原題:A Scandal in Belgravia
脚本:スティーヴン・モファット
監督:ポール・マクギガン
シーズン2に入りました。
2からベネディクトさんのギャラが素晴らしく上がったらしいですね。噂ですが、当然のようにも思います。
傲慢でともすれば嫌な奴で終わってしまいそうなセリフがほとんどなシャーロックという役を、
深い人物象に仕立てたのは秀逸な脚本とベネディクトさんの演技のうまさなのでしょうね。
もちろん、マーティン・フリーマンをはじめサポートの力も大きいと思いますが、あの微妙な表情はホントにスゴイです。
そして、
このベルグレービアの醜聞はシーズン1と2の全6エピソードの中で一番大好きなエピソードです。
シーズン1よりももっと深くシャーロックの生態(笑)やジョンとの生活が出てくるので楽しかったですね。
そんなわけで調子にのり普段の3倍くらいキャプチャしちゃいました。。。どうしよう。。。
全部ここで使ったらせっかくこのブログを読んでくれる数少ない貴重な方たちにドン引きされるかも(涙)と、言いつつ貼る・・
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
シーズン1の最終エピソード、「大いなるゲーム」でシャーロックとモリアーティがプールで対峙しますが、
お互いにらみ合いのままシーズン2に持ち越しとなりました。
ジョンも息をひそめて見守る中、突然ジャスティン・ビーバー、もといビージーズの「Stayin' Alive」がどこからともなく聞こえてきます。
すると睨みあっていたモリアーティがため息をつきながら、
Do you mind if I get that?「電話に出てもいい?」と聞きます。
Oh no, please. You've got the rest of your life.「まだ生きてるんだから、どうぞ」とシャーロック。
電話で話しながらモリアーティが「Sorry!」と口パクで言えばシャーロックも「いえいえ、気にしないでー」
生死を賭けたにらみ合いなのにこの会話(笑)
と、突然モリアーティが「もう一度言って!」と叫びます。
そして「それがうそだたったらお前を必ず見つけ出して皮をはいでやるぞ」と言うとシャーロックに、
Sorry. Wrong day to die.「ごめん、今日死ぬのは都合が悪くなった。」
Oh. Did you get a better offer?「何か良い案件でも?」
You'll be hearing from me, Sherlock. 「また連絡するよ、シャーロック。」
モリアーティはそう言うと電話を続けながら去り際に指をパチンと鳴らしました。
すると、ふたりを狙っていたライフルの赤い光が全て消えました。かっこいいなぁ、モリアーティ(笑)
ジョンが「何があったんだ?」と聞くとシャーロックが言います。
「誰かが彼の気を変えた。問題はそれが〝誰か″だ。」
ベイカー街221B
ジョンがタイトル「Life Gose ON」でブログを書いています。
内容は、デイリー・ブリッグスの船の上で何が起こったかとか、シャーロックがバスを盗んだ事とか変な事件があったよー、
という報告だけですが、コメントがちょっと面白かったですね。
「僕はバスを盗んでない、借りたんだよ」シャーロック・ホームズ
「服を着てこいよ」ジョン・ワトソン
この後、シーツを纏っただけのシャーロックが出てきますがいつもシーツでうろうろしてるのかと思うと何かかわいい。
SH「何書いてるの?」
JW「ブログ。僕たちの事を書いてるんだ。」
SH「僕の」
JW「何で?」
SH「たくさん書いてるから。あ、誰か来た」←要約するとこんな会話をしています。平和な日常ですね。
依頼人が何組か訪れます。
スクリプトには「Potential Client 」と書いてありました。依頼人になるかもしれない人ですか?(笑)
Potential Client1「妻が職場にいる時間が長いんです。」
SH「Bording!」
Potential Client2「夫が不倫しているかも」
SH「Yes」
Potential Client3「伯母の遺灰がすり替えられたんです。私にはわかります」
SH「Leave」
中略
そこに「漫画のサイトをやっていてコミックの真実の意味について説明してるんですけど、
漫画の物語が現実になる現象が起きてるんです」と言う依頼人がきて、シャーロックは興味を示します。
このケースもジョンのブログに「The Geek Interpreter」というタイトルで書いてあります。
ジョンが書いている時に「オタクの通訳?」とシャーロックが首を突っ込んできてます。
いつかこうした細かい事件を集めてドラマを作ってくれないでしょうかね。スピンオフとかで。
「ブログに読者が?」とシャーロックが死体を検視しながら言います。
「だから依頼がくるんだよ」とジョンも検視をしながら言うので「僕のサイトもあるよ」と頑張りますが、
「煙草の灰240種一覧なんて誰が読むの?」と言われて、シャーロックのこの顔↓
ふくれたシャーロックを無視してジョンが「染めたブロンド。外見からは死因不明。ただし死体に斑点が」と、
レストレードに検視報告をするのでそのままぷいっと帰ってしますシャーロック。子供すぎてかわいいよ~。
これもジョンが「The Speckled Blonde」(まだらのブロンド)のタイトルでブログを書いていれば、
それを覗いたシャーロックが「まだらのブロンド?くだらない。」と仕返ししてます。
特に何も起こらずふたりが漫才しているだけですが、その2に続きます。
