ミルコさすがG1ハンターの凄味!

大阪杯。ミルコはやっぱりG1ハンターだな。土曜も乗れてなかったし、日曜も大阪杯を迎えるまでは結果を出せなかった。それでもあの向う正の仕掛けはどうだ。本人も人気を裏切るレース続きで、普通なら迷いというか消極的になりがちな筈。ドバイでレイデオロがスローペースにやられたが、ルメはダービーの時のように早目に動けなかったのか、などと思った人もいただろう。そして大阪杯でミルコが彷彿させるような早目の13頭抜き。私もスワーヴに関してはこの枠でミルコがどう乗る?と見ていたが、完全にお手上げだ。　期待したミッキースワローはスタートダッシュがね。ノリも誤算と云ってるようだが、1枠から中団の内につけて脚をためる目算が崩れてしまった。それでも脚は使っているし、このメンバーでも通用する片鱗は見せたと思う。ペルシアンはやっぱり走ったね。私は〇対抗に抜擢したが、当然ペルシアン軸という手も結構考えた。最終的には土曜の午後になってミッキー本命、ペルシアン対抗という結論に。ペルシアンが6人気ならおいしいとは云えた。　サトノダイヤモンドは少々間の悪いレースになったのもあるが、全体に馬の張りというか反発力が足りない。勝って下さいのフォア賞を負けた時点でもうパワーダウンの兆候があったのでは。　あとトリオンフは結果は完敗でも、今回は拙いレース。決して見限れないと思うよ。タートルボウル産駒だから二千までしか経験してないけど、長い距離を試すのも選択肢に入ってくるのでは。　あとゴールドアクターの大差殿は寂しいね。
　さてクラシック開幕だ。ポテンシャルの高そうな馬が多くて楽しみだね。人気は当然ラッキーライラックに集中するが、私は多分本命にはしない。私が本命にしなくたって、世の中にはなんの影響もないが、買いたいような光る馬が何頭かいるので、終ってみたら「やっぱりオルフェの仔はこわいなァ」というシーンもないでは。　現時点で魅力があるのは、アーモンドアイとプリモシーン。共に桜戴冠の資格はありそう。もっと大きく振ればレッドサクヤあたりか。今年は抽選組も能力高いので、3頭共出してやりたいな。　皐月賞はなんと満枠割れの登録。すでに青葉賞へ気合いの入っている馬も多いということか。