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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その2

2014-06-08 19:34:39 | Sherlock 感想と考察

前回は視聴直後だったのでおかしなテンションで書いてしまいましたが、
今回は真面目に感想と考察を書きます。
これまでに頂いたコメントのやりとりを含めながらまとめていきたいと思っているので
内容がいろいろ重複しちゃいますが、ご了承ください。

E3の宿敵、マグヌッセン。
これはご存じ「ミルヴァートン」なのですが、
正典でのホームズさんは不法侵入と窃盗、そして婚約詐欺?(笑)という違法行為を犯していますが、
BBCでは窃盗ではなく殺人しちゃいました。
元々は、ミルヴァートン不法侵入している時にミルヴァートン殺害を目撃していますが、
今回はメアリーさんが殺害するところを結果的には阻止しちゃって自分がやってしまうと。

恐喝王ミルヴァートンの話自体、ホームズさんの計画があまりにもずさんで失敗譚とも言われていましたので、
それを準えれば今回のエピソードのシャーロックがイマイチなのも納得してしまうところです。
221Bでの交渉がうまくいかないのも含めて今回はBased on The Adventure of Charles Augustus Milvertonですか?

が、やはり解せないポイントのひとつとしてシャーロックがマグヌッセンを射殺してしまう動機が、
これ以上不幸な被害者を出さないため、ではなくジョンのため、つまり感情的な動機なところだと思われます。
これもシャーロックの失敗と言えば失敗なんでしょうけど。

シャーロックはS1から感情は邪魔だから、恋愛は害でしかない、と切り捨てて探偵をしているので、
ジョンに出会った事で人間らしい感情を再びマインドパレスから取り出されてしまった結果だと思うと(涙)
E2でマイクロフトが「Redbeard」の話を出したのはお兄ちゃんなりの警告だったんでしょうね。

「Redbeard」は、だからE2で「犬」ってしちゃったらダメなんじゃないかしら。今更ですが。
あそこでは「Redbeard」って何だろう?なぜマイクロフトはこんな話をしたんだろう、な反応で、
221Bでマグヌッセンが読み取っていたシャーロックのPressure Pointに入っている「Redbeard」も、
シャーロックのPressure Pointになってる「Redbeard」って何だろう、になって、
シャーロックが撃たれて初めて「犬」だってわかる展開になってるのに。。。。

マインドパレスで「Redbeard」に話しかけるシャーロックの場面、
「They're putting me down, too, now」がシャーロックのセリフなんですが、
このセリフは私もイマイチわからないまま訳したので人の事を言えませんが、
「僕を殺そうとするんだ」はちょっと微妙な気もします。

「Redbeard」はシャーロックが子供の頃に安楽死させられたという解釈も多く、
確かに、安楽死させた理由によっては十分シャーロックのPressure Pointになるし、
(自分が原因だったとか、安楽死してからしばらくはショック状態だったとか、誰かに襲われたSHを助けるために
Redbeardが犯人に噛みつき安楽死させたとか・・・ヤバい、考え始めると嵌るよこれ(笑))
E2でマイクロフトがあえて「Redbeard」を出したのも頷けます。
ちなみに「Put down」は動物の安楽死という意味にもなります。

その他、ちょっと微妙だったと思われる日本語(重箱の隅ですみません。。。)では
前回も書きましたが、「もうひとりの兄弟」。
「The other one」が原語で、この時点では「もうひとつの件」なのか「もうひとりの件」なのか、
そこもはっきりしないくらい、前後にもそれを示す文がないんです。
おそらく本国放送時に翻訳された方もあまりそこを明言してないだろうと思うのですが、
今回の日本語は「兄弟」にしてたのでかなりびっくりです。
私も当時のS4で3人目のホームズ兄弟登場?の記事を見たので「もうひとり」と訳しましたが、
「もうひとり」であっても兄弟ではないかもしれない可能性もあるんだし、
何しろ、モファティスさんのやることですから(笑)

