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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

スタートレック イントゥダークネス 3D鑑賞

2013-09-22 11:13:42 | 映画+Benedict Cumberbatch
スタートレック イントゥダークネスの3Dを観てきました。

気が付けばあっという間に9月も終わりに近づいて、STIDの上映終了も間近だと気づき、
まだ3Dを観ていなかったので慌てて行ってきました。

3Dはアバターですごく画面酔いしちゃったのでそれ以来観ていなかったのですが、今回は全然平気でしたね。愛?
当時と比べるとものすごく視力が落ちたからでしょうか。。。

3D良かったです。やっぱり迫力ありました。
映画自体も何度観ても面白いし(まだ2度目ですが・・)
特に冒頭とラストの見せ方はエンターテインメントだなーっと。
ただこのノリでスターウォーズを作られるのは微妙ですが(ホントにえらそうですみません)

スターウォーズと言えば、R2D2がこっそり写ってたらしいですが・・・・ツイッターで画像拾いました。


わかんねーよ、これ(笑)
拡大してよく見ると、確かにR2D2と頭らしきものが写ってますが。
前作のスタートレックもっとちゃんと写ってらしいですね。
この映画に限らず、いろんな映画でこっそりR2D2とC3POは出演してたりして結構みなさん遊び心満載です。

それにしてもクリスパインはイケメンですねー。誰がみても一目で「かっこいいね」って思えるわかりやすいイケメンだと思います。

ベネさんは、一目だけじゃわからないイケメンだから(笑)
STIDを一緒に観てくれた友人も最近テレビでもよく見かける事もあって名前と顔は認識してくれましたが、
「かっこいいね」とは一言も言ってくれません(涙)
ジョンハリソンの初登場シーンなんてすごくかっこいい!と思ったのですが、一般的にはそうでもないのかしら。

某掲示板では顔がでかいだの長いだのすごい言われようですが。。。デカさで言えばスポックさんだって(笑)
かわうその画像はずいぶん前からよく見かけますが、↓この画像はちょっと笑いましたよ。

もう失礼にもほどってものがあるでしょー(笑)

あと、
マッコイ@カール・アーバンさん(右側)

誰かに似てる誰かに似てるーっとずっともやもやしてましたが、先日すっきりしました。
「マイケル富岡」に似てるんですよね。若い時のマイケルです。

今回は2度目ということもあって結構隅々まで落ち着いて観れたと思います。
なので、このカークとスポックの涙のシーンがバルカンサインだったんだーと本当に今更気づきました。


そしてベネさんのアクションシーンも今回は堪能できた感じです。
こんな激しいアクションは観たことがないので、新鮮ですね。

欧米ではDVDも発売されたので動画やメイキングも沢山出てきてもうキリがないです(笑)
こんなgifを拾ってしまいました。

(スマホ版でご覧になるかたは画像をクリックしていただいて元のサイズにしていただくと動きます)
これもかっこいいです。

日本版発売が待ち遠しいです。

ニュートロンクリームの話も動画にUPされていて面白かったです。
スコッティ@サイモン・ペグはホントにいろんな人を騙してたんですね~。
ベネさんの契約書を読むところもちゃんと映ってました。みんな楽しそうだなぁ。


そんなわけで、STIDのお話はこれで終了です。
それにしても、このキャストでスタートレックTOSをリメイクしたりしてくれないかしら。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S2E1- その1

2013-09-21 13:42:22 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia

脚本:スティーヴン・モファット
監督:ポール・マクギガン

シーズン2に入りました。
2からベネディクトさんのギャラが素晴らしく上がったらしいですね。噂ですが、当然のようにも思います。
傲慢でともすれば嫌な奴で終わってしまいそうなセリフがほとんどなシャーロックという役を、
深い人物象に仕立てたのは秀逸な脚本とベネディクトさんの演技のうまさなのでしょうね。
もちろん、マーティン・フリーマンをはじめサポートの力も大きいと思いますが、あの微妙な表情はホントにスゴイです。

