花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

猛暑日続く荒尾干潟

2016-08-30 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年8月30日(火)

 まもなく9月が来るというのにいつまで続く猛暑日ぞ!と言った日々でしたが、やっと28日(日)には本降りに恵まれました。この写真は8月23日の撮影です。
 向こうは福岡県との県境、四ツ山が見えます。遠くの山なみは佐賀の背振山脈です。



 干潮で広がる向こうには雲仙普賢岳が美しい姿を見せています。



 東に目を向けると飛行機雲が流れていました。雲の流れにも優美です。



 この日は浜辺にはその後も手つかずの流木や瓦礫がそのまま暑い日にさらされていました。



 重機の影もありませんでした。



 満潮時にもいつもはもう姿を見せるはずの秋の渡り鳥たちの姿も全くありません。



 この流木撤去は26日からと作業中の人が教えてくれました。25日の新聞に、県が有明海流木対策費として1億2,500万円を一般会計補正予算予算を専決処分にした、と報道されていました。(近々きれいになった海岸風景をお届けします。)



 南の方角です。風に雲もなびいています。



 西日の射す多良岳です。



 晩夏の雲三景です。【コメント欄はお休みです。お越しいただき、ありがとうござました。】





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マジャク(アナジャコ)試食会

2016-08-27 | 郷土 荒尾
 平成28年8月27日(土)

 「マジャク試食会」案内のメールを市環境保全課のNさんから貰ったので、“こりゃいろんなマジャク料理が食べられるとばい”と喜び勇んで出かけたら、何と調理実習を兼ねての試食会でした。安尾さんも「出来あいばすぐに食わるっと思うて、楽しみに来た。」と思いは同じでした(笑)。



 定員は20名でしたがそれを超える参加者でした。マジャク料理のレパートリーを拡大し、もっとマジャクの魅力を内外に広めようとの目的です。地元の食生活改善推進員の3名の方が協力してくれました。
 実習する料理は地元特産のマジャク(アナジャコ)を使った①パエリア ②マジャドッグ ③酢の物 ④マジャクカレーの4種類です。



 先ず、「パエリア」。材料です。レシピは大ざっぱに紹介します。足りないところは想像でお楽しみ下さい。



 マジャクは洗って余分な箇所を取り除きます。





 きれいになりました。



 フライパンでタマネギを炒め、鶏肉も炒め、パブリカ、ピーマンで彩りを添え、アサリ、むき身のマジャクを投入、塩、胡椒、アサリが開くまでふたをして炒めます。



 はい、出来上がり!



 次はマジャクを使ったホットドッグです。これはひとり1個を食べられました。



 天ぷらにしたマジャクを野菜とサンドします。子どもにたちにも喜ばれそうです。



 酢の物。「お酒の肴にもなるばい。」と好評でした。



 最後はマジャクを使ったカレーライス。天ぷらにしたマジャクを丸ごと添えます。甘辛、辛口、荒尾梨カレー(中辛)の3種類を作りました。
 


 さあ、いよいよ試食会!調理する楽しみもありますが、やはり食べるのは最高です。地元の荒尾・岱志高校の生徒さん、家庭科の先生、理数科のM先生も参加していました。



 和気藹々のうちの試食会が進み、最後はアンケートを書いて、締めくくりの挨拶があり終了しました。また次回も計画されているようです。会場はグリーンランド近くの市の施設「みどり蒼生館」でした。



あす28日(日)荒尾出身のシンガソングライター・関島秀樹の“熊本地震復興応援《誓春》コンサート”が荒尾総合文化センターで行われます。もちろん私も出かけます。どうぞお出かけください。

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たまに行くなら こぎゃん店ばい

2016-08-24 | 生活、食べ物
 平成28年8月24日(水)

 関東、北海道などは台風で大雨に見舞われたというのに、こちらは毎日毎日晴れ渡り、一滴の雨も落ちてはきません。こういう猛暑の中、知人と暑気払いにと菊池市雪野にある「森の味処 なかむら」へ行ってきました。お店のパンフレットです。