圧力点。確かに圧力をかけるべきポイントなので正しいですよ?
正しいけど、とってもわかりづいらいと思うの。「圧力点」ってあまり聞かない言葉だし。
普通に「弱点」とかでOKなように思うのですが、今までいろいろ意訳してるのに
なぜ、ここはあえて直訳なんでしょうね。

今朝、E1でメアリーに浮き出たたくさんのテキストの中の「Cat Lover」、
これは「猫好き」ではなく愛用の銃だよ、というツイートを見かけまして、これベレッタの事かな?
でも、「猫好き」より銃の方がメアリーさんらしいし、しっくりきます。
映画の話ですがマットさんのジェイソンボーンがベレッタ使ってたし、CIAががよく使う銃だったように思います。
CAMオフィスやレンスターガーデンでメアリーさんが使ってた銃が知りたいです。
そう考えるとメアリーのテキストはまだまだ解読すべきところがあるのかもしれません。
(私はなにひとつ解読していませんが・・・)

今回のSherlockは今までにないほど人気が高く注目度もスゴイと観る人が多い、
ということはそれだけクレームがくる可能性も高いんでしょうね。
だから、誰が見てもわかりやすい日本語、それがたとえ制作側の意図を無視しようとも
あくまでわかりやすい日本語訳にしたんでしょうかね。
所詮、N※Kも役所体質だという事です。

さて、マグヌッセン。
冒頭でスモールウッド議員のデータのところで弱みがなかなか出て来ず、
メガネをふきふきしながら「えーと、えーと」と考えていたんでしょうかね。
で、「思い出した!」とばかりに「夫」と出てきますが、
シャーロックは相手を推理して読み取りますがマグヌッセンは入手したデータを記憶するだけなんでしょうか。
マグヌッセン>シャーロック>モリアーティではなく、単にシャーロックがマグヌッセンを見くびっていた、
書類は存在せず全てマグヌッセンの頭の中だけなので策尽きての射殺しちゃっただけ?だからSH失敗譚?

マグヌッセンは情を理解できない。
愛情や友情のために人は時に破滅なことをするが
合理性を積み重ねれば人は簡単に屈服すると侮ったことが敗因

こんな考察をいただいた事があって、なるほどなーと思いました。
逆にモリアーティは人の友情や愛情をとことん利用するからこそシャーロックを本気にさせたと。

長いので続きます。

25 コメント

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Re.S4を前に (dico360)
2014-06-12 23:48:40
Yam Yam さん
ホントに、これオフィシャルでもイケるのでは?と思う作品が多くて楽しいです。
TH、あー!そっかー。
THが出ている動画は見た事ないので今度探してみます。
THも人気があるので噂というより願望かも(笑)
Prediction、これまだ見てないんですよね。みなきゃ。
ライヘンの時も思ったけど、みんなホントにスゴイとしか言いようがないですよ。

モリアーティ、何しろアンドリューさんの人気絶大だし、油断できません(笑)
復活は無いにしても兄弟説はまだ生きていると思うので、その線かもですね。
でも、モリアーティの自殺も結局SHの自己申告だし、死体とかにも言及してないし、
そう考えるとちょっとヤバいかもしれません。

まだまだS3の考察が続いていますが、落ち着いたらやりたいです。
Yam Yam さんも今までの分も含めてちょっとまとめておいてくださいね(他力本願)

Benedict、先日テニスのフレンチオープン観戦してましたね。
そのままモンテカルロだったのでしょうか。
でもGolden Nymphs AwardはSherlock残念だったようです(悲)
返信する
S4を前に (Yam Yam)
2014-06-12 20:49:17
dicoさん、私もファンのprediction, theoryは本当に凄いと思いましたよ。
S2の後、私も随分色々prom. trailer, teaser見ましたが クオリティーが高い作品が多く 中には正式な
BBC Official Trailerだと思っていた作品もありました。(正式なBBC Officialは夏過ぎ頃に出たと記憶
していますが、それ以前の作品です)。
海外には私達等足元にも及ばぬシャーロックオタクが多いので、prediction, theoryも感心してしまう程色々
奥が深い物も多く出回っていましたよね。

