お昼休みに会社で時々チューリングさんの本を読んでいたのでデスクの上に置いてあるんです。
先月だったか、同じ部署の社員(男)がその本を見て「チューリングだ!」と。
うちは理数工学の人が多いのでチューリングさんを知っている人も少なくないのですが、
「僕、映画も観たんですよ。カンバーバッチ、いいですよね。好きですよ。」とか言うんです。
何と!マジですか。
そんな言葉を会社でしかも男から聞くとは思わなくてちょっと感動しましたが
ここで食ついてドン引きされても困るので軽く終わらせました(笑)
カンバーバッチ・・・確かに男が「ベネディクト好きなんです。」って言うと
ちょっとアレなんで(笑)カンバーバッチでいいかもしれない。
そんなこんなで私も来月は渡英でまるっと1週間お休みするのでそろそろ根回ししておかないといけないので
まずは一番お世話になりそうな秘書仲間たちにお知らせ。
「ブレッチリーパークなんてずいぶんマニアックなところに行くんだね。」という突っ込みに
別の子が「もしかしてカンバーバッチ関連?」と鋭い突っ込み。
てか、そこも呼び捨てか!
今まで私のまわりではベネディクトの知名度ゼロだったので結構感動しましたが
世間では「カンバーバッチ」なんですね。言いやすいから?
そんなわけで久しぶりにベネディクトの話です。
先日見かけたBustleに掲載された、これはコラム・・・?
Black Massにおけるボストン訛りの難しさと今まで演じてきた役がリストになっていて
Youtubeの動画が懐かしかったので、訳しつつ同じレイアウトにしてみました。
相変わらずの怪訳ですが・・・
あ、動画のすぐ下のコメントは私のです。
元記事です。
'Black Mass' Benedict Cumberbatch Goes Bostonian & These 8 Roles Show He Was Up For The Challenge
「Black Mass」でベネディクト・カンバーバッチはボストン市民を演じています。
そして、彼は8通りの役に挑戦してきました。
ベネディクト・カンバーバッチは伝統的なハンサムとは言えないかもしれません。
彼はちょっとエイリアンのようだと言われていますが
この世のものとは思えないほど質の良さを持ちそれは容姿端麗な顔立ちよりも魅力的です。
さらにその容姿で大勢のファンを引きつけ、自らカンバービッチーズと呼んでいます。
でもおそらく注目すべきは彼の声、アクセントを変えるときにイントネーションと抑揚でモーフィングするバリトンです。
最近ではBlack Massでボストン市民になり、
ギャングのホワイティ・バルガーの弟、マサチューセッツ上院議員のビルを演じています。
トレーラーがインジゲーターであるなら、彼のぐにゃぐにゃな母音と不安定な「R」の響きにくぎづけになりました。
ボストン住民がいつもあら探しをしているのでカンバーバッチ自身正しいアクセントで話すことに気を配りました。
バルガー兄弟はボストン史の都市伝説の象徴として今も残っています。
そして実在の人物を演じることで自らトリッキーな役割に挑戦しています。
しかし決して未知の領域に初めて踏み出したわけではありません。
大西洋の両側で役による様々な地域のアクセントをマスターしました。
Black Massのトレーラーで彼のアクセントをチェックしてください。
そして最も印象的な声の演技もここでいくつか取り上げます。
↑この動画ではベネディクトのセリフがある場面ないんですけど・・・
こっち?↓
https://www.youtube.com/watch?v=4XD0Q8JW9qw
Antebellum Louisiana For 12 Years A Slave
「それでも夜は明ける」南北戦争前のルイジアナ。
↑これ英語じゃない字幕がついてるんですけど・・・何語?ポル語?
