ドンドンこにしの備忘録

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「靖国への帰還」 内田 康夫 読了!

2011年07月14日 00時24分04秒 | 作家 あ行
靖国への帰還 (講談社ノベルス) 内田 康夫 2011.7.13読了。


●勝手に採点(10点満点) 6点


●超おおざっぱなあらすじ

昭和20年5月、武者中尉は夜間戦闘機「月光」に乗り込み、B29と交戦、負傷し厚木基地に帰還するはずが…。現代の厚木基地にタイムスリップしてしまった。


●読後の簡単な感想

靖国問題を扱っている。

でも、ぜんぜん退屈にもならず、ストーリーに引き込まれた。

「覚悟」と「責任」。

また出てきたよ。今の日本にかけているもの。

いつまでたっても「靖国問題」で右往左往する日本の政治家らに、 他国の顔色ばかり気にしていないで、まずは、戦死者に敬意を表すべきだと思うぞ。

「死んだら靖国で会おう」、国を守るため死んでいった兵士の心の拠りどころだった靖国神社。覚悟は決めていたとしても誰しも死にたくはないものだ。だからこそ、その死によって自分たちが生かされていることに、日ごろから感謝すべきではないだろうか。

靖国神社に行こうが行かなかろうが、それはどうでもよいことだと思う。

この本を読んでそう思った。

最初と最後のタイムスリップが、ちょっと都合よすぎる。先が読めちゃうしね。


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