ドンドンこにしの備忘録

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「幽霊列車」 赤川次郎 読了!

2018年09月04日 19時33分04秒 | 作家 あ行
新装版 幽霊列車 (文春文庫) 2018.9.4読了。
赤川 次郎 (著)

山間の温泉町へ向う列車から、8人の乗客が蒸発してしまった。前代未聞の難事件に取り組んだ中年警部・宇野は、聞き込みの先々で推理マニアの女子大生・永井夕子と鉢合わせ。二人はいつしか名コンビとなるが…。オール讀物推理小説新人賞を受賞した表題作を収める、記念すべき「幽霊」シリーズ第一弾!



何十年ぶりかの再読です。
赤川さんをまた読み出して、なんならとデビュー作の「幽霊列車」も読み直してみたくなり。
「幽霊列車」「裏切られた誘拐」「凍りついた太陽」「ところにより、雨」「善人村の村祭」の5編を収録。
「幽霊列車」をはじめなんでかしらないけど、全部のトリックを憶えており、まっ、その辺は残念だったけど、それでも面白く読めてしますのが赤川作品のいいところ。
楽しい読み物にトリックを一つ用意して、軽めに仕上げたスリラー。このスタイルこの頃から健在ですね。
赤川さんの作品は簡単にポンと物語世界に没入できるんで、仕事の待ちとか通勤電車の中なんかに最適です。…6点。


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