら市の美術協会長としても市内外の美術界を牽引されていましたが、先年病に倒れお亡くなりになりました。奥様と同級生との縁で親しくさせていただいていました。遺作展もここ文化センターで行われましたがその折は観覧することが出来ました。
 皆さんに版画の1枚1枚をお見せ出来ないのが残念です。なお、この版画展は先に熊本県立美術館や東京の松濤美術館でも開催されたとのことです。



 朝の散歩でちょっと玄関先まで出てみました。正面は第一紡績です。



 市民病院通りの西方面。このまま右手の西へ進むと有明海です。



 東手にはメタセコイヤ並木が続いています。



 長崎空港から関西・関東方面へ向かう航空機が上空を過していきました。



 時間が経って飛行機雲がかなり乱れていました。きょうも暑そうです。



 鶏頭の花です。ここで一句といきたいところですが・・・。



 家の敷地内の菜園で採れたトウモロコシです。まずまずの出来で、連れ合いが茹でて持ってきてくれました。
 皆さんのエールに支えられてきょうも前向きにと思っているどんこです。



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病院の周り (ガンと共に 13) 

2017-07-15 | 病気日誌
 平成29年7月15日(土)

 体調がダウン傾向な上にiPhoneの速度は遅くなるしパソコンはつながりにくく、やっと更新が出来ました。
 病室から見える四角い空も夏らしくなりました。
 抗がん剤治療の影響で気分は良くなったり悪くなったりの繰り返しですが、これもまた避けて通れない回復へのプロセスなのだそうです。へこまずに前を向いて過ごしていますのでこれからもどうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。



 北駐車場から眺めました。市長選の争点になった移築問題もこの8月に新市長が移築先を発表するることになっているようです。



 この前見た夕陽の位置が若干南寄りになっていました。  



 夕陽の下の建物は我が母校でもあり勤務したことがある荒尾一中(現・海陽中)です。



 夕陽の場所から屋形山ー岱志高校へとパノラマで撮りました。



 こうしてみると病院の西の森は結構広いです。ひと頃はヤマモモの実を食べにムクドリやヒヨドリの群れが来ていました。



 きのう(14日)の朝の月です。





 荒尾が生んだシンガーソングライター・関島秀樹さん が見舞に来てくれ、新発売のCDまでいただきました。



 病院玄関の傘立てにこんなのがありました。高校時代スリッパが度々なくなるので「水虫・田虫」と書いていたのですが、効き目がなくすぐなくなってしまったことを懐かしく思い出しました。



 末娘が横浜から送ってくれた写真です。流木での飾りです。

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院内七夕 (ガンと共に 12)

2017-07-12 | 病気日誌
平成29年7月12日(水)

ブログ友のポッチ〜さんが予見されたように7日の昼は七夕🎋のご馳走でした。



病院の玄関入口には、院内保育所の園児たちがきれいに飾ってくれました。患者や来院者も短冊を下げることが出来ます。





私も感謝を込めて一筆書きました。



病院の廊下には絵画なども展示してあります。よく行っている喫茶店のマスターの絵もありました。



3、4日と行なわれた抗がん剤点滴です。各5時間ほどかかります。



末娘が休暇を利用して沖縄から送ってくれたハイビスカス🌺です。



オーストラリア滞在中のR子さんから届いたカモメの写真。現地ではシーガルと呼んでいるそうです。日本のユリカモメそっくりです。



昨日(11日)の病院上の駐車場前の畑。ネコジャラシが伸び放題でした。



入院している病室の一角が見えます。 きつい日多いありますが乗り越えていきます。これからもよろしくお願いいたします。

 

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菜園近況・・・一時退院時のスナップ (ガンと共に11)

2017-07-09 | 菜園
 平成29年7月9日(日

 一時退院時の5日間で夫婦二人で撮った菜園の近況です。キウリです。いっぺんになるので、食べきれずにおすそ分けしています。





  ズッキーニです。



 ナス。これも食べきれません。



 ゴーヤ。



 採りたてのナスとトマト。



 ミニトマトも・・・。



 トウモロコシも育っています。



 家の敷地内の遅く植えたスイカ。3個実を付けました。まだ収穫は先です。



 畑のビニールハウスで育ったスイカは全部で5個。もう4個を収穫しました。





 落花生。私の入院で草をとる時間がなく伸びています。



 サツマイモ。連れ合いが植えた前後に恵みの雨が降り、うまく根付きました。
病症ですが痛風の腫れも痛みもほぼ解消し、院内散歩もほぼ出来ています。きょうでステロイド剤治療5日目で最後です。毎回の体温測定、血液検査、体重測定、数日おいての血液検査以外は各種の薬剤服用があります。睡眠障害、便秘、脱毛などの副作用は避けて通れませんが、土曜日も先生は部屋にやってきて「順調です。」と激励して下さいます。力強い全国の皆さんのエールや友人・知人・家族に支えられ明るく養生していくことが出来ます。


