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迷える古羊、どこへ行く/iPS細胞予算

2020-05-06 09:36:12 | 日記

●12月10日(火)
*WADA(世界反ドーピング機構)は、ロシアが組織的なドーピング検査不正を行ったと認定した。ロシアは選手の検査データを大量に改竄(ざん)したというのだから、これはもうかなり悪質だ。

WADAは、ロシアが今後4年間、東京オリ・パラを含む国際大会に参加することを禁止するとの処分を決定した。ドーピング検査不正に“無罪”だった選手については、個人の資格でオリ・パラへの参加が認められるという。

このWADAの決定にプーチンが猛反発、スポーツ仲裁委員会に提訴すると噛みついて、
「オリンピック憲章は、国旗の下(国として)オリンピックに出場することを認めていて、WADAの決定はこれと矛盾する。我々は裁判に訴える十分な根拠がある」とホザいたそうだ。

まあ、呆れるとしか言いようがない。恥ずかしくないのかな。

ロシアのドーピング検査機関が行った検査データの中の何百という数のデータを、ロシア当局が、不正の事実を隠蔽するために改竄したということが明らかにされたわけで、そもそも、そんなこと自体絶対に許されることではなく、WADAの決定は当然中の当然である。
プーチンが文句を言う筋合いは全くない。

確か、以前からロシアのドーピング不正問題って何度か話題になっていたよね。

プーチンはオリンピック憲章がどうのこうの言ったが、オリンピック憲章には、スポーツマンシップに則(のっと)って正々堂々と競技することが謳(うた)われているのであって、不正をしても良いなどとはどこにも書かれていないはずである。
オリンピック憲章に悖(もと)る恥ずべき不正を大々的に行っておいて、それでもオリンピック憲章を引き合いに出すプーチンの精神構造は全く理解できない。

不正行為をしておきながら不正だったと素直に認めないのは、破廉恥(はれんち)の極みだ。

*足と背中の重り、全部で14キロ。45分歩いて、榎町のスーパー。
食塩入りの冷凍アボカド。本当は塩分なしの方が良いと思うけど、食塩が入っていると、アボカドが茶色く変質しないような気がするので。

高田馬場に戻る。麻雀のYさんとばったり。
最近見つけて美味しかったので2~3回買っていた甘エビの唐揚げは今日はなかった。
殻ごと食べられる安いエビってあまりない。桜えびは着色料が入っているし、試しに買ってみたスリランカの干しエビは目の玉が飛び出るほど塩辛いし。スリランカのエビがなくなったら、前に買ったタイの干しエビをまた買おうと思っているけど、スリランカの干しエビが全然減らない。ところで、どうして殻付きのエビを食べるようになったか、思い出せない。

Yさんと話していたら菊芋の話が出た。体に良いみたいなので、あれば買ってみようと思っていたけどもどこにも売ってないと言うと、小滝橋交差点近くのあるお店で売ってるわよと言われ、案内されて一緒に行ってみた。
関東各地から直接送られる農産物を売っている店。菊芋って一見生姜みたいですね。試しに一袋買ってみた。菊芋は海草と同様、水溶性食物繊維が多いようだ。偶然Yさんに会えたお陰で手に入れることが出来た。

Yさんと別れて、パン他を買って帰宅。

階段なし。ジャンプ300回。

*今年の出生者数が90万人を割って87万人くらいになりそうだとの推計が出たそうだ。統計を取り始めてから120年、年間の出生者数が90万人を割るのは初めてで、政府の90万人割れ予測の2021年よりも2年早くなるという。

そんな筈はない。何かの間違いだ。

政府がそんないい加減な予測を出すわけがない。「2021年」ははっきりと根拠のあるデータに基づいて出されたものであり、信用のできるものだ。まさか国民に嘘をつくつもりなど微塵たりともあった筈はない。
そもそも、新アベノミクスの第二の矢は「希望出生率1.8の実現」であり、実際の1.42よりずっと高い目標を立てている。アベは少子化対策には待機児童ゼロ目標など並々ならぬ努力を注いできた。
そう簡単に90万人を割るわけがない。90万人割れは2021年よりずっと後になっても良いくらいだ。
しかも、ここ数年の減少率は3%前後、減少人数は3万人前後であったし、それに新アベノミクスでアベが必死になって出生者を増やそうと力を尽くしているわけだから、まさか一気に4.5~5万人も減るわけがない。

絶対に何かの間違いだ。

逆にもし今年90万人割れするという推計が本当にそうなったとしたら、誰かが嘘を言ったことになり、アベをはじめ政府の怠慢のせいだ。
いかにいい加減な仕事をしているか、ということになる。

