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Sherlock 3-3 His Last Vow その5

2014-02-09 08:19:48 | Sherlock S3E3
Sherlock Series 3 Episode 3

Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran

S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

E2の記事のタイトルが「The The Sign of Three」となっているのに昨日気づきました。
なぜ「The」がふたつ?
なので今更ですが慌ててこっそりなおしました。お恥ずかしい限りです。
普段の私の仕事っぷりがわかりますね(涙)


221Bに入ってきた2人のSPがシャーロックとジョンのセキュリティチェックをします。
「どうぞ、やってください。」と両腕を広げるシャーロックですがジョンが動かないのでSPに「どうしました?」と聞かれます。
「ちょっと時間くれないかな?」とジョンに「大丈夫だから」とシャーロック。
そしてSPがしゃがんでジョンの足元からチェックしていき、「あの、えっと、教えるべきかな・・よし・・」と
ブツブツ言っているとSPがジョンのポケットからナイフを見つけ、更にタイヤレバーも。
そう言えば、アイザックを救出する時に仕込んでましたよね。
それを見たシャーロックが「え?」って顔のあとに「ヤバイ」って感じの表情です。

じっと睨むSPに「君に会えて嬉しくないわけじゃないよ。」などとよくわからない言い訳をしていると、
「その男は僕が保証するよ。彼は医者なんだ。」とシャーロック。
「僕が誰だか知っているなら彼の事も知ってるだろう。」と続けるとドアの方に向き直して、
「そうでしょう?ミスター・マグヌッセン」と言います。

「僕たちはあなたのオフィスで話をすると理解していましたが。」とシャーロックに、
「ここが私のオフィスだよ。」と部屋の奥に進みながらジョンを読みとります。

ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン
アフガニスタン 退役軍人
開業医
性行為の嗜好 ノーマル
借金10%
重要な地位ではない
弱み ハリー ワトソン、姉、アルコール依存症
メアリー モースタン 妻
これ見たとき誰もが思ったと思うけど、シャロックは弱みに入っていないんですよね。
うん、まー、わかるんだけど…何か寂しいわ。

「まあ、今はそんなところか。」と独りごちるマグヌッセンに「?」って顔のシャーロックが可愛いいわ。

「僕はエリザベス・スモールウッドさんから彼女の夫の手紙に関して仲裁するよう依頼をされました。
先日、あなたはその手紙に関して彼女に圧力をかけましたね。彼女は手紙を返してもらいたいとの事です。」
「言うまでもなくその手紙はあなたにとって実用的用途は無いでしょうからその事を念頭において・・・」
シャーロックはマグヌッセンとの交渉を進めようとしていますがマグヌッセンはシャーロックの読み取り真っ最中です。

シャーロック ホームズ
諮問探偵
性行為の嗜好 ノーマル
財政 不明
兄弟 マイクロフト ホームズ MI6 (ここで初めてマイクロフトがMI6だと出てくるんですね)
表向きの死亡 2011-2013
弱み REDBEARD バスカヴィルの犬 アヘン ジョン ワトソン アイリーン アドラー ジム モリアーティ

このデータを読み取ったマグヌッセンが思わず吹き出すので驚きながら「僕が何か言いましたか?」とシャーロック。

「いや、違うよ。読んでたんだ」とマグヌッセンが更に「かなりたくさんあるな」と言うので、不審そうな顔してます。
そしてマグヌッセンが「Redbeard」と発したのでシャーロックが一瞬、動揺する表情を見せます。

「すまない、君、何か話してたよね。」と完全にマグヌッセンのペースな感じです。
「I・・・」と咄嗟に言葉が出ませんでしたが気を取り直して話を進めます。
「僕は先日受けた依頼に基づいて彼女に代わって・・」とここで突然マグヌッセンが「バスルームは?」と言いだします。
「キッチンの向こうです。」とSPが言うと「わかった。」とマグヌッセン。
シャーロックは警戒しながらも更に話を進めます。