脚本:スティーヴン・モファット
監督:ポール・マクギガン
シーズン2に入りました。
2からベネディクトさんのギャラが素晴らしく上がったらしいですね。噂ですが、当然のようにも思います。
傲慢でともすれば嫌な奴で終わってしまいそうなセリフがほとんどなシャーロックという役を、
深い人物象に仕立てたのは秀逸な脚本とベネディクトさんの演技のうまさなのでしょうね。
もちろん、マーティン・フリーマンをはじめサポートの力も大きいと思いますが、あの微妙な表情はホントにスゴイです。
そして、
このベルグレービアの醜聞はシーズン1と2の全6エピソードの中で一番大好きなエピソードです。
シーズン1よりももっと深くシャーロックの生態(笑)やジョンとの生活が出てくるので楽しかったですね。
そんなわけで調子にのり普段の3倍くらいキャプチャしちゃいました。。。どうしよう。。。
全部ここで使ったらせっかくこのブログを読んでくれる数少ない貴重な方たちにドン引きされるかも(涙)と、言いつつ貼る・・
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
シーズン1の最終エピソード、「大いなるゲーム」でシャーロックとモリアーティがプールで対峙しますが、
お互いにらみ合いのままシーズン2に持ち越しとなりました。
ジョンも息をひそめて見守る中、突然ジャスティン・ビーバー、もといビージーズの「Stayin' Alive」がどこからともなく聞こえてきます。
すると睨みあっていたモリアーティがため息をつきながら、
Do you mind if I get that?「電話に出てもいい?」と聞きます。
Oh no, please. You've got the rest of your life.「まだ生きてるんだから、どうぞ」とシャーロック。
電話で話しながらモリアーティが「Sorry!」と口パクで言えばシャーロックも「いえいえ、気にしないでー」
生死を賭けたにらみ合いなのにこの会話(笑)
と、突然モリアーティが「もう一度言って!」と叫びます。
そして「それがうそだたったらお前を必ず見つけ出して皮をはいでやるぞ」と言うとシャーロックに、
Sorry. Wrong day to die.「ごめん、今日死ぬのは都合が悪くなった。」
Oh. Did you get a better offer?「何か良い案件でも?」
You'll be hearing from me, Sherlock. 「また連絡するよ、シャーロック。」
モリアーティはそう言うと電話を続けながら去り際に指をパチンと鳴らしました。
すると、ふたりを狙っていたライフルの赤い光が全て消えました。かっこいいなぁ、モリアーティ(笑)
ジョンが「何があったんだ?」と聞くとシャーロックが言います。
「誰かが彼の気を変えた。問題はそれが〝誰か″だ。」
ベイカー街221B
ジョンがタイトル「Life Gose ON」でブログを書いています。
内容は、デイリー・ブリッグスの船の上で何が起こったかとか、シャーロックがバスを盗んだ事とか変な事件があったよー、
という報告だけですが、コメントがちょっと面白かったですね。
「僕はバスを盗んでない、借りたんだよ」シャーロック・ホームズ
「服を着てこいよ」ジョン・ワトソン
この後、シーツを纏っただけのシャーロックが出てきますがいつもシーツでうろうろしてるのかと思うと何かかわいい。
SH「何書いてるの?」
JW「ブログ。僕たちの事を書いてるんだ。」
SH「僕の」
JW「何で?」
SH「たくさん書いてるから。あ、誰か来た」←要約するとこんな会話をしています。平和な日常ですね。
依頼人が何組か訪れます。
スクリプトには「Potential Client 」と書いてありました。依頼人になるかもしれない人ですか?(笑)
Potential Client1「妻が職場にいる時間が長いんです。」
SH「Bording!」
Potential Client2「夫が不倫しているかも」
SH「Yes」
Potential Client3「伯母の遺灰がすり替えられたんです。私にはわかります」
SH「Leave」
中略
そこに「漫画のサイトをやっていてコミックの真実の意味について説明してるんですけど、
漫画の物語が現実になる現象が起きてるんです」と言う依頼人がきて、シャーロックは興味を示します。
このケースもジョンのブログに「The Geek Interpreter」というタイトルで書いてあります。
ジョンが書いている時に「オタクの通訳?」とシャーロックが首を突っ込んできてます。
いつかこうした細かい事件を集めてドラマを作ってくれないでしょうかね。スピンオフとかで。
「ブログに読者が?」とシャーロックが死体を検視しながら言います。
「だから依頼がくるんだよ」とジョンも検視をしながら言うので「僕のサイトもあるよ」と頑張りますが、
「煙草の灰240種一覧なんて誰が読むの?」と言われて、シャーロックのこの顔↓
ふくれたシャーロックを無視してジョンが「染めたブロンド。外見からは死因不明。ただし死体に斑点が」と、
レストレードに検視報告をするのでそのままぷいっと帰ってしますシャーロック。子供すぎてかわいいよ~。
これもジョンが「The Speckled Blonde」(まだらのブロンド)のタイトルでブログを書いていれば、
それを覗いたシャーロックが「まだらのブロンド?くだらない。」と仕返ししてます。
特に何も起こらずふたりが漫才しているだけですが、その2に続きます。
早速のご回答ありがとうございました!