●12月11日(水)
*ラグビーW杯日本チームがパレード。
“あの人”に対してあっちこっちから「笑って~」「笑って~」。何だかなあ。笑わせてどうするのよ。何の意味があるのよ。詰まらないことを言うなあ。
「有り難う」とか「お疲れ様」だろ。

*ノーベル化学賞授賞式が済んだばかりで、今、何かと話題になっている吉野彰さんだが、同じように有名人となったのが2012年にiPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授だ。
その山中さんが、今また、別の意味で注目されている。

「もう国の金は出さない、という意見が入ってきたのも事実であります」
「いきなりゼロというのは、それが本当だとしたら相当理不尽だなと」

国は、iPS細胞による再生医療で日本が世界をリード出来るようにするため、その再生医療への応用・実用化に向けた研究に、2023年までの10年間に1100億円という財政面で支援することを決定していた。

山中教授が関わってきたのが、自らが所属する京都大学iPS細胞研究所が作成した高品質のiPS細胞を、他の大学・研究機関・企業に供給し、国全体が一丸となって研究を進める“ストック事業”という分野。
「企業が作ったら何千万円もかかる細胞を、私たちは10万円で提供しております」
「公的な支援の入った形で、良いiPS細胞を、それぞれの患者さんにとって最適なiPS細胞を提供するという事業は、是非続けていきたいと思っております」

山中教授はこのiPS細胞のストック事業は、今後のiPS細胞研究の実用化に向けた基盤となると考えていて、これまで国から毎年10億円余りの支援があったという。

しかし今年の夏、山中教授は内閣官房の人間から、「国からの支援の一部(ストック事業)については、来年度からは予算はつけない可能性がある」というようなことを言われたらしい。

「私たちは、10年は継続されるという見込みでこれまで活動してきました。透明性の高い議論で決定していただけたら私たちも納得いたしますが、公開の場所の議論と別のところで何か話が決まってしまうと、非常に理由もよく分からない」

何のちゃんとした議論もないままに、しかもこっそりと役人が教授と会って「もう少し続ける約束になっていたけど、もう援助は止めたい。了解してくれ」と言ってきた、ということだ。

先週、竹本科学技術相「結論的にはですね、iPSストック事業を含みますiPS細胞研究所への支援については、引き続ききちっと当初の予定通りやることになりました」

巨額の財政赤字だとか、高齢化社会で膨張する医療・福祉費だとかで、科学技術研究支援の予算はただでさえ少ない。
そこへもってきて、やれゲノム編集だ、やれ遺伝子治療だ、やれ何々だと、次から次へと新しい技術革新が起こって、新しい注目分野、“話題の人”、スターも出てくる。
あっちにも予算を回さなければならないし、こっちにも予算を、ともう目一杯の状態になってしまっては、たとえ前に約束した予算であっても何とかして削らなくてはならない、というのが現状のようである。

かつてのスターは切り捨てるつもりだったが、山中さんは国民には非常に人気が高い。山中さんの不評を買って、その後ろにいる国民を怒らせると政府の人気にも関わると思ったのか、それとも、自らの透明性のない政策決定過程はさすがにまずいと思ったのか、とにかく、政府はiPS細胞ストック事業支援打ち切りを引っ込めた。

まあ、考えてみれば、政府のやることなすこと多くの部分において、透明性などというものは元々存在しない。
国会なんて形だけ。

それと、日本に金はない。財政赤字が膨大になりすぎて、もうニッチもサッチもいかない。約束した金も削りたいくらいだ。
今でさえ、もう既に金融政策は打つ手なしの行き詰まり状態なのに、もし何か起きたら本当にヤバイことになっちゃうよ、財政赤字を最優先で減らさないとダメだよと自分が言ったのは、今まで一度や二度ではない。

金のない日本では何もかにもが中途半端で、他の国にどんどん遅れを取っていく。

これは全て政治家の責任。今まで日本を動かしてきた全ての政治家の責任。

そんな政治家に日本を任せて、なおかつ、日本は優秀だと自惚(うぬぼ)れているなんて、実にお目出たい。

●12月12日(木)
*昨夜は0時に寝て、6時に起きる予定だったが、3時半に目が覚めてからはほとんど寝られなくなってしまった。

*生涯学習館の麻雀会。
10月の第1週から先週までの点数合計は943点。自分は8月に入会したが、7~9月期でトップだった人の点数は1150点くらいだったと思う。10~12月期で自分が上位を取るためには、あと200点くらい取ればいい線いけると思う。
今日は41+20+38=99点だったので、あと2週で110~120点取れば何とか。あまり困難な数字ではないと思う。
それにしても、3ヶ月間も好調を維持するのは難しい。

