ドンドンこにしの備忘録

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「ストロベリーナイト」 誉田哲也読了!

2016年01月15日 13時47分02秒 | 作家 は行
ストロベリーナイト (光文社文庫) 2016.1.14読了。
誉田 哲也 (著)

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。



このところ、女性を主人公とした警察ものを探して読んでいる。
ので、誉田さんとストロベリーナイトシリーズ初読みです。

どっからか、いいとこ取りしてきたような印象。
いきなりのグロい猟奇的な殺人事件や、
主人公に暗い過去とか、刑事になりたいと思った理由とか、
性同一性障害や多重人格などの精神疾患とか
敵対する刑事との確執などなど、どっかで読んだことがあるような。
しかも、わかりやすい真犯人。

また、詰め込みすぎなのか、じっくりと主人公を描けていない。
人物像が薄っぺらく、警部補としての重みがないし、
事件の解決は思いつきに頼る。なんか、リアル感がない。キレがない。
女刑事を主人公に書くには女性の作家さんの方が、
うまく描けるのかもしれないなぁ。

ドラマのような軽いストーリー展開と、
脇役のキャラが良いので、まあ読めた。…5点


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