新潟記念・カラテ気合い一本!

 新潟記念はカラテの完勝だった。10番人気か。一流血統馬とはいえないから、やや地味な感じはあるけど、まあ遅咲きの馬と位置づけるべきか。菅原明の思い入れも相変わらず熱かったね。道中の人馬一体感は感動的だ(笑)。実績馬ユーキャンが2着で、唯一の3才馬フェーンが3着。難解なレースではあった。カイザーバローズは掛かったというか制御できないというか、まあみっともないレースだった。

　小倉2歳Sはロンドンプランがオッタマゲーのゴボウ抜き。直前での蹄鉄打ち替え、その影響もあったか結構な出遅れ。初戦は余裕あっての勝ちか、今日は-10で馬体は良くなっていたのかな。とにかく弾力というか反発力がハンパないね。メンバーもそんなに強くはないけど、明らかに段違いの脚だった。私が期待したゴールデンウィンドは見せ場タップリだったが、終わってみれば5着と残念。芝がダメでないのは証明できたと思うが、やはりダートの方が可能性はあるのかな。　ロンドンの強さだけが残ったレースだけど、この日同じ千二で、メインより速いタイムで圧勝した馬がいたことは付記しておきたい。ペースセッティング。坂井が後ろを振り向くくらいの余裕で、2歳Sを上回った。実は福島の新馬を勝って、小倉2歳Sへというアウトラインだったのだが、初戦まさかの取りこぼし。出遅れて皇成が焦ってムダな形のアタマ差負け。痛恨。この日のレースを見ても能力は重賞級。皇成のおかげで大損だよな。まあ済んだことは仕方ない。ペースセッティングの凄さはアピールできたと思うので、今後の展望は広がった。血統はスプリンターでも千四は問題なさそうだし、欲を云えばマイルまで試してほしい。次走どうするかだね。
　新潟新馬のテンカノギジンは強かったな。スタートから決していいリズムで走ったわけではなく、正直4角手前では掲示板ギリギリか、と思っていたが、内目を一気に差を詰め、あとも相手の脚を計りながら押し切った。負荷が掛かっての勝利で、底力ありという感じ。
　聖奈は量産態勢だな。行っても差してもいいリズムで。全国リーディング20位が見えてきた。菜七子は眠れぬ日々を過ごしているかも。仕方ないことだが、一騎手として心身リセットしてほしい。前に進むしかないんだから。
　さあ秋競馬。2場開催で打ち込めるか。私は1週延ばしたチャンスザローゼスの走りを楽しみにしたい。てかエライ負荷掛けて調教し過ぎちゃうか(笑)。川田が乗ってくれるんだろうな。とにかく勝ちたい。仲間内でドラ1だもんでね(笑)。