しかし言葉遊びは言語知らないとわからないですね~
黄梅さん、
ジョンのブログ!そういえばあったような気がします。。。もはやほとんど忘却の彼方ですね(苦笑)
でもスッキリしてよかったです^^
まだらのブロンドについて、詳しくご教示くださり、
ありがとうございます!
よく見たら、ジョンのブログに詳細が載っており、
解決しなかった(もしくは結末を伏せた)事件の
ようで、ご指摘通り正典まだらの紐から取材した
もののようです。
「まだらの紐」が、 Band=紐はおかしい、と以前
読んだことがあり、 Blondeだからきっとそうだ!と
思っていたら、宝島の完全解説にまで載ってました・・
ご紹介しておいて、トホホな結果で申し訳ありません!
正典の「まだらの紐」“Speckled Band” を引用した ”Speckled Blonde”「まだらのブロンド」で、
オマージュと云うより、Mogatさん達の“言葉遊び”と理解していましたが もしもっと深い意味
があれば詳しい方が教えて下さると思います。 不確かかも知れません、スミマセン!
こんばんは^^
まだらの紐ネタもあったという話は聞きますがそれがまだらのブロンドなのかどうか、
正典にまったく疎いのでお役に立てません。。。すみませんです~
でもご存知の方がきっとたくさんいらっしゃると思うので、
それで、多分このあたりの古い記事にいらっしゃる方はあまりいないと思うので、
(黄梅さんが訪れてくれて本当に嬉しんです!)
新しい記事の方でご質問されたら誰か答えてくれるかもしれません。
吹き替えは先日どこかのサイトで配信されていた動画で初めて聴いたのですが、
ジョンの声が低くてびっくりしました。確かに本人より老けて感じるかもしれないですね。
以前はWOWOWでよく海外ドラマを観ていて(WOWOWは吹き替えだったので)
後でDVDで原語を聴いても違和感はあまり無いように思うのですが、
Sherlockは結構違っていたのでそこもびっくりです。
特にベネディクトは個性的な声なので難しいかもしれませんね。
黄梅さんはやはり中国語なんですね。
UK版、3シリーズセットであの値段ですもんね。
日本は本当に高いです。しかも英語字幕も出ないし。
中国の放送は早かったですよね。
日本が遅すぎなのですが、多分アメリカより早かったように思います。
中国のファンも熱いですね!香港のファンはS3の特典にも映っていましたが。
バスカヴィル、ありがとうございます!
それにしても、日本語放送までいよいよ1週間きったのでかなり緊張してきました(笑)
私が緊張することもないのですが邦訳を出してしまった事もあるので
いろいろとドキドキしてます。小心者なんです(笑)
まだらのブロンドは、まだらの紐へのオマージュですかね・・地味に気になっていたので、dicoさんやこちらにいらっしゃる方ならご存知かと思い、書き込んでみました。
シャーロックUK版、明日届くので、今から楽しみです!シリーズ3まで入っているので、一日かけてみてしまいそうで怖いです、、(明日は公休なので)。
以前年齢についてお尋ねしたのですが、原語を聞いていると、わりと年齢相応な感じもしてきました^^私のイメージはかなり吹き替えにひきずられた感じがあり、日本語吹き替えは大体原語よりオーバーリアクションになるようなので、その印象が強くて。シャーロックの吹き替え声優さんがわりかし若い声に聞こえ、ジョンが結構年上なのかな?というイメージを抱いていましたが、原語音声だと、そんなに年齢差は気にならないなと思いました。
つらつらとすみません。。
UK版、こちらで紹介してらしたので、思い切って買ってよかったです。実は中国語字幕版で英語字幕も出るDVDがあれば買おうかと探していたら(英語と中国語だと後者のほうがまだマシなので)、UK版が思いのほか安く、感動しました!日本版高いですね。中国では日本よりシャーロックの放映が早くて、噂もそちらから聞いたことが多々あったので、DVDもありそうだなーと思ったのですが。
ご存知でしたらすみません。
中国にもシャーロックファンがたくさんいると思うとわくわくして、つい書いてしまいました。ヴァスカビルの続き、楽しみにしてますね!