そして、今回も先に書きました様に既に多くの作品が出回っていて、これから未だ未だ沢山出てくると思います。
これらを見るのも又楽しいですね。

で、dicoさんの“THって?” → Tom Hiddleston ですよォ・・・
ほら以前 “Homes Brothersの候補に挙がっている”との噂が出た時に、私達はNG出しましたよね?
この件も真偽の程は全く不明であるにも拘らず、THをtrailerに入れている作品があったので、あの噂はまだ
生きているのかと少し驚いたのです。
そして ファンが作る項目別に述べられているPredictionには、成程それ有りかも・・と思う物もあり、又
思いもよらぬ物もあり、いゃー皆真面目に、真剣に考えています。 MG&SMさんも参考にすれば良いかも(笑)。

The Valley of Fearに関しては、以前何かのコメントでMGさんが正典引用の候補に入れて居るとチラっと
話していたと思うし、その他ファンも可能性大として考えている様です。
ただ、もし引用するとしても そのまま全部を使うのではなく、一部或いは例のごとく登場人物の名前だけとか
チョットしたネタとして使うのではないかと推論出来る様なので、モリアーティーはナシでしょう?
“モリアーティーは生きていた”は以前も書きましたが、私的には「禁じ手」です。
ただ、これも以前書かせて頂いた時に、海外ファンpredictionで項目別、画像付きでモリアーティーが死んで
居ないと主張する意見もあるし、曲者2人が書く事ですから何が起こるか分かりませんけどねぇ・・・・
(今の所はモリアーティーを又出すつもりはないとは語っていましたけど)シャーロックのマインドパレスには
ずっと居座ると思うので、それだけで十分だと思います。

S4の予想展開しますか?
私も以前興奮しまくって、色々妄想にかられて書きまくって出し尽くした感が有りますが、今大分落ち着き
冷静になって考えれば 又違った見方、予想が出てくるかもしれませんね。

返信する
Re.E2の時に (dico360)
2014-06-11 23:09:59
souris さん
いえいえー、わざわざありがとうございます。

こそこその理由、よくわかります!
うちもまったく同じなので、いつもPCでこっそり観ている状況です。
さすがにBSだけはテレビじゃないと観れませんが。。。

ジョン大好きなシャーロック、ホントに可愛いですよね^^

モリアーティは人気がありますね。
本当に復活するかどうか、未だ謎ですが裏の裏の裏をかいて復活する可能性はあるかもです(笑)

名前、全然気づかなかったですし、全然大丈夫ですよ。
むしろ様とか不要ですのでお気軽にまた遊びにいらしてくださいね。

返信する
Re.横からすみません (dico360)
2014-06-11 22:54:36
黄梅さん
マーティンが見たイラストは、かなり前のイギリスの番組(GNショーだったかな?)で司会者が見せていたのですが、
多分今でもYoutubeなどの動画サイトにあるんじゃないかしら。
日本だったら放送禁止なイラストが何枚か出てきて、イギリスすげー!と思いましたよ。
その時にマーティンは、自分でもネットで時々見てるようなことを言ってましたね。
ベネディクトには自分が見せたようなことも言っていたかも。

名前も正典からとってるんでしょうね。


BBCシャーロックはテーブルまたいだり、かなりお行儀悪いイメージですが、
育ちは良さそうなので、やっぱりわざとやってそうですね。

アップルと書類でマイクロソフトですか?
私は、マグヌッセンの眼鏡はグーグルグラス、という意見を見てから、
グーグルの宣伝しか思い浮かばなくなりました(笑)
返信する
Re.Unknown (dico360)
2014-06-11 22:43:44
Yam Yam さん
あら、Yam Yam さんもきづかなかったのですか。
では私が気づかないのも無理ないですね~。

又購入ですね?←笑いました!まぁ否定できないですが。

まだ半年足らずだというのに、いろいろな発言をされていますね、彼らも。
もちろん、飛ばし記事もあるだろうとは思いますが。
「男に二言は無い」、ホントですよー!

