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コスタリカ再訪(73) Hotel Las Brumas (霧のホテル)を目指す 

2016-05-10 19:33:43 | コスタリカ
  Cartago の町に入る。1574年から1824年まで首都だった町である。Cartago については、「コスタリカの州-カルタゴ」をご覧いただきたい。
 町に入ったときには、日は暮れかけていた。先を急がなければならない。この日の宿泊は義兄に紹介してもらった Hotel Las Brumas (「霧、もや」の意)である。カルタゴの町の北のほうにある。翌日は、Volcán Irazú(イラス火山)を訪れる予定なので、なるべく近いところに泊まろうというわけだ。ホームページを見ると立派そうだが、町外れのホテルなので、普通のホテルである。予約は取っていないが、何とかなりそうである。
 カルタゴの町の真ん中にはコスタリカのカトリック教会の総本山とでもいうべき Basílica (大聖堂)がある。ここから北のほうに行けばいいのだが、ホテルの正確な位置はわからない。大聖堂の北側に出て、イラス火山へと続く道に出る。まだ町の中心に近いので、飲食店や店が多い。バーのような店があったので、ここで聞いてみることにした。
 ラッキーなことに、店の中にいたお兄さんが親切な人で、スマホに Waze というアプリをダウンロードするように教えてくれた。スマホは初心者だし、Waze についても初耳だった。Waze は Ways ということだろう。すんなりダウンロードでき、早速、道を調べてみた。これで何とか行けそうである。
  
【Hotel Las Brumas のホームページより】
 ところが、アプリの操作方法がまだよくわからない。町外れに出ると、上り坂になる。このまま登っていけば見つかるだろう。しかし、ホテルは坂を登り始めてすぐ右側にあるのだが、つい行き過ぎてしまった。そのうち、家も少なくなったが、まだ登り続ける。そのうち霧が出てきた。標高が高いので、このあたりは霧が出やすい。かなり登ったところにホテルの標識があったので、行ってみた。目指すホテルではなかったが、山の中腹の閑静なホテルだったので、泊まろうと思ったが、あいにく満室だった。さらに坂を上ると、たまたま人がいたので、聞いてみると、もうこの先にはホテルがないというので、今来た道を町へ向かって降りる。女房どのもアプリの使い方がわかってきたようで、何とか目指すホテルに到着したのであった。ホテルの名前とは裏腹に、もう霧は晴れていた。

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