そして、
このベルグレービアの醜聞はシーズン1と2の全6エピソードの中で一番大好きなエピソードです。
シーズン1よりももっと深くシャーロックの生態(笑)やジョンとの生活が出てくるので楽しかったですね。
そんなわけで調子にのり普段の3倍くらいキャプチャしちゃいました。。。どうしよう。。。
全部ここで使ったらせっかくこのブログを読んでくれる数少ない貴重な方たちにドン引きされるかも(涙)と、言いつつ貼る・・



以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。




シーズン1の最終エピソード、「大いなるゲーム」でシャーロックとモリアーティがプールで対峙しますが、
お互いにらみ合いのままシーズン2に持ち越しとなりました。

ジョンも息をひそめて見守る中、突然ジャスティン・ビーバー、もといビージーズの「Stayin' Alive」がどこからともなく聞こえてきます。

すると睨みあっていたモリアーティがため息をつきながら、
Do you mind if I get that?「電話に出てもいい?」と聞きます。

Oh no, please. You've got the rest of your life.「まだ生きてるんだから、どうぞ」とシャーロック。

電話で話しながらモリアーティが「Sorry!」と口パクで言えばシャーロックも「いえいえ、気にしないでー」
生死を賭けたにらみ合いなのにこの会話(笑)
と、突然モリアーティが「もう一度言って!」と叫びます。
そして「それがうそだたったらお前を必ず見つけ出して皮をはいでやるぞ」と言うとシャーロックに、
Sorry. Wrong day to die.「ごめん、今日死ぬのは都合が悪くなった。」

Oh. Did you get a better offer?「何か良い案件でも?」
You'll be hearing from me, Sherlock. 「また連絡するよ、シャーロック。」
モリアーティはそう言うと電話を続けながら去り際に指をパチンと鳴らしました。
すると、ふたりを狙っていたライフルの赤い光が全て消えました。かっこいいなぁ、モリアーティ(笑)

ジョンが「何があったんだ?」と聞くとシャーロックが言います。
「誰かが彼の気を変えた。問題はそれが〝誰か″だ。」




ベイカー街221B

ジョンがタイトル「Life Gose ON」でブログを書いています。
内容は、デイリー・ブリッグスの船の上で何が起こったかとか、シャーロックがバスを盗んだ事とか変な事件があったよー、
という報告だけですが、コメントがちょっと面白かったですね。
「僕はバスを盗んでない、借りたんだよ」シャーロック・ホームズ
「服を着てこいよ」ジョン・ワトソン
この後、シーツを纏っただけのシャーロックが出てきますがいつもシーツでうろうろしてるのかと思うと何かかわいい。

SH「何書いてるの?」
JW「ブログ。僕たちの事を書いてるんだ。」
SH「僕の」
JW「何で?」
SH「たくさん書いてるから。あ、誰か来た」←要約するとこんな会話をしています。平和な日常ですね。

依頼人が何組か訪れます。
スクリプトには「Potential Client 」と書いてありました。依頼人になるかもしれない人ですか?(笑)
Potential Client1「妻が職場にいる時間が長いんです。」
SH「Bording!」
Potential Client2「夫が不倫しているかも」
SH「Yes」

Potential Client3「伯母の遺灰がすり替えられたんです。私にはわかります」
SH「Leave」
中略
そこに「漫画のサイトをやっていてコミックの真実の意味について説明してるんですけど、
漫画の物語が現実になる現象が起きてるんです」と言う依頼人がきて、シャーロックは興味を示します。

このケースもジョンのブログに「The Geek Interpreter」というタイトルで書いてあります。
ジョンが書いている時に「オタクの通訳?」とシャーロックが首を突っ込んできてます。

いつかこうした細かい事件を集めてドラマを作ってくれないでしょうかね。スピンオフとかで。

「ブログに読者が?」とシャーロックが死体を検視しながら言います。
「だから依頼がくるんだよ」とジョンも検視をしながら言うので「僕のサイトもあるよ」と頑張りますが、
「煙草の灰240種一覧なんて誰が読むの?」と言われて、シャーロックのこの顔↓

ふくれたシャーロックを無視してジョンが「染めたブロンド。外見からは死因不明。ただし死体に斑点が」と、
レストレードに検視報告をするのでそのままぷいっと帰ってしますシャーロック。子供すぎてかわいいよ~。