 駐車場の片隅には薪が積んでありました。冬場は薪ストーブを焚くのでしょう。



 縁結びの木が鎮座していました。いや満座かな・・・。



 屋根にはスプリンクラーが設置してあり、水滴が屋根を伝って流れ落ちていました。ひんやりとした感じです。



 入口も風情があります。



 立ち止まって左側を見ました。思わずおう~と声を挙げたくなる光景です。



 お店の中です。客は私たち以外にはまだ誰もいません。







 やはり薪ストーブがありました。冬季には活動することでしょう。



 私たちは「なめこだご汁定食」(1,800円)をいただきました。



 この地鶏焼きも付いてきます。そのうち予約の客が来たりして店も賑わってきました。エアコンはなく扇風機のみでしたが、スプリンクラーの雨だれで涼感も楽しめました。



 熊本では語尾に「~ばい」を付けます。「~だよ」と言う意味です。

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区の盆踊り

2016-08-21 | 郷土 荒尾
 平成28年8月21日(日)

 8月14日の夜、区の公民館広場で盆踊りがありました。



 広場には結構人が集まっていました。
 


 ゴム風船すくいなどもあります。



 「炭坑節」「荒尾音頭」などの曲に合わせて踊りの輪が出来ます。



 以前は子供会があって踊りの中心は子どもたちでしたが、今は子供会も解散してなくなっています。





 公民館には集まった人に配られる参加賞がずらり並んでいます。



 ラムネ飲み競争。



 親たちが声援を送っています。



 最後に抽選会があります。自転車、電子レンジ、扇風機など豪華賞品でした。残念ながら私は当たりませんでした。知り合いのTさんの息子さんが自転車を当て、「来年も盆踊りには参加したいですね。」とご機嫌でした。
 【お知らせ:きょう(21日)0時15分・「NHKのど自慢」は荒尾市からの生放送です。知人が“帰らんちゃよか”を唄います。お時間のあるお方は是非ご覧下さい。】

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猛暑日を歩く

2016-08-18 | 風景
 平成28年8月18日(木)

 いつにない暑い暑い夏。35度以上の猛暑日が続く界隈をカメラ片手に歩くのも避暑のひとつでしょうか。真っ青な空に白い雲。8月6日、この日は広島原爆忌でした。



 カメラを構えていたら通りかかったご婦人から「何を写しておられるのですか?」と聞かれたので「雲です。」と返事しました。「雲ですか!?」と怪訝そうに歩いていかれました。



 ワニが大きな鳥を飲み込むようには見えませんか?



 人家越しの雲仙普賢岳です。



 トキワススキが揺れていました。



 長洲町の造船所が遠望できます。稲は地震の影響もなく順調に育っています。





 東側の荒尾警察署上空には変な雲がかかっていて、北側は真っ黒、そちらは夕立かも知れません。



 翌7日の海岸。以下iPhoneでの撮影です。多良岳上空は快晴。全く雨の気配はありません。



 遠く佐賀の背振山脈が見えます。まだ渡り鳥の姿は見られません。



 雲仙普賢岳上空。長崎原爆忌を2日後に控えていました。



 松林の上の雲には少しばかり秋の気配が感じられます。

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まだ漂着する瓦礫・・・荒尾海岸

2016-08-15 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年8月15日(月)

 先に瓦礫が重機によって撤去されているという記事をアップしましたが、その後もまた海を漂流していた瓦礫が次々と海岸に漂着しています。
 瓦礫撤去の対応についての問い合わせに対し、「熊本県は、建設業協会と災害支援協定を結んでおり、今回、荒尾海岸に大規模な流木の漂着があったため、その協定に基づき、県が、建設業協会に撤去を依頼したもの。実際の作業については、協会の会員である地元の業者により、作業を行っている。」と言う行政からの返事をいただきました。その都度撤去作業が行われているのはありがたいことです。



