The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien
裂け谷。
エルロンド卿の説得で不死の国に旅立つことを決心したアルウェン。
ここで映画におけるエルロンド卿の心境の変化を追ってみます。
このままでは娘が中つ国で人間に嫁いでしまう。
↓
とりあえずアラゴルンを説得してみる。
アラゴルン、2度と戻らない事を決心。
成功。
↓
しかし娘は諦めない。
↓
このままでは死んでしまうんだよ(真実)
アラゴルンには寿命があるんだよ(真実)
彼が死んだらひとり取り残されるんだよ(嘘)
↓
娘、旅立ちを決意。
成功。
しかし、パパの仕打ちにとうとう祖母が立ち上がります。
全部妄想です。下らなくて本当にすみません。
旅立ちを見送るエルロンドにガラドリエルが話しかけます。
The world has changed. I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air.
The power of the enemy is growing. Sauron will use his puppet, Saruman to destroy the people of Rohan.
Isengard has been unleashed. The Eye of Sauron now turns to Gondor the last free kingdom of Men.
His war on this country will come swiftly. He senses the Ring is close.
The strength of the Ring-bearer is failing. In his heart,
Frodo begins to understand the quest will claim his life. You know this. You have foreseen it.
It is the risk we all took.
In the gathering dark, the will of the Ring grows strong.
It works hard now to find its way back into the hands of Men. Men, who are so easily seduced by its power.
The young captain of Gondor has but to extend his hand take the Ring for his own,
and the world will fall. It is close now. So close to achieving its goal.
For Sauron will have dominion over all life on this Earth even unto to the ending of the world.
The time of the Elves is over.
Do we leave Middle-earth to its fate? Do we let them stand alone?
世界は変化しています。私は水でそれを感じ、大地でそれを感じ、空気の匂いでそれを感じます。
敵の勢力は大きくなっています。サウロンはサルマンを操りローハンを滅ぼそうとしています。
アイセンガルドは解き放たれました。戦いはすぐに始まります。
サウロンは指輪が近くにあると感じています。指輪を担う人の力は衰えてきています。
フロドはこの旅が命を奪う事を理解し始めています。あなたはご存知ですよね。
あなたは予見しています。私たちみんなが受け入れたリスクです。
次第に深まる闇に指輪の意思は強まっています。人間の手に戻ろうと必死になっています。
人間はそのパワーで簡単に誘惑されます。
ゴンドールの若い大将がその手をのばしさえすれば指輪は彼のものとなり世界は崩壊します。
それはすぐそこまできています。目的達成までわずかです。
地球上の生きとし生けるものすべてをサウロンが支配します・・・世界の終わりがきても。
エルフの時代は終わりました。中つ国に運命を委ねますか?彼らを孤立させて?
ファラミアはフロドたちがボロミアと一緒にいたことを知り、回想しています。
オスギリアスを再び取り戻した時にボロミアがゴンドールの旗を持ち、
2度と奪われないと戦士たちの前で力強く誓います。
ファラミアと乾杯しているとそこに父のデネソールがやってきます。
(何やってんだ、ウォルター!と言いたくなっちゃう。by Fringe)
ボロミアを讃え、オスギリアスを奪われたにはお前のせいだとファラミアを責めます。
デネソールはサウロンの指輪の事を知っていて、ボロミアに裂け谷に行くよう命令します。
そして、必ず指輪を持ち帰るように言います。