そんなわけで海外、特に本国は放送から半年近くたっているので、
S4予想が出始めてもおかしくないですよね。
ファンのセオリーって本当にあなどれないなーとS2の時に思いました。
そしてトレーラーも、みなさん他作品をうまく取り込んでるしかっこいいし、凄いなーと。
と、いってもまだ少ししか観ていないのですが、THって?
The Valley of Fearは恐怖の谷?えーじゃあモリアーティ復活とかですか?

S3の感想や考察が落ち着いたら次はS4予想でもやりますか。
返信する
ごめんなさい (souris)
2014-06-11 21:27:25
doco様でなくdico様でしたね…
重ね重ね申し訳ありません

返信する
E2の時に (souris)
2014-06-11 21:18:34
返信できなくてごめんなさい

ドラマsherlockをこそこそ見てるのは
何度か見る→doco様のブログ拝見→また何度か見て確認
夫「何度見たら気が済むの…」
を繰り返してるからです(駄目ですね)

これまでドラマ見ていてシャーロックカコイイだったんですが
E3はもう可愛すぎて…というかシャーロックがジョン大好きな話?になって更に愛しくなってしまいました

E3で最後モリアーティが出てきて「えぇーーー?」でしたが
自分は好きなキャラだったんで嬉しかったです
というかモリアーティは人気のあるキャラだったみたいですね
だから復活(?)させたのかもですがw
返信する
横からすみません (黄梅)
2014-06-11 20:45:50
いつもながら、コメントを拝見し、いろいろ興味深く、ついつい書き込みしてしまいます。

マーティンさん、そんなイラスト(どんなイラスト??)を見ても平然とは、さすがオトナの対応ですね。ベネディクトさんは抵抗がおありなんですね、お仕事とはいえ、難義なことです・・・。S3にイギリスの腐女子が出てきていたし、妄想も人気なんですね(って、私もその一員かもしれないんですが・・)。

S4どころか、5まで話が出てるんですか。すごい。そしてそれに翻弄されちゃうんですね・・・。でも、S3で結構「もしかしてS4のつなぎで人間ドラマ多めだっただけ?」なんて予想していたので、S4もつなぎだったら、ちょっと・・(笑)推理が見たいです。私も事件が欲しいですよ!need a case!だったかな・・・

シャーロックのセクシャリティーはミステリアスでいいですね。どうでもいいとまではいいませんが、そこより、推理を・・・(ぐちぐちすみません)。ジャニーンは好きですが、S3のみの登場だからぴりっとするのであって、再登場しなくていいかな(笑)

個人的に、無用だから出さないだけか、今でいうアセクシュアルっぽいのがシャーロックなのかなー、なんて思ってましたが、やっぱり本編でミステリアスで、ファンフィクションが盛り上がるくらいが自分には程よいです・・。

そういえば、余談も余談、アーチー君の名前の由来、「美しき(または孤独な)自転車乗り」の、アーチー・スタンフォードさんからかなー、なんて思い出しました。キャラクターは全く違うし、正典で名前探しをしたら、アンダーソンなんて3,4人出てくるし、きりがないんですが(笑)最近は、正典を読み返すときもBBCネタに採用された箇所がないか、ねっとり読むようになってしまいました。「語られざる事件」など、以前はタイトルすらすっ飛ばして読んでいたものが、モファットさんマークさんのおかげでオタク度に磨きがかかりました(?)。

アンシアも、邦訳で「アリシア号」という船が出てくるので(「ソア橋の難問/事件」)、もしかして!と思ったら「ン」と「リ」で違う・・。スペルはaliciaでした。読むのに労力を使い、ちょっと変な気分です。

正典のホームズも、BBCシャーロックも、ナイト叙勲は辞退していても、フランスからは勲章、受けてるんですね。理由があるんでしょうが、ちょっと気になりました。かつ、ナイト叙勲を持ちかけられるという事は、実家が元地主でもSHは爵位がない、多分元ジェントリ(郷士)階級なのか、もしくは爵位が家にあっても長兄が継いで弟のSHは爵位がないのかなー、とか、無駄に考えました・・・