 ここ荒尾海岸の南端でも再度撤去作業が行われていました。



 瓦礫はダンプによって旧競馬場跡へ運ばれています。瓦礫の処理については未定だそうです。



 荒尾海岸の北より、増永海岸です。このように満潮時になるとまた漂着してきます。







 わずかな砂浜も瓦礫の山です。この砂浜は満潮時、渡り鳥たちの格好の休息場です。



 ここは重機も1回は入ったようですが、撮影時は、まだ手つかずの状態です。 





 干潮時にはご覧のようになります。





 秋の渡り鳥たちはまだほとんど姿を見せていません。渡り鳥の代わりにサイクリングの人でしょうか、裸で寝転んでいました。8月6日の画像です。



 盆を過ぎると例年なら秋の渡り鳥たちの姿がいっぱい見られる場所です。



 間もなくこのように大、ダイゼン、キョウジョシギたちがシベリア方面から渡ってくるはずです。それまでに撤去されればいいですが・・・。8月28日(日)の7時半から荒尾海岸の市民ぐるみの清掃作業行われます。もちろん、野鳥の会も参加します。

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長洲ふるさと塾・・・熊本県長洲町

2016-08-12 | 鳥・昆虫・生き物
 平成28年8月12日(金)

 お隣の長洲町教育委員会は長期休暇を利用して学童の学習会を意欲的に実践されています。今年の夏は『長洲ふるさと塾』と称して6日間開かれました。1日と2日の両日、依頼を受けて野鳥の会のKさんと一緒に出かけました。



 会場は長洲港に面したその名もぴったりの「磯の館」です。中逸町長さん自身がこういう施設の活用を意欲的に推進されているとのこと。昨年末には同じ場所で「長洲うみ塾」が開かれ、その時もお邪魔しました。藤井学校教育課長さん、松林課長補佐さん、また木下教育委員さんなど極めて熱心に指導に当たっておられます。



 先ず、私がパワーポイントを使って「水辺の鳥たちはなにを食べているかⅡ」をお話ししました。次に長洲町在住の野鳥の会・迦統(かとう)さんが「長洲町周辺で見られる鳥たち」についてお話をしました。



 次に歩いてすぐ近くの港の防波堤から野鳥を観察しました。ハマシギが20羽程度のほかダイサギ、アオサギ、コサギなどが観察できました。双眼鏡30基は荒尾市環境保全課の好意で貸し出され、「荒尾干潟のいきものハンドブック」(小冊子)も無償でいただきました。





 中逸町長さんも激励に見えられ、町の魚・金魚をあしらった栞(しおり)を子どもたちにプレゼントされました。



 2日目は朝から先ず荒尾干潟へマイクロバスで出かけました。看板の前で簡単に荒尾干潟の説明をいたしました。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 この時期、まだ秋の渡りの鳥影はありませんでした。ダイサギが水辺にいた程度です。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 階段に根付いている「根性ハマゴウ」です。去年、秋篠宮・同妃殿下がお見えになる直前、清掃中の業者にこのハマゴウは絶対伐採しないようにとと懇願したために生き延びています。ちょうど薄紫の花を咲かせていました。種は漢方薬の原料になるそうです。



 次にまた長洲町に戻り「金魚の郷(さと)」近くで観察しました。声はすれども姿は見えずの状態でした。新塘橋という石橋です。



 荒尾の浦川は「磯の館」近くの漁港とこの新塘に分岐して流れ、有明海へと注いでいます。ここではカルガモなどが観察できました。



 最後に大堤池に行ってきました。冬にはクロツラヘラサギやヘラサギ、カモ類がいっぱい見られますが、夏はさすがにいません。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 ご覧のような鳥が2日間で見られました。写真はありませんが、この他バン、アマサギ、コサギ、チュウサギなども見ることが出来、子どもたちも大喜びでした。



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賀庭寺(がていじ)<熊本県荒尾市>散策

2016-08-09 | 郷土 荒尾
 平成28年8月9日(火)