ボロミアは、裂け谷なんか行かねー、それよりもここでゴンドールを守る、とか言っていますが
父の命令には逆らえず、結局旅立つことになります。
デネソールは権力に固執あまり暴走していっちゃっているように見えます。
ボロミアを寵愛していたデネソールですがボロミアもファラミアも結局はデネソールの道具でしかないような気がします。
ボロミアはゴンドールを守りたいがために指輪の誘惑に堕ちてしまいましたが、
デネソールがゴンドールのために尽くす人だったらボロミアも指輪に囚われずにすんだのかも。
ここは劇場版にはない場面ですが結構大事な場面ですよね。
これがないとボロミアが指輪に誘惑された、ただの残念な人に見えちゃうような気もします。
原作を読んでいればそんな事もないんでしょうけどね・・・
禁断の池でくつろいでいるゴラムがファラミアたちに見つかってしまいます。
ファラミアの許しを得てフロドはゴラムを近くまで来させますが結局ゴラムも捕まります。
ゴラムからフロドが指輪を持っている事を知ったファラミアはフロドたちをゴンドールに連れ帰る事にします。
ブレゴとともにアラゴルンが帰還し、ギムリやレゴラスが冗談を言いつつ温かく迎え、
レゴラスは夕星の光をアラゴルンに手渡します。
途中、目にしたサルマンの大軍をセオデン王に報告します。
バーンと大きな扉を開ける場面。
大軍に備えて戦いの準備をしますが王はもう諦めちゃっていて、良い最期を迎えたいと言います。
援軍を頼むことも王に拒否されエオウィンは一緒に戦いたいと言い出すし、
ちょっと途方に暮れている様子のアラゴルン。
しかも戦いに駆り出されるのが老人と子どもばかりの悲惨な状況にとうとうレゴラスまでキレちゃいますが、
自分は戦ってみんなと一緒に死ぬから!とアラゴルンまでキレちゃって部屋から出ていきます。
そしてひとり冷静なギムリでした。
その頃、エントムートでこれからどうするかの話し合いをしているエントたちですが、
夜になっても終わる気配がなく、決まった?メリーが聞きますが「やっと挨拶が終ったところ」とエントさん。
子どもたちが武器を与えられている様子を見ているアラゴルンがひとりの少年の剣手にします。
今日が最期だとみんなが言っている、と言う少年に、望みはあると励まします。
戦う決意をあらたにし、黙々と武装をしていくアラゴルンにレゴラスが剣を渡し、
弱音をはいてごめんねって謝ります。
そういえばアラゴルンはボロミアの籠手をちゃんと身につけてたんですね。(今頃)
じゃ、みんなで頑張ろうよと仲直りしたところで角笛の音が聞こえてきます。
ハルディアさんがエルフの軍隊を連れてやってきました。
エルロンド卿の計らいみたいですがきっとお姑さんに言われたんですよ(下世話)
アラゴルンに抱き付かれてちょっとびっくりしていますが、すぐに笑顔になるハルディアさん。
アラゴルンとエルフたちの絆も何かちょっといいなあと。
サルマンの大軍がやってきました。両陣営のにらみ合いが続きます。
この時の3人の友情がすごくステキでした。
ギムリ「Well, lad, whatever luck you live by, let's hope it lasts the night.」
さて、(親愛なる)君たち、運によって生きてきたにせよ、それが夜の間ずっと続くことを願おう。
レゴラス「Your friends are with you, Aragorn.」
君の友達は君と一緒だ、アラゴルン。
ギムリ「Let's hope they last the night.」
それもずっと続く事を願おう。
私の日本語センスなさすぎ(泣)
そして角笛城の戦いが始まります。
ギムリとレゴラスが仕留めた数を争っていたり、聖火ランナーに弱点つかれて壁が崩壊し、
アラゴルンごと吹き飛ばされたり、それを助けようとギムリがオークの群れに飛び込んだり、
更にそれを助けようとアラゴルンがエルフの軍と突撃したり、
レゴラスがスケボーにのって階段を滑り落ちながら矢を射ったり、
矢を手で持って突き刺したりで見どころ満載でした。
一方エントさんから戦いには参加しない事にしたと告げられるメリーとピピン。
メリー「How can that be your decision?! 」
そんな決定があるかよ!
エント「This is not our war.」
これは我らの戦いではない。
メリー「But you're part of this world! Aren't you?!」
あなたたちだってこの世界の一部じゃないか!違うか?
エントさんに送られホビット庄に変える事になったふたり。
ピピンが仕方ないよ、となだめますがメリーは諦めきれません。
「All that was once green and good in this world will be gone. There won't be a Shire, Pippin.」
この世界の緑や素晴らしいものが消えてしまうんだ。ホビット庄もなくなるんだよ、ピピン。
角笛城は城門が破られそうになり一旦退却を命じるセオデン王。
その時ハルディアさんがーー!!