「僕は手紙の返還に関して交渉するよう依頼をされました。あなたが重要な書類はコピーを作らない事はわかっています。」
と言っているのにマグヌッセンは「それってフラットの他の部分も同じなのか?」と言いだします。
SPが「何がですか?」と聞くと「バスルームだよ。」とマグヌッセンに「はい、そうです。」と答えると、
「では多分使わないな。」と言います。
「僕の事を交渉人として受諾していただけますか?」と頑張るシャーロックですが、
「エリザベス・スモールウッドさん。私は彼女が好きですよ。」とマグヌッセン。
「ミスターマグヌッセン、僕を交渉人として受諾していただけますか?」と冷静に繰り返すシャーロック。

「彼女は気骨ある英国人だ。」とマグヌッセンはテーブルを足で前に押し出します。
「英国人の良いところは・・・」そう言いながらシャーロックに近づくと後ろのSPが暖炉の金網を外します。

「飼いならされているところだね。まわりすべてに謝罪をしている。ひたすら小さい頭を下げている。」
そしてマグヌッセンは暖炉をトイレ代わりにしたのでした。マグヌッセン、殺す!(笑)

「ここでは君の好きなようにしていいんだよ。誰も止めないさ。草食動物の国だからね。
私は世界中で取引をしているが、全ては英国から始まるんだよ。ここでうまくいくと次は本物の国で取引する。
英国は西欧諸国のペトリ皿だな。
あの手紙は後で必要になるかもしれないからまだ私が持っておくとレディ・エリザベスに伝えてくれ。
それじゃ、さよなら。」
とマグヌッセンはひと通り話した後、帰ろうとする足を一旦止め「それはそうと」そう言いながら、
スーツの内ポケットから手紙らしきものを見せ、「この手紙、面白いよ。」と帰って行きます。

「ちくしょう!」ジョンが悔しがりますがシャーロックは「奴は通常ではない事をやったの気が付いたか?」と言います。
「ああ、ちょっと忘れられないことをやってくれたよな。」とジョンが言えば「そう、あいつは僕たちに手紙を見せた。」とシャーロック。
多分ジョンは暖炉におイタしたあの事を言ったのでシャーロックの言葉を聞いて「あ、そう…」とちょっと脱力。
「奴は手紙をロンドンに持ってきていた。口で何と言おうとも奴は取引する準備はできているんだ。
マグヌッセンは他人の弱点を確定させてから取引をするんだ。奴がプレッシャーポイントと呼んでいるものだ。
で、あいつは僕が麻薬中毒で脅威にはならないと疑いも無く信じているんだ。
そしてもちろん、手紙は奴のオフィスの金庫にあるだろう。あいつは今夜7時から10時まで英国のマーケティンググループと
食事に出る予定なんだ。」といつもの早口で捲し立てるシャーロック。
「君、あいつのスケジュールがどうしてわかるんだ。」
「知ってるから。じゃ、今夜会おう。僕はちょっと買い物してくるから。」
そう言ってそそくさと部屋から出ていくシャーロック。
「今夜って何が?」
「メールで説明する。」
「予定が空いてたら僕がメールするよ。」
「君は空いているよ、僕、調べたよ。」
そう言いながら外に出るシャーロックと後に続くジョン。
「銃は持ってくるなよ。」
「何で僕が銃を持ってくるんだ?」
「それか、ナイフとかタイヤレバーとか。あと腕を捻挫させるのもしないほうがいいよ。状況次第だけど。」
「僕が一緒に行くと思ってるのか?」
「家から外に出る時期でしょ、ジョン、君は結婚してから7ポンド太ったし自転車通勤しても減量はうまくいかないよ。」
「4ポンドだよ。」
「僕とメアリーは7ポンドだと思ってるよ。じゃ、後でね。」

シャーロックはタクシーに乗り込みながら軽く言いますが、ジョンの眉間の皺が深いです。うむむ。

続きます。

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