もとポッポやの写真とつぶやき

うつ病と闘うカメラマン。現在過去撮影した鉄道写真を中心にその他写真をアップしています。

遠野紀行3

2013-10-07 10:27:18 | 鉄道写真(その他路線)

何やら台風を予感させる天気の朝です。予定では、10日に秋田県付近に近づきそうです(温帯気圧になる予定)。

さて、先日の続きを。
昼食休憩を終えて、次の列車まで1時間強あったので「遠野市観光」へ。観光マップを頼りの右往左往他都市に漏れず、ここでもやはり国道沿いが商業圏になっており、街に入るのも一苦労。そして街に入ったら入ったで、分かりずらい…。こういう時は必ず「鉄道の駅に行ってから考える」ことにしているので、何とか看板を頼りに遠野の駅に到着。そこから観光マップで、とおの物語館と遠野城下町資料館へ行くことにしました。

ところが、街がごちゃごちゃして、行先表示板は交差点付近に沢山あるのだけれどあまりにありすぎて迷う迷うやっとか目的地に着きました。街中の感じは角館に似ていました。資料館に行って南部藩の城下町であることが判明。こういう街はやはりどこも難しいんですよね。
で、まずは資料館へ。そして、駐車場の看板を読んだら、昔、「八戸の根城から殿様が移り住んだとか!」(恥ずかしながら八戸に住んでいながらわからなかった)そして、うちの母方の家系のルーツがここから始まっていることが判明!よってうちの家系は、南部藩武士と、東京の職人の家系であることになります。驚きでしたこれを誇りに思うのかどうか?

さて、「資料館」に入ると昔から受け継がれている昔話の蔵となっており、沢山ありとても興味が惹かれました。さすが民話の里!民話の中のキャラクター(木製)も沢山あり、その中でも「河童の像のそばに行くとセンサーで、床には河童の影が飛び出し、壁には天狗の影が飛び出し」てきてびっくり。そんな中、ネズミの嫁入りの木像はとてもかわいかったです

次に「柳田國男展示館」へ。名前も著書も知っていましたが、この御仁の経歴がすごいこと昔の東大を出て、官僚(担当は忘れた)になり、全国を回って指導したということ。今の官僚みたいに机の上だけで物事を動かしている人々も見習うべきだと思います!(昭和天皇も、戦後全国を回った)と、まだまだ観光するところはいっぱいあるのでまた訪れてみたいと思います。
そして、一番感心したのは、街人が自然にやさしいしゴミもなくきれいこれは、秋田県人も大いに見習わらなければなりませんね。

結局、見学を終えて時計を見ると撮影列車は行ってしまった…。その後、最初に行ったポイントにまた撮影に。どうせだったら遠野以東に行くべきでした。そして撮影して、知人に頼まれた眼鏡橋の写真を撮って帰路につきました。(眼鏡橋近辺はあまりにも整備され過ぎて個人的には残念。
以上で終わりです。長くなりましてすみません。写真は最初のポイントの夕方バージョン。

↑クリックすると拡大できます。
(撮影、宮守~柏木平間、2013.10.04)


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