メンバーを呼んでウチで麻雀をやる準備は整えておいたのだが、不成立。
でも不成立でかえって良かった。社協の見守りボランティアでSさんのアパートへ。

「こんにちは。お元気ですか? お変わりございませんか?」
「うん、元気だよ」
「最近、どこか行かれましたか?」
「諏訪神社に行ったよ。あと、どこだったかな、階段のあるところ」
「・・・もしかして穴八幡ですか?」
「そうそう。そこにも行ったよ。あとは、浅草寺に行こうと思っている」
「初詣ですか?」
「いや、初詣は行かない。セブンイレブンが元日、休むんだって」
「全部じゃなくて、数は少ないらしいですけど、休む店もあるようですね」
「休みでも関係ないや。カップヌードルで何とかなるしね。あなたは正月はどこか行くの?」
「世田谷の両親のところに行くつもりです。父は今94ですけど、まだ元気なんですよ。そういえば、今日、梅宮辰夫さんが亡くなったんですって? 81歳だったんですって?」
「そうそう、亡くなっちゃったね。何で死んだの?」
「いや、分からないですけど、ガンか何かじゃなかったかな。81じゃまだ若いですよね」
「僕は8人兄弟の7番目なんだけど、ガンで死んだのは一人だけだな。今は僕と弟だけになっちゃった」
「弟さんはどちらにお住まいなんですか?」
「渋谷に住んでいる」
「じゃ、近くて良いですね」
「でも、そんなに会うことはないよ。今年は今日で終わり?」
「いえ、あともう一回伺います。それでは、どうかお元気で」

スーパー三軒で買い物。
階段。ジャンプは250回。

*与党は、来年度の税制改正大綱を決定。老後の資産形成を後押しする税制上の措置の見直しが盛り込まれた。

・日本の年金制度を補完する確定拠出年金(iDeCoを含む)の加入期間の上限を延長する。
・個人投資家向けの優遇税制(NISA)で、非課税の投資枠を拡大する。

「老後は2000万円必要」との金融庁の報告書を受け取りを拒否し、老後は年金で十分生活していける、年金制度は100年安心だと強調する政府に同調しておきながら、今になってiDeCoやNISAの優遇枠を広げ、老後の資産形成を少しでも増やそうとする自民・公明。

相変わらず「年金は100年安心」と言うのであるならば、何も今さら慌てて既にあるiDeCoやNISAの優遇枠を広げなくても良いと思うけど。しかも、ほんのちょっとだけ。

年金制度の補完、老後の資産形成の拡大にどれほど役立つのであろうか。
保険料すら払えない人が山ほどいるというのに。

*今年を漢字一文字で表すと、

 1位  令
 2位  新
 3位  和
 4位  変
 5位  災
 6位  嵐
 7位  水
 8位  風
 9位  天
10位  税
だそう。

1位、2位、3位は納得で、とても良い感じなのだが、その後がほぼ全滅じゃんか。
今年は色々自然災害が多かったからな。

令・新・和がなくなったら、来年はどうなるんだろう。

●12月13日(金)
*ブログをやっていて気が付いたらもう11時45分だ。
いくら時間がないからといって、ここで慌ててバクバク炭水化物を食べると、ボンと血糖値が上がる。先ずはノンアルビールと野菜ジュース。どちらも食物繊維含有。それからサバ缶、甘エビ唐揚げ、牛乳、ポテトサラダ(少し)、ソイジョイ、オールブラン(食物繊維が多い)、バナナ・・・ いつもの朝食より大分端折(はしょ)った。

*シニア館の麻雀会。良いような悪いような。

買い物。カット野菜っていうのを初めて買ってみた。(九条ネギと生姜のサラダ) 後はメカブ、ぬか漬、ポテトサラダ他。ポテトサラダを買ったが他の店で20%増量のポテトサラダがあったので、ついわけもなくまた買ってしまった。

階段なし。ジャンプ300回。

*イギリスの総選挙はジョンソン首相率いる保守党が大勝利で、過半数を確保。その結果、ジョンソンがEUとまとめた離脱合意案がイギリス議会で承認されることが確実になった。そうなれば、今まで本当に長い間すったもんだのゴタゴタを繰り返してきたイギリスのEU離脱問題だが、ようやくイギリスは、来年の1月末までにはEUを離脱することになる。