これもジョンが「The Speckled Blonde」(まだらのブロンド)のタイトルでブログを書いていれば、
それを覗いたシャーロックが「まだらのブロンド?くだらない。」と仕返ししてます。

特に何も起こらずふたりが漫才しているだけですが、その2に続きます。


BBCドラマ ホーキング その4

2013-09-20 12:11:21 | BBC ホーキング
原題:Hawking


その3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。




ホイル教授のテレビ撮影を見学するデニスさんとスティーヴン。
定常宇宙論を語るホイル教授。
宇宙はビッグバンによってある時点から始まって爆発的に膨張しているのではなく、
新しい物質が絶えず生成されることが宇宙膨張の原動力となっているとする理論です。
それを聞きながらスティーヴンは何か特別な事をしたいと言います。
そして宇宙の始まりについてデニスさんと論じはじめました。
「それがビッグバンの概念ですよ」とスティーヴンが言うとちょうど通りがかったホイル教授が「ビッグバンは誤りだよ」と言います。

「ビッグバンという言葉は私が作ったんだよ。漫画のような話だからそうしたんだ」
ホイル教授はハッブルさんの宇宙膨張説などを「彼らは宇宙が大きな爆発で始まったと言っている」と批判し、
それを同じくビッグバンの提唱者ジョージ・ガモフさんが面白がって使いだして広まったようです。
今思えば、ビッグバンの概念の宣伝に一役買ってしまった結果になってるんですね。
「ビッグバンを考えるのはやめなさい」ホイルは面白いほど宇宙の始まりを皮肉って最後に忠告しました。

ホイル教授の話をとても楽しそうに聞いているスティーヴン。本当に好きなんですね、宇宙が。

再びストックホルムに戻ります。
「ノイズの原因は鳩の糞だと考えたんだ」
アンテナの中に鳩が巣を作って糞がたくさん付いていたことからノイズの原因はそれだと考え、
できるだけ遠くに鳩を送ったけど帰ってきちゃったと話すお二人です。伝書鳩ですからねー(笑)

「仕方がないので専門家に鳩を処分してもらって、糞の掃除をしたんだ。でも鳩は関係なかったよ」
「その後も音はずっと観測できたんだ。ノイズの原因は鳩の糞じゃなかったよ」

そしてまた過去に戻ります。
シャーマ家でペンローズさんとデニスさんがお話しています。
キッチンではデニスさんの奥様が赤ちゃんを抱きながら料理をしていました。
そこにスティーヴンが訪問します。デニスさんはペンローズとスティーヴンを会わせようと考えたようです。

ランチをしながらペンローズさんがモーツァルトについて話していました。
「モーツァルトは寝て起きると交響曲が頭の中で完成してるんだ。そんなことがあり得るのか?」
それにデニスさんは「天才はすぐ思いついてしまうんだよ」と答えます。
ふたりの会話を聞きながらスティーヴンはトマトをお皿にのせようと苦戦していました。

きちんとフォークも持てなくなっているようでした。

ランチが終わってもまだまだお話は続いていました。
ティーヴンも会話に加わり、かなりハイレベルな会話です(笑)

トマトをお皿にのせるところも含めて時折出てくるスティーヴンの所作で症状の進行具合を表現しているようです。

と、突然「不安定だ」とスティーヴンが言いだします。
「続けて」とペンローズさん。
「新しい物質を作るには負のエネルギーの場が必要だ。そしてそれは物質を不安定にさせる」
「ホイルの定常宇宙論か?」ペンローズさんの問いかけに「問題があると思わない?」と少し呼吸が苦しそうなスティーヴンです。

デニスさんに見送られながらゆっくり歩くスティーヴン。
キッチンでは奥様が「彼の事気に入っているのね」とデニスさんに言い続けて「彼に残された時間はまだあるの?」と
心配しますがデニスさんも「そう願うよ」としか言えませんでした。
デニスさんの奥様も頭が良くてステキな女性です。


