今日はオークスの追い切り。 ハープスターは無事にまずまずのタイムで終えた模様。
牝馬にとっての2400mはやはり生半可ではない。 出走できる17頭中、マイルまでの経験しかないのは、ヌーヴォレコルト、フォーエバーモア、マーブルカテドラル、そしてハープスターの4頭だけ。 有力馬ばかりだね。 逆に2000m以上を経験しているのは、9頭と過半数いる。 マイルまでの馬たちは、母の血からするとやや距離? という感じかな。 ただ3才春の時点では絶対能力がそれを制してしまう例も多い。 ジェンティルドンナだって、オークスの時は唯一の不安点が距離だった。 それが桜花賞からは信じられないような大楽勝。 その後のJC連覇もあって、今ではむしろ府中の2400mが得意な馬になってしまった。
オークスでなくダービー参戦を決めたレッドリヴェールも小さな馬だけど、今回のメンバーは割と小柄な馬が多いね。 何しろディープ産駒のハープスターが、ロブロイ産駒バウンスシャッセ、パシフィックギャルに続いて、3番目に大きいのだから。 そういえば抽選組は別にして、ディープ産駒はハープスター1頭。 一口オーナーも、ペーパーオーナーも、当たりの確率は厳しいね。
先週のレースからも芝の特性が明らかになっている。 つまり前有利、内を通った馬有利、ということ。 ハープスターにとっては最悪の形だが、私はそんなに心配していない。 今週の競馬で土日芝のレースも結構あるわけで、常識的に考えて先週よりは外差しの決まる可能性は増す筈。 むしろ先週のイメージで通常より前目のレースをする馬が増えれば、自然と追い込み易くなるのが道理。 今回はシンガリでなく、ソコソコに付けるような見方も出ているけど、そりゃスタートうまく出て、12番手前後というのもなくはないが、やはり無理せず最後方、またはブービーという形になるのでは。 ただクリスマス、サングレアル、マジックタイムと追い込みに徹しそうな馬もいるから、どうなるかな。
府中2戦2勝のフォーエバーモア、マーブルカテドラルは当然注目だが、共に前述したようにマイルまでの経験。 血統的にはベッラレジーナ、マイネオーラムあたりが面白いし、穴っぽいのはノリが乗るマジックタイムの一発だろうね。
明日の出馬で、抽選組のアドマイヤシーマ、レーヴデトワールの合否も気にはなる。 デトワールは桜好戦だし、シーマの脚も本物っぽいよ。
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