キレちゃったアラゴルンがオークの群れに飛び込んでいきますが、
城門が退っ引きならなくなったので城に戻り城門の前に群がるオークをやっつけます。
ギムリ「Come on. We can take them. 」行こうぜ。
アラゴルン「It's a long way.」遠いよ。
ギムリ「Toss me.」俺を投げろ。
アラゴルン「What?」は?
ギムリ「I cannot jump the distance! You'll have to toss me!」
この距離だと飛べないから俺を投げるんだよ!
アラゴルンが投げようとしますが、
ギムリ「Don't tell the Elf.」エルフには言うなよ。
アラゴルン「Not a word.」何も言わないよ。
負けず嫌い(笑)
しかし奮闘むなしく城門は破られ全員城の中に退却します。
エントに送られるピピンは途中で南に行こうと言い出します。
アイゼンガルドは危険だよ、と言われますがサルマンも自分たちが通るなんて思ってないから大丈夫、
と、いうことでエントたちは南に向かいます。
そしてアイゼンガルドで目にしたのは森がなくなりあたりは荒涼とした風景だけでした。
それを見たエントは怒りみんなを集めサルマンと戦う事を決意します。
「The Ents are going to war. It is likely that we go to our doom.Last march of the Ents.」
エントたちは戦いに参加する。我らは滅びることになるかもしれないが。
エントたちの最期の行進だ。
号泣ーーー!
愛するもののために死を覚悟して突き進んでいくシチュエーションにものすごく弱いです。
ガンダルフの言ったとおり、ピピンたちは森の中でエントに出会い、
ピピンの機転で大きな力を動かします。
鷲もそうなんだけど、大きな力ってなかなか動かないけど動くとなったらものすごく頼もしいです。
戦闘ではエルフたちの戦う姿が舞うように美しいなーといつも思うのですが、
そういえば「ホビット」でもスランドゥイルさんの戦闘シーンは見惚れました。
でもLotR、ホビット通して戦う姿が一番カッコいいと思ったのは実はトーリンです。
続きますー。
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien
裂け谷。
エルロンド卿の説得で不死の国に旅立つことを決心したアルウェン。
ここで映画におけるエルロンド卿の心境の変化を追ってみます。
このままでは娘が中つ国で人間に嫁いでしまう。
↓
とりあえずアラゴルンを説得してみる。
アラゴルン、2度と戻らない事を決心。
成功。
↓
しかし娘は諦めない。
↓
このままでは死んでしまうんだよ(真実)
アラゴルンには寿命があるんだよ(真実)
彼が死んだらひとり取り残されるんだよ(嘘)
↓
娘、旅立ちを決意。
成功。
しかし、パパの仕打ちにとうとう祖母が立ち上がります。
全部妄想です。下らなくて本当にすみません。
旅立ちを見送るエルロンドにガラドリエルが話しかけます。
The world has changed. I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air.
The power of the enemy is growing. Sauron will use his puppet, Saruman to destroy the people of Rohan.
Isengard has been unleashed. The Eye of Sauron now turns to Gondor the last free kingdom of Men.
His war on this country will come swiftly. He senses the Ring is close.
The strength of the Ring-bearer is failing. In his heart,
Frodo begins to understand the quest will claim his life. You know this. You have foreseen it.
It is the risk we all took.
In the gathering dark, the will of the Ring grows strong.
It works hard now to find its way back into the hands of Men. Men, who are so easily seduced by its power.
The young captain of Gondor has but to extend his hand take the Ring for his own,
and the world will fall. It is close now. So close to achieving its goal.
For Sauron will have dominion over all life on this Earth even unto to the ending of the world.
The time of the Elves is over.
Do we leave Middle-earth to its fate? Do we let them stand alone?