カンバーバッチは(比較的)善意のある農場主フォードを演じています。
彼はキウェテル・イジョフォー演じるソロモン・ノーサップを買いますが
彼はこの新しい奴隷が北部で誘拐された自由民だとは知りません。
Ambiguous Brit For Sherlock
「シャーロック」あいまいなイギリス人。
※「あいまい」は多分遠回しな言い方で何言ってるのかよくわからない、という意味だと思います。
マイクロフトの不明慮も同じ意味だと思います。発音が悪いという意味ではなさそうです。
リバイバルカンバーバッチの有名な役どころシャーロック・ホームズのリバイバルでは
あまり聞くことのないポッシュなブリティッシュアクセントを話す彼に出会えます。
確かに彼は教養人です。しかし彼の声は彼の発声はキャラクターの原点を裏切ることはありません。
彼の兄、マイクロフトも同じような不明瞭なアクセントで話します。
All-American For The Whistleblower
「トゥルース 闇の告発」典型的なアメリカ人
↑ベネディクトにハマった頃出演作品をボチボチと観たのですが、
当時「ベネディクト・カンバーバッチ出演作品ベスト3」みたいな見出しのリストに、
これが入っていたので早速観てみたら、登場しているのはこの動画が全てで泣きました。
出る出る詐欺やめて・・・
でも内容はとても重いですが良い作品でした。レイチェル・ワイズがとても良かったです。
この映画、日本では未公開なんですね。
で、先ほどちょっと検索してみたらDVDが1万超えてるんですよ。高!なぜなんでしょう。
人身売買の陰謀を暴く若い国連の当局者の映画でカンバーバッチは腐敗したPK要員を演じています。
彼のアクセントはシャーロックと同じように発音する北アメリカのもので、
それでアメリカ人のように聞こえるというかなり北東部重視の考えです。
Rural Oklahoma For August: Osage County
「8月の家族たち」オクラホマ地方。
↑この歌う場面に叫んだ人は数知れず(笑)懐かしいです。
役者がうまくアクセントを仕えなかったとしても歌の中ではどういうわけか
自然とできていると私の高校の演技の先生が以前話していました。
要するに「 イッツ・ザ・ハード・ノック・ライフ」を歌う時は誰でも孤児のアニーになれるんです。
ベネディクト・カンバーバッチは「8月の家族たち」で練習を重ねた歌を通してネイティブなオクラホマの住民になります。
(彼が話すアクセントも素晴らしいです。)
His Impressive Vocal Impressions
彼の素晴らしい声のモノマネ
↑私的にはトムヒのマネが最高でした。
MTVはイミテーションゲームの主役に1分間で11人のモノマネをするよう要求しました。
見どころは捧腹絶倒のマシュー・マコノヒーとそっくりなアラン・リックマン、
ベイン役のトム・ハーディも上手かったしテイラー・スィフトも・・・?
The Vocal Tics of The Imitation Game
イミテーションゲームの癖のある話し方。
↑何度観てもせつないです。この場面のグリーンがかっているところが
ベネディクトの瞳によく似合っているなーと。
カンバーバッチはどもりながら早口でアラン・チューリングを演じました。
彼の脳は口よりも早く動いており、
たとえどんな場所であっても常にそこでは一番賢い人物だということを知っている男の感覚を理解します。
Australian For The Fifth Estate
「フィフスエステート」オーストラリア人。
↑この映画のアクセントは私でもわかるくらい変わってましたね。
しかし、アサンジさんかわいいと思うんですけど、日本未公開なのが残念です。
この映画でカンバーバッチはウィキリークスの編集長のジュリアン・アサンジを演じました。
アサンジは政府の機密文書を公開したオーストラリアのプログラマーです。
アクセントは微妙です。(カンバーバッチの明るく白いブロンドは微妙ではありません。)
カンバーバッチの他の発声よりも若干一貫性がないけれどアサンジの起源を匂わせています。
Back To American For Doctor Strange
「ドクターストレンジ」でアメリカ人に戻る。
カンバーバッチはやがて公開されるマーベル映画「ドクターストレンジ」で名前を模したキャラクターを演じます。
コミック史が地上で最高位の魔法使いとして決定づけたキャラクターは
一般的にはイギリス人だと思われるかもしれませんが実はフィラデルフィア起源です。
英国人は神話的な人物の役をよく与えられていますよね?
だからアメリカのアクセントなのか、それとも母国語のままなのかはまだわかりません。
Black Massはカンバーバッチのアクセントの能力を最大限に精一杯働かせるのかもしれません。
ボストンの方言をマスターすることの難しさは悪名高いほどです。
しかし最初の登場では過去の仕事で披露してきたさまざまなアクセントと同じようにきちんと発音しています。
今、待ち望む事はドクターストレンジのアクセントがどこになるのか確かめる事です。
以上です。
ところでYoutubeにシャーロックの公式チャンネルが出来ましたね。
何というか今更?とか思ったりもしましたが・・・(苦笑)
でもこれからガンガンと嬉し楽しな動画がUPされていくって事を期待してよいんですよね?