ホイル教授のところに行くと教授の助手?が教授の新しい学説を読んでいました。

「これは素晴らしいよ。最高だ」とべた褒めし「ホイルは忙しいから僕が校正してるんだ。」とレポートを見せます。
するとスティーヴンが聞きます。「これ読んでもいい?」

じーっと読み進めるスティーヴン。

助手さんが「もう行かなきゃ」と言っても動きません。そして「ここに置いて行って」と言うので、
「わかった。僕の机の上に置いておいてね」と言いながら立ち去ります。



ホイル教授の新しい学説を読んでいたスティーヴンは突然黒板に数式を書き始めます。

大きな黒板いっぱいに式を書いて書いて書き続けます。

そして書き終わり数歩下がって全体を確かめ、満面の笑顔です。

か、かわいい。

ホイル教授の講演会場の一番高い位置に座るスティーヴン。
ホイル教授が持論を講義したあと「何か質問は?」にスティーヴンは立ち上がり「あなたの説はすべて間違ってる」と否定します。

この時、1963年の夏になっていますがもう言葉もはっきりと話すことが難しくなっていました。
「何でわかるんだ?」ホイル教授の言葉に「僕が計算しました」と言います。黒板いっぱいに書いた計算ですね。

講義が終わり階段を降りる途中でセバスチャンがやってきて「講義の最中に計算したのか?」と聞くので
「いや、一足早くレポートを読む機会があって・・・」と話してると後ろからホイル教授が現れます。
「誰がそんなことを?」と怒り心頭のホイル教授。
「私の邪魔をさせるために読ませたんだな」と言うので「あなたの説が間違っているだけですよ」と言っちゃうスティーヴン。

その後お部屋で助手さんが「何でレポートを見せた。見られるのは嫌いなんだ。特に馬鹿には」と怒られ、
そこを見ちゃったスティーヴンは助手さんにも睨まれちょっとショックを受けてる感じでした。



その5に続きます。

Band of Brothers Part Eight 捕虜を捉えろ 後編

2013-09-18 12:14:24 | Band of Brothers
原題;Last Patrol


続きです。これで終わります。


マーティンが昨夜の報告をウィンターズさんにします。

「ジャクソンが自分の投げた手りゅう弾で負傷。死亡しました。」
それを聞いたウィンターズさんの表情が悔しそうです。

「君に責任はないぞ」と、マーティンに言います。

そしてまた今夜も斥候があると聞き重い空気の漂うE中隊。
苦しかったバルジの戦いが終わり戦況が好転してきた今は「生きて帰れるかもしれない」そんな思いが
隊員たちの中に芽生えてきたこともあり、こんなところで死にたくないと思うのかもしれません。


ウィンターズさんとニクソンが対岸を見つめています。
「捕虜は口を割ったよ。補給問題やヒトラーの好きな色、大した情報は持っていなかったよ」
そう話すニクソンに「では、なぜ今夜も斥候に出すんだ」と言うウィンターズさん。
「シンク大佐は自慢したいだけだよ。斥候に成功したから今夜もやらせるんだ」とニクソンが言うと「成功か・・・」とため息。
などと話しているとシンク大佐が現れました。
「隊員たちに誇りに思うと伝えてくれ」

ウィンターズさんが今夜の斥候の説明をしに隊員たちの待機場所に来ました。
斥候のメンバーは昨夜とほとんど変わりません。
地図を広げながら「今夜は更に奥のこの場所に襲撃する」などと真面目に説明しています。

「作戦変更は?」とマーティンが聞きますが「無いよ」ときっぱり言います。
「出発は昨日と同じ場所。ただし時間は01:00から02:00に変更する」

「わかったら朝までよく眠るように」
「?」な顔の隊員たちに更に言います。
「明朝、私に報告しろ。川を越えて敵陣に入ったが捕虜は取れなかったと」
ぽかーんとしている隊員たちに「分かったな?」と確認し「明日は前線を離れる」と最後まで真面目な顔で部屋を出ていきます。

ひと呼吸おいたあと実感が湧いたのか隊員たちはやっと笑顔になりお互い握手して喜びます。
しかも前線からの解放のおまけつきです。
ジョーンズも何となく薄っすら笑顔です。「なるほど」とでも思っているんでしょうか。