世界は変化しています。私は水でそれを感じ、大地でそれを感じ、空気の匂いでそれを感じます。
敵の勢力は大きくなっています。サウロンはサルマンを操りローハンを滅ぼそうとしています。
アイセンガルドは解き放たれました。戦いはすぐに始まります。
サウロンは指輪が近くにあると感じています。指輪を担う人の力は衰えてきています。
フロドはこの旅が命を奪う事を理解し始めています。あなたはご存知ですよね。
あなたは予見しています。私たちみんなが受け入れたリスクです。
次第に深まる闇に指輪の意思は強まっています。人間の手に戻ろうと必死になっています。
人間はそのパワーで簡単に誘惑されます。
ゴンドールの若い大将がその手をのばしさえすれば指輪は彼のものとなり世界は崩壊します。
それはすぐそこまできています。目的達成までわずかです。
地球上の生きとし生けるものすべてをサウロンが支配します・・・世界の終わりがきても。
エルフの時代は終わりました。中つ国に運命を委ねますか?彼らを孤立させて?
ファラミアはフロドたちがボロミアと一緒にいたことを知り、回想しています。
オスギリアスを再び取り戻した時にボロミアがゴンドールの旗を持ち、
2度と奪われないと戦士たちの前で力強く誓います。
ファラミアと乾杯しているとそこに父のデネソールがやってきます。
(何やってんだ、ウォルター!と言いたくなっちゃう。by Fringe)
ボロミアを讃え、オスギリアスを奪われたにはお前のせいだとファラミアを責めます。
デネソールはサウロンの指輪の事を知っていて、ボロミアに裂け谷に行くよう命令します。
そして、必ず指輪を持ち帰るように言います。
ボロミアは、裂け谷なんか行かねー、それよりもここでゴンドールを守る、とか言っていますが
父の命令には逆らえず、結局旅立つことになります。
デネソールは権力に固執あまり暴走していっちゃっているように見えます。
ボロミアを寵愛していたデネソールですがボロミアもファラミアも結局はデネソールの道具でしかないような気がします。
ボロミアはゴンドールを守りたいがために指輪の誘惑に堕ちてしまいましたが、
デネソールがゴンドールのために尽くす人だったらボロミアも指輪に囚われずにすんだのかも。
ここは劇場版にはない場面ですが結構大事な場面ですよね。
これがないとボロミアが指輪に誘惑された、ただの残念な人に見えちゃうような気もします。
原作を読んでいればそんな事もないんでしょうけどね・・・
禁断の池でくつろいでいるゴラムがファラミアたちに見つかってしまいます。
ファラミアの許しを得てフロドはゴラムを近くまで来させますが結局ゴラムも捕まります。
ゴラムからフロドが指輪を持っている事を知ったファラミアはフロドたちをゴンドールに連れ帰る事にします。
ブレゴとともにアラゴルンが帰還し、ギムリやレゴラスが冗談を言いつつ温かく迎え、
レゴラスは夕星の光をアラゴルンに手渡します。
途中、目にしたサルマンの大軍をセオデン王に報告します。
バーンと大きな扉を開ける場面。
大軍に備えて戦いの準備をしますが王はもう諦めちゃっていて、良い最期を迎えたいと言います。
援軍を頼むことも王に拒否されエオウィンは一緒に戦いたいと言い出すし、
ちょっと途方に暮れている様子のアラゴルン。
しかも戦いに駆り出されるのが老人と子どもばかりの悲惨な状況にとうとうレゴラスまでキレちゃいますが、
自分は戦ってみんなと一緒に死ぬから!とアラゴルンまでキレちゃって部屋から出ていきます。
そしてひとり冷静なギムリでした。
その頃、エントムートでこれからどうするかの話し合いをしているエントたちですが、
夜になっても終わる気配がなく、決まった?メリーが聞きますが「やっと挨拶が終ったところ」とエントさん。
子どもたちが武器を与えられている様子を見ているアラゴルンがひとりの少年の剣手にします。
今日が最期だとみんなが言っている、と言う少年に、望みはあると励まします。
戦う決意をあらたにし、黙々と武装をしていくアラゴルンにレゴラスが剣を渡し、
弱音をはいてごめんねって謝ります。
そういえばアラゴルンはボロミアの籠手をちゃんと身につけてたんですね。(今頃)
じゃ、みんなで頑張ろうよと仲直りしたところで角笛の音が聞こえてきます。
ハルディアさんがエルフの軍隊を連れてやってきました。
エルロンド卿の計らいみたいですがきっとお姑さんに言われたんですよ(下世話)
アラゴルンに抱き付かれてちょっとびっくりしていますが、すぐに笑顔になるハルディアさん。