 荒尾市民にもあまり知られていない賀庭寺に久しぶりに行ってきました。その昔、「広大な寺域に7堂伽藍を備え、薬師三尊と十二神将が安置され、各地から集まった学僧や修験者が44もの坊舎で学んだといわれています。」と言われている所です。



 すぐそばを小さな硯川が流れていて、これまた名もない小さな石橋が架かっています。



 正門のそばには「熊本県指定重要文化財」の標柱が立っています。



 地蔵菩薩が出迎えてくれます。



 境内は他に人もなく深閑としています。



 色々な古塔群をしばご覧ください。 











 表に回ると南向きに猿田彦碑が建っています。説明版も分かりやすいですが子どもたちのためにふりがなも欲しいものです。
 


 こちらは宝篋印塔、手前に花も供えてありました。



 薬師堂は老朽化していましたが、最近、地元の建設業者が無償で修理、寄進しました。



 薬師堂内の新しい掲示版です。



 その昔、壮大な敷地だったという面影はありませんが古塔群がわずかにその片鱗を伺わせています。

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小岱山道から新玉名駅まで

2016-08-06 | 風景
 平成28年8月6日(土)

 荒尾で一番高い山・小岱山(しょうだいさん)の中腹に通っている山道をドライブしました。峠で小休止、お隣の長洲町の造船所が左手に見えます。



 市の中央部は右手です。荒尾干潟は右端から左端へと広がっています。猛暑日が続いていてモヤがかかって、視界がすっきりしません。



 中腹にある蓮華院を通り過ぎて、蓮華院取り付け道路とは違う玉名への細い山道を下ります。昼なお暗き山道です。





 大きな石も苔が生(む)しています。



 視界がひらけてぽっかりと入道雲が見えました。



 新玉名駅に着きました。



 出入り口です。



 改札口にも人影がありません。ホームの無人化が地元の反対を押し切って全国の新幹線駅で初めて強行されました。



 駐車場が無料のために、いつ行っても満車の状態です。満車の状況は佐賀空港の駐車場に似ています。





 駅の周辺は田んぼでしたが、電器量販店やホームセンターなどが出来ています。



 ちょっと立ち寄った市の施設に懐かしい映画看板が掲示してありました。雨が待ち遠しい昨今です。

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荒尾マジャク釣り大会

2016-08-03 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年8月3日(水)

 市内外から1000人の応募があったマジャク釣り大会が7月30日(土)に荒尾漁協沖で行われました。漁港前にはかき氷、土産ものを販売するテントもありました。



 お隣の福岡県の民放が生放送で中継するとのことです。ちなみに当市は福岡県ののテレビ放送が全局受信できます。



 誰かが「マジャクより人間が多かごたる」(・・・多いようだ。)と笑っていました。



 テレビの生中継です。



 手前の穴は前日の漁の跡です。



 鍬で20㎝弱掘るとマジャクの穴が見えてきます。この穴を広げる作業を「かまたて」と言い、上手下手で釣り上げる量も違ってきます。
その穴に筆を差し入れると、マジャクが外敵が来たと勘違いして筆を押し上げてきます。爪を上手につかみ、引き上げる漁法です。



 参加料一人500円。小学生未満は無料。みんな必死です。



 お兄ちゃんたちは「かまたて」中、あたしはオヤツでーしゅ。



 無数の巣穴に筆をいっぱい差し込み、マジャクが押し上げてくるのを待ちます。



 釣りの様子。釣っているのは地元漁協のインストラクター。分散して助言、指導に当たっています。



 釣れたどぅ~!兄妹の嬉しそうな顔。



 天ぷら、肩揚げ、塩ゆで等いろいろあります。



 左下、「かまたて」をしているのは地元のベテラン。



 漁協前でのおもてなし。私はカレー味をいただきました。旨か~!



 8月のポストカード。庭先のケチョウセンアサガオです。酷暑の折、皆様、ご自愛下さい。

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