話は変わりますが、今日から夏の高校野球熊本県予選大会が始まります。とかくスーパースターや選りすぐった野球留学校ばかりに注目が集まりますが、部員9人と言う過疎校や進学校のために制限された練習時間で精一杯頑張っている高校球児のことも忘れないでほしいものです。大雨警報が出ているので気がかりです。
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シルバーさん 庭木の剪定 (ガンと共に 10)

2017-07-06 | 花・植物・果実
 平成29年7月6日(木)

 知り合いのOさんが班長をしているシルバーさんが他の班も伴って6名で庭木の剪定にやってきました。一時退院した翌日、朝の7時には揃って作業開始です。



左に見える家は老齢の夫婦が相次いで亡くなられ、無人です。こう言う空き家が周辺に7軒もあります。



 盆栽松の芽摘みです。



 こんなにきれいになりました。



 欅も伸び放題でしたが・・・。



 ご覧のようにさっぱりしました。



 紫陽花もすっきり摘んでもらいました。



 樫の木の下の松の新芽摘み。



 お気に入りの懸崖松もすっきりです。一人ですると2週間はかかっていました。



 生い茂っていた垣根や、はみ出ていた柿の枝なども作業してもらいました。





 ニセアカシヤも茂っていました。



 ご覧のようにすっきりしました。



第2サイクルの抗がん剤治療点滴は4日、5日で終わりステロイド剤治療が5日から5日間続きます。経過がいいと言うことで、再来週くらいには退院して外来での化学療法に入る予定です。私はゆっくり入院しておいた方が気楽でいいのですが、今は日常生活をしながら入院時と同じ治療をするようになっているとのこと。
感染症に気をつけながら通院し、回復を目指します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
追記:一晩中、稲光、雷鳴、断続的な豪雨で眠れませんでした。福岡県と隣接している当市も豪雨に見舞われ、市内を流れる菜切川と浦川が警戒水域を突破したと報じられています。今まで災害の少なかった当市ですが心配です。
被害に遭われた地域の皆様、心からお見舞い申し上げます。どうかこれ以上の被害が出ませんように・・・
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久しぶりの海岸散歩 (ガンと共に 9)

2017-07-03 | 荒尾海岸
 平成29年7月3日(月)
一時退院した翌日、久しぶりに海岸を歩いてきました。梅雨空でした。潮は満ちかけていました。(iPhoneの画像です。)



 雲仙普賢岳にも雲がかかっています。



 防波堤の石段にへばりついている根性ハマゴウです。先年、秋篠宮様ご夫妻が荒尾干潟にお見えになった折に、海岸清掃で業者が伐採しようとしたのを私が止めた因縁の植物です。



 今年もきれいな花を咲かせていてくれました。 



 ボールがポツンと置いてありました。流れ着いてきたものでしょう。



 砂鉄です。この砂鉄を利用して荒尾の刀剣工・松永源六郎さん は日本刀を鋳造しています。



 打ち上げられているおびただしい貝殻です。昔はこれを利用して石灰を作っていました。



 潮が満ちてくる時には茶色っぽい泡が一緒に流れてくるので、満ち潮か引き潮かの区別が子ども心にも分かっていました。この泡を子どもの頃は「ガンブツ」と呼んでいました。



 防波堤のコンクリートブロックを市の北部の大島海岸の防波堤工事現場へダンプカーが運んでいました。



 潮がかなり満ちてきました。往復約4,000歩の散歩でした。



 もう7月です。このスイカは畑のびビニールハウスで育ったものです。チョロ2たちへも分けてあげました。
 前回の記事で一時退院ごの様子を報告しました。足の痛みは幾分和らぎました。どうにか杖なしでゆっくりとは歩行できるようになりました。
 きょう(3日)から再入院です。皆さんの励みを糧にまたしっかりと入院生活を送り、回復を目指します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。皆さんのエールが励みなので敢えてコメント欄は閉じていません。

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