アラゴルンとエルフたちの絆も何かちょっといいなあと。
サルマンの大軍がやってきました。両陣営のにらみ合いが続きます。
この時の3人の友情がすごくステキでした。
ギムリ「Well, lad, whatever luck you live by, let's hope it lasts the night.」
さて、(親愛なる)君たち、運によって生きてきたにせよ、それが夜の間ずっと続くことを願おう。
レゴラス「Your friends are with you, Aragorn.」
君の友達は君と一緒だ、アラゴルン。
ギムリ「Let's hope they last the night.」
それもずっと続く事を願おう。
私の日本語センスなさすぎ(泣)
そして角笛城の戦いが始まります。
ギムリとレゴラスが仕留めた数を争っていたり、聖火ランナーに弱点つかれて壁が崩壊し、
アラゴルンごと吹き飛ばされたり、それを助けようとギムリがオークの群れに飛び込んだり、
更にそれを助けようとアラゴルンがエルフの軍と突撃したり、
レゴラスがスケボーにのって階段を滑り落ちながら矢を射ったり、
矢を手で持って突き刺したりで見どころ満載でした。
一方エントさんから戦いには参加しない事にしたと告げられるメリーとピピン。
メリー「How can that be your decision?! 」
そんな決定があるかよ!
エント「This is not our war.」
これは我らの戦いではない。
メリー「But you're part of this world! Aren't you?!」
あなたたちだってこの世界の一部じゃないか!違うか?
エントさんに送られホビット庄に変える事になったふたり。
ピピンが仕方ないよ、となだめますがメリーは諦めきれません。
「All that was once green and good in this world will be gone. There won't be a Shire, Pippin.」
この世界の緑や素晴らしいものが消えてしまうんだ。ホビット庄もなくなるんだよ、ピピン。
角笛城は城門が破られそうになり一旦退却を命じるセオデン王。
その時ハルディアさんがーー!!
キレちゃったアラゴルンがオークの群れに飛び込んでいきますが、
城門が退っ引きならなくなったので城に戻り城門の前に群がるオークをやっつけます。
ギムリ「Come on. We can take them. 」行こうぜ。
アラゴルン「It's a long way.」遠いよ。
ギムリ「Toss me.」俺を投げろ。
アラゴルン「What?」は?
ギムリ「I cannot jump the distance! You'll have to toss me!」
この距離だと飛べないから俺を投げるんだよ!
アラゴルンが投げようとしますが、
ギムリ「Don't tell the Elf.」エルフには言うなよ。
アラゴルン「Not a word.」何も言わないよ。
負けず嫌い(笑)
しかし奮闘むなしく城門は破られ全員城の中に退却します。
エントに送られるピピンは途中で南に行こうと言い出します。
アイゼンガルドは危険だよ、と言われますがサルマンも自分たちが通るなんて思ってないから大丈夫、
と、いうことでエントたちは南に向かいます。
そしてアイゼンガルドで目にしたのは森がなくなりあたりは荒涼とした風景だけでした。
それを見たエントは怒りみんなを集めサルマンと戦う事を決意します。
「The Ents are going to war. It is likely that we go to our doom.Last march of the Ents.」
エントたちは戦いに参加する。我らは滅びることになるかもしれないが。
エントたちの最期の行進だ。
号泣ーーー!
愛するもののために死を覚悟して突き進んでいくシチュエーションにものすごく弱いです。
ガンダルフの言ったとおり、ピピンたちは森の中でエントに出会い、
ピピンの機転で大きな力を動かします。
鷲もそうなんだけど、大きな力ってなかなか動かないけど動くとなったらものすごく頼もしいです。
戦闘ではエルフたちの戦う姿が舞うように美しいなーといつも思うのですが、
そういえば「ホビット」でもスランドゥイルさんの戦闘シーンは見惚れました。
でもLotR、ホビット通して戦う姿が一番カッコいいと思ったのは実はトーリンです。
続きますー。