階級の話が好きなので、考え出すととまりません><

BBCシャーロックは、よく221Bの居間で裸足でソファーに座っていたり歩き回っていますね(バスカビル冒頭など)。他のイギリスドラマであまりお目にかからないので、あれが普通なのか、SHの変わり者っぷりをおらわすのか、はたまた意味はないのか、気になります。ジョンもスリッパはいていた時があったような・・・。考えたら、バスカビルで銛を振り回すのも、正典では満足げ(「ブラック・ピーター」)期待した実験結果が得られて満足した)だったのが、BBCでは「面白くなかった!」とぶぜんとしていて、思わず笑っちゃいました。普通に考えたらそんなに面白いはずないよ!なんて。

マグヌッセンの「アップルドア」も、正典の「アップルドア・タワー」みたいですが、恐喝王の住処にしてはかわいい名前だなー、とか、アップルと書類でなんとなくマイクロソフト社を連想してしまいました・・。全然本編と関係なくて済みません。原語のニュアンスがわからないので、ミルヴァートンの家に似合わない名前だなと^^

返信する
Unknown (Yam Yam)
2014-06-11 17:34:11
dicoさん、サウンドトラックに関して、シャーロックがマインドパレスの階段を上り生還する際にジョンの
テーマが込められているとの事ですね? いゃ~気付きませんでした。 考えればジョンの危機を救うために
必死で生還する訳だから、込められていて当然ですよね。 深いです。又ジックリ聞いてみます。

10月に考察本ですか・・・翻訳本は出るとしてもずっと後になるでしょうね。
でも多分待てずに又購入ですね?

SM&MGさん達もS4&S5の構想は出来あがっているし、既に書き始めているとの事で、S5で大きな展開を
するのでS4はその前段階だとか・・・と、この発言は信じて良いかなと考えています。
思えば 今年始めには「S4は2014のクリスマス放映」から始まり → 「S4は2年以内は無理」 →
「S4は暫く可能性が無いから 単発のミニエピソードで」 → 挙句の果ては B発言とされる「S4は無いかも」
に至るまで 本当にこの数カ月中に何度違う発言が表明され、直後に修正されると云う事が繰り返されてか
居るのでしょう。そして今は、単発は無しになり、S4&S5の構想も出来あがっているとの上記の発言なとなり、
しかも放映時期は予想より早くなるかもしれない・・・もういちいち信じませんが、Moffatitsさん達
「男に二言は無い」でお願いします!

日本ではやっと放映が終わり、既にDVDで見てしまっている方々も含め今又最高潮の盛り上がりですが、
海外は既に興奮も一段落したせいか S4のストーリー予想、theory展開が随分出回っていますね。
S4が放映される迄の飢餓期間をこれで維持していく訳ですから 皆かなり真面目に、と云うか勝手に色々
展開していて これも又なかなか面白い物です。
相変わらず “everyone’s a critic”です。

dicoさんも既にご存知でしょうが、既に出回っているS4に関する各種trailer, teaser, promo. 等を見ると如何に
多くの人達が大きな期待をしているかが分かり興味深い内容です。
実際放映される迄は 誰がどんな推論をするのも自由ですし、それも待つ間の楽しみなのでしょう。
ただその中の1つに、以前話題に出て居たTHを既に取り込み済みのtrailerを見ましたが、これは未だ可能性
残っているのでしょうか? そして “The Valley of Fear”が込められそうだと云う説はかなり信憑性が
有りそうです。

正典の重視、作品のクオリティー、キャラクターの設定、特に先に書いた女性キャラクターを増やしたり、
正典に無いキャラクターの出番を増やす 等々常に心に掛かる心配点ではあります。  

BS放映で再燃した思いは、角川版を手にした時“再再燃”となるのでしょうか。

返信する
Re.はじめまして! (dico360)
2014-06-11 00:10:26
透花さん、
こちらこそ初めまして!
読んでいただいてありがとうございます。
考察は主に今までコメントでやりとりした内容をまとめているので、
私の功績ではありませんが(笑)少しでも楽しんでいただければ嬉しいです!