良い上司が手本で良かったね、ジョーンズ君。

大した成果もなく必要でもない斥候に大事な部下たちを出すのを一番怒っていたのはウィンターズかもしれません。
ニクソンが「新戦法だな」などとからかっていますが「俺が大佐にうまく報告しておくよ」なんて嬉しそう。


次の日
指揮所ではラズが物資の仕分けをサボりながら向かいの部屋を一生懸命見ています。

部屋からはウィンターズさんの声が聞こえてきます。
「リプトン軍曹。今日から軍曹の任を解き少尉に任命する」

リプトンの昇進が正式に決まりました。
ニクソンもハリー(戻ってきたんですねー)もみんな嬉しそうにリプトンを囲みます。
ラズも嬉しそうです。
バストーニュでの雨のような爆撃の時にリプトンと一緒にタコツボに入り凌いだ仲です。
その時目の前に落ちてきた不発弾に固まりながらも運の良さを実感した2人でした。
あの時リプトンは初めてラズから煙草をもらって吸っていましたね。
リプトンもちらっとラズの方を見て微笑みます。

続けてウィンターズさんはジョーンズに中尉への昇進が決まったことを伝えます。
連隊付きなのでジョーンズは異動になります。

ラズが「また小隊長不在になるのか」とぼやきますが、それを見ていたウェブスターは少し嬉しそうでした。

「おっと忘れてた」
ニクソンがそう言いながら小さな四角い箱をウィンターズさんに渡します。
「プロポーズですか?ニクソンさん」一瞬そう思った私はそうとう腐ってます。。。ごめんなさい。

箱の中はもちろん指輪ではなく階級章でした。
ウィンターズさんはいよいよ少佐に昇進します。

ハーゲナウからアルザスに向かうためトラックに向かうウェブスター。
トラックの前ではジョーンズがマーティンたちとお別れをしていました。
ウェブスターと目が合うと頷きながらジープに乗り込みます。

ウェブスターもジョーンズを見送ったあと第2小隊のトラックに乗り込もうとした時、
リーブゴットが手を差し伸べてきました。

ウェブスターはやっと仲間に戻れたようです。

最後はウェブスターの独白で終わります。
「故郷のものに兵士の苦しさがわかるだろうか。アメリカはすでに平和ムード。
競馬やナイトクラブが賑わいマイアミにも客が溢れていた。兵士たちの苦痛と恐怖など想像できまい。
ノルマンディやバストーニュを知らない者には」


E中隊が参加したヨーロッパ戦線はイギリスからフランス、オランダ、ベルギーへと続きました。
間もなく彼らはドイツへと進軍します。


シャーロック 大いなるゲーム-S1E3- その5

2013-09-15 10:56:46 | Sherlock
原題:The Great Game


その4の続きです。
これで終わります。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。



221Bでシャーロックがテレビに向かってイチャモンをつけてます。
「ちがーう!彼は少年の父親じゃない。ジーンズの折り返しを見ろ!!」

ゲームはまだ4つしかクリアしていないけど犯人からの連絡がないので電話をそばに置きながらドラマを観ています。
後ろでジョンがブログを書きながら「認めろよ、太陽系の知識があればもっとはやく解決しただろ」などと言いながら
サラに会いに出かけます。出がけに「牛乳買わなきゃ」と言うとシャーロックが「買っとく」と言うので
ちょっとびっくりしながらも「ついでに豆も」と言うと「うん」とうなづくシャーロック。

ジョンが出かけるとすぐにパソコンを出してサイトに犯人へのメッセージを書き込みます。
自ら犯人を呼び出して決着をつけようとします。もちろんジョンに内緒で。
「ミサイル設計図を見つけた。夜12時にプールで待つ」


誰もいないプールでシャーロックは周りを見渡しながら叫びます。
「設計図が目的だったんだろう。持ってきたぞ」
設計図が入ったメモリーを見せるように手でかざしているとジョンが登場しました。

「やあ」
シャーロックはメモリーを持ったまま固まっています。
ずーっとこの形で固まっています。

ジョンのブログにこのときのシャーロックの様子が書かれています。
「シャーロックは怒りと言うより傷ついていた。彼は迷子の子供のようだった。とても動揺していた。」
ショックだったんでしょうね。それだけジョンを信じていたからこそですね。
しばらく固まった後、ゆっくり近づくシャーロック。この不安そうな表情が何とも儚くてせつないです。。。