https://www.youtube.com/channel/UCkp_CAX1eIc5k5SavzbhN5w
その中の(まだ2本だけですが)「10 Fan Favourite Moments 」はまた別の機会に特集したいと思っています。
モファットさんが19日のインタビューでSherlock SPの放送は
クリスマス周辺ではあるけどクリスマスではないと仰っていました。
うーん、でも今年中には放送するのかしら。
できれば大晦日とかはやめてほしいんですけど。。。。。
元記事です。
Steven Moffat Talks ‘Sherlock,’ ‘Doctor Who,’ Crossover Potential, and More
それではこの辺で。
先月だったか、同じ部署の社員(男)がその本を見て「チューリングだ!」と。
うちは理数工学の人が多いのでチューリングさんを知っている人も少なくないのですが、
「僕、映画も観たんですよ。カンバーバッチ、いいですよね。好きですよ。」とか言うんです。
何と!マジですか。
そんな言葉を会社でしかも男から聞くとは思わなくてちょっと感動しましたが
ここで食ついてドン引きされても困るので軽く終わらせました(笑)
カンバーバッチ・・・確かに男が「ベネディクト好きなんです。」って言うと
ちょっとアレなんで(笑)カンバーバッチでいいかもしれない。
そんなこんなで私も来月は渡英でまるっと1週間お休みするのでそろそろ根回ししておかないといけないので
まずは一番お世話になりそうな秘書仲間たちにお知らせ。
「ブレッチリーパークなんてずいぶんマニアックなところに行くんだね。」という突っ込みに
別の子が「もしかしてカンバーバッチ関連?」と鋭い突っ込み。
てか、そこも呼び捨てか!
今まで私のまわりではベネディクトの知名度ゼロだったので結構感動しましたが
世間では「カンバーバッチ」なんですね。言いやすいから?
そんなわけで久しぶりにベネディクトの話です。
先日見かけたBustleに掲載された、これはコラム・・・?
Black Massにおけるボストン訛りの難しさと今まで演じてきた役がリストになっていて
Youtubeの動画が懐かしかったので、訳しつつ同じレイアウトにしてみました。
相変わらずの怪訳ですが・・・
あ、動画のすぐ下のコメントは私のです。
元記事です。
'Black Mass' Benedict Cumberbatch Goes Bostonian & These 8 Roles Show He Was Up For The Challenge
「Black Mass」でベネディクト・カンバーバッチはボストン市民を演じています。
そして、彼は8通りの役に挑戦してきました。
ベネディクト・カンバーバッチは伝統的なハンサムとは言えないかもしれません。
彼はちょっとエイリアンのようだと言われていますが
この世のものとは思えないほど質の良さを持ちそれは容姿端麗な顔立ちよりも魅力的です。
さらにその容姿で大勢のファンを引きつけ、自らカンバービッチーズと呼んでいます。
でもおそらく注目すべきは彼の声、アクセントを変えるときにイントネーションと抑揚でモーフィングするバリトンです。
最近ではBlack Massでボストン市民になり、
ギャングのホワイティ・バルガーの弟、マサチューセッツ上院議員のビルを演じています。
トレーラーがインジゲーターであるなら、彼のぐにゃぐにゃな母音と不安定な「R」の響きにくぎづけになりました。
ボストン住民がいつもあら探しをしているのでカンバーバッチ自身正しいアクセントで話すことに気を配りました。
バルガー兄弟はボストン史の都市伝説の象徴として今も残っています。
そして実在の人物を演じることで自らトリッキーな役割に挑戦しています。
しかし決して未知の領域に初めて踏み出したわけではありません。
大西洋の両側で役による様々な地域のアクセントをマスターしました。
Black Massのトレーラーで彼のアクセントをチェックしてください。
そして最も印象的な声の演技もここでいくつか取り上げます。
↑この動画ではベネディクトのセリフがある場面ないんですけど・・・
こっち?↓
https://www.youtube.com/watch?v=4XD0Q8JW9qw
Antebellum Louisiana For 12 Years A Slave
「それでも夜は明ける」南北戦争前のルイジアナ。
↑これ英語じゃない字幕がついてるんですけど・・・何語?ポル語?