ただ、離脱とは言っても、それは第一段階が終わったということにすぎず、そこから来年12月末までの移行期間内にイギリスとEUが第二段階の話し合いをして、その話し合いがまとまった時にようやく全体の流れが完結する。
この話し合いがまた難航すると予想される。今までも両者は散々もめた。たった一年でスンナリ行くわけがないというのが大方の予想である。

第一段階の話し合いは、もし第二段階の交渉が物別れになったときどうするかというセイフティネットを決めたにすぎない、という風に自分は思っている。だから、もし新たな交渉がまとまらなければ、結局は“合意なき離脱”だ、という風に自分は思っている。

一年後、どうなっていることやら。

*米中貿易交渉が第一段階の合意をした。中国がアメリカの農産物を買う代わりに、アメリカが予定していた12月15日からの対中追加関税上乗せは中止。更に、今までアメリカが1200億ドル分の輸入品にかけていた15%の追加関税の率を7.5%に下げることも決まった。(他の輸入品にかけている25%の追加関税は据え置き)

アメリカは相変わらず強硬姿勢だが、内実は米中貿易摩擦によってアメリカ経済自体に大きな影響が出る可能性がある。そこで主要な問題を残したまま、取りあえず少しだけ譲歩したということだ。トランプは“第一段階”の合意という方便でもって、取りあえずは話が前に進んだかのように見せかけて、表面を取り繕った。
“第二段階”の合意はどうだろう、まずあり得ないのでは。

米中貿易交渉もイギリスのEU離脱問題も、どちらも第一段階を乗りきったということで、取りあえず最悪の事態は避けられたという安堵感が広がり、NYダウを始め、各国の株価も上昇しているとか。

●12月14日(土)
*チャリでまず新宿ヨドバシカメラ。
「何ヵ月か前にこちらでCPUの処分をお願いした者なんですけど、この間、横浜市の個人情報が処理業者の社員に盗まれたじゃないですか。
こちらの処理業者はそことは関係ないですよね」
「はい、関係ありません」

実家へ。父はCPUを処分するとき個人データの流出をかなり気にしていたので、ヨドバシの処理業者と横浜市の個人情報流出事件とは関係ないことを伝えた。
掃除他。

帰り道、スーパーで冷凍品他。
ビックカメラでSDカード。ワンセグテレビの録画をするには、最近はどういうわけだか、ちょっとした工夫をしないと録画できない。
前から目星をつけている冷蔵庫は一応まだ置いてあるが、こうやってまだあることを確認するだけでは、その内、販売終了となって無くなっちゃうかもしれない。中々買おうと踏み切れないということは、むしろ心のどこかでは売り切れになることを期待しているのかもしれない。

この間見守りボラのSさんから、ビックカメラの上の8階に食事が出来るところが何軒かあると聞いたが、確かにあるようだ。実際には行かないで、フロアガイドで確認。
そういうところで食事だなんて滅多に機会があることではない。金ないし、一人だし。

階段なし。ジャンプだけ250回。

*朝鮮がまたミサル(ミサイル)実験を行ったようだ。
朝鮮人民軍総参謀長、「我々は巨大な力を蓄えた。アメリカは我々に対する言動を慎んでこそ、年末を安らかに過ごせるだろう」

相変わらず挑発は続く。非核化など更々念頭にない。

朝鮮の脅威を過小評価してはならないが、それにしても相変わらず挑発の仕方が安っぽい。もうちょっと気の利いた言い方はないのかね。犬の遠吠えにしか聞こえない。

*地球温暖化防止対策について話し合う国連のCOP25の会議がいよいよ大詰めを迎えている。日本は相変わらず石炭火力発電に拘(こだわ)っている、温暖化防止対策に消極的であるとして、国際NGOのグループから「化石賞」を頂戴しているが、小泉環境相が会議に出席して行ったスピーチが、何の中身もないと、これまた大不評。目出たく二度目の「化石賞」受賞となった。

日本では小泉純一郎の息子なら何かやってくれそうだとの期待もあるようだが、それは裏を返せば、アベにはもうそろそろ引っ込んでほしいということにもなる。
それはおいといて、その小泉の息子、やはり自民党の枠からは何も抜け出せてない。自民党という旧態依然とした組織の考え方丸出しの演説を国連という場で行っても何の評価も得られない。というか、むしろ落胆さえ与えた無意味な演説であった。そんな意味のない演説で国際社会が納得するとでも思ったのだろうか。だとしたら何と浅はかなんだろう。

全く世界の空気を読めていない。
あるのは自民党の都合だけだ。

「自民党をぶっ壊す」と言い放った人物の息子ということで多少の期待もあるようだが、実際は自民党にがんじがらめ。

評判だけの見かけ倒し。

息子、使えそうにない。