ジョンは「予想外だったろ?」とか言いながらジャケットの前を開き身体に巻きつけた爆弾を見せます。
最後の人質はジョンでした。

「誰なんだ?」シャーロックが叫ぶとドアの向こうから男が出てきました。
それはバーツで会ったモリーの彼、「ジム」でした。

「ジム・モリアーティだよ。よろしくね。僕はスペシャリストなんだ。」
シャーロックがコンサルタント探偵であればモリアーティはコンサルタント犯罪者でした。

「手を引け」君とのゲーム楽しかったけどね。とモリアーティは話し続けます。
「僕がお前を止める」
「無理だ」
シャーロックはジョンに「大丈夫?」と話しかけジョンがうなづくと「設計図だ」とメモリーを渡します。
モリアーティはそれを受け取ると「つまらない。どの道手に入ったし」と言ってメモりーをプールに投げ入れます。
その隙にジョンがモリアーティの後ろから羽交い絞めにして「逃げろ、シャーロック」と叫びます。

「君が彼をそばに置く気持ちがわかるよ。ペットを愛する気持ちも。」と余裕のモリアーティ。ペットって失礼な(笑)
「でも手の内を見せたのは失敗だ」
すると狙撃手のレーザーポインターがシャーロックの額に合わされました。

それを見たジョンは引き下がります。
「君が手を引かないとどうなると思う?」モリアーティの言葉に
「そうだな、殺されるんだろう」とシャーロックが言うと
「殺す?そんな簡単じゃない。いつかは殺すけど、特別な機会を作るよ。もし邪魔を続けるなら・・・」
「焼き尽くすよ。火責めにして心臓を抉り取ってやる」

その言葉にシャーロックは「僕には心がないそうだ」と言いますが、
「それは違うな」と少し嬉しそうに返します。
もしかしたらモリアーティが一番シャーロックを理解しているのかもしれません。何しろずっとストーカーしてたし(笑)
突然「もう帰らなきゃ」とおどけながら言うとそのまま帰っていきます。
「いつかお前を捕まえる」シャーロックの言葉に「無理だね」と返しそのままモリアーティはドアの向こうに消えます。

すぐにジョンのジャケットを脱がし爆弾をはずすシャーロック。何度も「Are you alrigth?」と聞いています。

シャーロックは安全を確認すると、うろうろとぎこちなくジョンにお礼を言います。
「さっきは身を挺してくれてどうも」
シャーロックの事を守ってくれる存在は彼にとって初めてだったのかもしれません。
そんなシャーロックにジョンは、
「誰も見てなくてよかった。君が僕の服を脱がすところを見られたらまた噂になっちゃう」

最初観たときはこの場面で何言ってるんだジョン!と思いましたが、最近あらためて観たらちょっと泣けてきました(笑)
でもこのエピソード3はパイロット版のあとに撮影した、つまりシーズン1で最初に撮られたエピソードの場面らしいですね。
まだFanficとかなかったと思うので本当にただのジョークかもしれませんが、今ではシャレにもなりません(泣)

「人はうわさ好きだから」そう言ってにこっと笑うシャーロック。こんな自然な笑顔は初めてかもしれません。

2人で笑った瞬間
ジョンに狙撃手の照準があたり「Sorry Boys」と再び嫌な声がしました。
モリアーティが帰ってきたのです。
「僕は気が変わりやすいんだよね。君が続けることに僕が説得してもいいけ。ど僕が言いたいことはわかるよね」
その言葉にシャーロックはジョンの顔を見て、ジョンはそれにうなずきます。

ジョンのうなずきを見てシャーロックは、
「僕の答えもわかっているはずだ」そう言って銃口を脱ぎ捨てた爆弾に向けます。

緊迫した状況の中シーズン1はこれで終わります。
やっぱりクリフハンガーなのねー(泣)
でもこの場面での「つづく」なんてまだマシな方で・・・あー、ごほごほ。
と、いうわけで次はシーズン2になります。