カンバーバッチは(比較的)善意のある農場主フォードを演じています。
彼はキウェテル・イジョフォー演じるソロモン・ノーサップを買いますが
彼はこの新しい奴隷が北部で誘拐された自由民だとは知りません。
Ambiguous Brit For Sherlock
「シャーロック」あいまいなイギリス人。
※「あいまい」は多分遠回しな言い方で何言ってるのかよくわからない、という意味だと思います。
マイクロフトの不明慮も同じ意味だと思います。発音が悪いという意味ではなさそうです。
リバイバルカンバーバッチの有名な役どころシャーロック・ホームズのリバイバルでは
あまり聞くことのないポッシュなブリティッシュアクセントを話す彼に出会えます。
確かに彼は教養人です。しかし彼の声は彼の発声はキャラクターの原点を裏切ることはありません。
彼の兄、マイクロフトも同じような不明瞭なアクセントで話します。
All-American For The Whistleblower
「トゥルース 闇の告発」典型的なアメリカ人
↑ベネディクトにハマった頃出演作品をボチボチと観たのですが、
当時「ベネディクト・カンバーバッチ出演作品ベスト3」みたいな見出しのリストに、
これが入っていたので早速観てみたら、登場しているのはこの動画が全てで泣きました。
出る出る詐欺やめて・・・
でも内容はとても重いですが良い作品でした。レイチェル・ワイズがとても良かったです。
この映画、日本では未公開なんですね。
で、先ほどちょっと検索してみたらDVDが1万超えてるんですよ。高!なぜなんでしょう。
人身売買の陰謀を暴く若い国連の当局者の映画でカンバーバッチは腐敗したPK要員を演じています。
彼のアクセントはシャーロックと同じように発音する北アメリカのもので、
それでアメリカ人のように聞こえるというかなり北東部重視の考えです。
Rural Oklahoma For August: Osage County
「8月の家族たち」オクラホマ地方。
↑この歌う場面に叫んだ人は数知れず(笑)懐かしいです。
役者がうまくアクセントを仕えなかったとしても歌の中ではどういうわけか
自然とできていると私の高校の演技の先生が以前話していました。
要するに「 イッツ・ザ・ハード・ノック・ライフ」を歌う時は誰でも孤児のアニーになれるんです。
ベネディクト・カンバーバッチは「8月の家族たち」で練習を重ねた歌を通してネイティブなオクラホマの住民になります。
(彼が話すアクセントも素晴らしいです。)
His Impressive Vocal Impressions
彼の素晴らしい声のモノマネ
↑私的にはトムヒのマネが最高でした。
MTVはイミテーションゲームの主役に1分間で11人のモノマネをするよう要求しました。
見どころは捧腹絶倒のマシュー・マコノヒーとそっくりなアラン・リックマン、
ベイン役のトム・ハーディも上手かったしテイラー・スィフトも・・・?
The Vocal Tics of The Imitation Game
イミテーションゲームの癖のある話し方。
↑何度観てもせつないです。この場面のグリーンがかっているところが
ベネディクトの瞳によく似合っているなーと。
カンバーバッチはどもりながら早口でアラン・チューリングを演じました。
彼の脳は口よりも早く動いており、
たとえどんな場所であっても常にそこでは一番賢い人物だということを知っている男の感覚を理解します。
Australian For The Fifth Estate
「フィフスエステート」オーストラリア人。
↑この映画のアクセントは私でもわかるくらい変わってましたね。
しかし、アサンジさんかわいいと思うんですけど、日本未公開なのが残念です。
この映画でカンバーバッチはウィキリークスの編集長のジュリアン・アサンジを演じました。
アサンジは政府の機密文書を公開したオーストラリアのプログラマーです。
アクセントは微妙です。(カンバーバッチの明るく白いブロンドは微妙ではありません。)
カンバーバッチの他の発声よりも若干一貫性がないけれどアサンジの起源を匂わせています。
Back To American For Doctor Strange
「ドクターストレンジ」でアメリカ人に戻る。
カンバーバッチはやがて公開されるマーベル映画「ドクターストレンジ」で名前を模したキャラクターを演じます。
コミック史が地上で最高位の魔法使いとして決定づけたキャラクターは
一般的にはイギリス人だと思われるかもしれませんが実はフィラデルフィア起源です。
英国人は神話的な人物の役をよく与えられていますよね?
だからアメリカのアクセントなのか、それとも母国語のままなのかはまだわかりません。
Black Massはカンバーバッチのアクセントの能力を最大限に精一杯働かせるのかもしれません。
ボストンの方言をマスターすることの難しさは悪名高いほどです。
しかし最初の登場では過去の仕事で披露してきたさまざまなアクセントと同じようにきちんと発音しています。
今、待ち望む事はドクターストレンジのアクセントがどこになるのか確かめる事です。
以上です。
ところでYoutubeにシャーロックの公式チャンネルが出来ましたね。
何というか今更?とか思ったりもしましたが・・・(苦笑)
でもこれからガンガンと嬉し楽しな動画がUPされていくって事を期待してよいんですよね?
https://www.youtube.com/channel/UCkp_CAX1eIc5k5SavzbhN5w
その中の(まだ2本だけですが)「10 Fan Favourite Moments 」はまた別の機会に特集したいと思っています。
モファットさんが19日のインタビューでSherlock SPの放送は
クリスマス周辺ではあるけどクリスマスではないと仰っていました。
うーん、でも今年中には放送するのかしら。
できれば大晦日とかはやめてほしいんですけど。。。。。
元記事です。
Steven Moffat Talks ‘Sherlock,’ ‘Doctor Who,’ Crossover Potential, and More
それではこの辺で。