自分やジョンに言い聞かせるように・・・そうなんですよね、ホントに泣けますよ(涙)
あの場面は思い出しただけでうるうるしてしまいます。

Sherlock愛、ぜひぜひ共感、共有させてください。
透花さんも何かありましたらまたいつでもコメントくださいね。
返信する
Re.少し話がそれますが (dico360)
2014-06-11 00:01:56
Yam Yam さん
毎度です♪
E1のBGMはホントにかっこよかったですねー。
あの音楽とシャーロックのアクションもよくマッチしていて私もワクワクしました。
E3は何だか聴いてるだけで泣きそうです。
考えてみれば私、まだS3未購入なんですよ。早くゲットせねば。
そうそう、10月にSherlockの公式本がでるそうですね。
S3の脚本や舞台裏の話もたくさんあるそうで、まだ翻訳本は未定だそうですが・・・

Redbeardのテーマ、思い出せないわ。。。
でもあのあたりはせつなそうですね。
マインドパレスから這い上がってくるときのテーマ、ジョンのテーマが組み込んであるとか。
私はまったく気が付かなかったのですが、ご存知でしたか?

セクシャリティー、私もまったく同感です!
ミステリアスにしておいてほしいですよ。
ベネディクトのその話も以前どこかで聞きましたが、
何となく、彼はファンフィクションに抵抗があるんだなーと思ったんです。
TopGearでも少し言及していたし、S3プレミアの時も途中で読むのやめたし(当たり前です!)
マーティンはすごいイラストを見せられた時も平然とかわしていましたが、
ベネディクトは正面から受け止めているような感じです。
なので、S3も多少そんな意向がはいっているのかも・・・とYam Yam さんのコメント読んでうっすらと思いました。

ところで、
また新しい女性キャラ??
もう新しいキャラクターはおなかいっぱいです。勘弁してほしいです。
とにかくクオリティキープ、本当にその通りです!
正典知らない私ですが、ピンクを見てシャーロックというドラマに惚れたんですから、
と、何度言わせれば(笑)

モファットさん、面白がっているだけであってほしいのですが。。。(泣)
返信する
Re.すいません。最後に変な文字が (dico360)
2014-06-10 23:21:04
すみません、私もまとめて書こうと思ってたのに結局別々にしてしまいました。

投降後のコメントは管理者でも編集できないんですよー、Gooブログの仕様みたいです。

もう一人の兄弟、かなり議論の的になっているようですね。
きっと、裏付けがあっての訳だとは思うのですが、考えてみればまだ脚本もできてないんですよね(笑)

ところで、
S4「Shock」なんですか?ひえー。
もう十分鍛えてもらったので勘弁してほしいですよー。
モファット神の言う事はあてにならないから・・・と思いたいです(笑)
返信する
Re.感想や考察、楽しく読ませていただいてます! (dico360)
2014-06-10 23:15:15
Misty さん
いらっしゃいませ♪
画像だけはたくさんあるので(笑)
そうなんですよね、この2人お互い本当の表情を見せないんですよ、
それがまたせつないというか、何やってるの?君たち-と突っ込みたくなります。
S3はある意味恋愛ドラマのようなすれ違いばかりでやきもきします(・・・のは私だけかも)

ソシオパスのふり、なのか変わったのか、両方かも。
SHの情緒は間違いなくジョンに出会ってから取り戻している感じなので。

いや、でもMisty さんの宣伝用画像の考察、すごいですよ。
関係をすごく象徴している、そんな見方もあったんですねー、ホントにその通りです!
これからこの画像見るたび泣きそうですけど(笑)

E2の謎、おお!!確かにそうですよねー。アーチーくんが推理したと言って良いと思います。
本当になんて将来有望なのかしら。
まーでもモファット神、否定しません。その通りです。なのでもう言うまい。。。

両手に花、ご賛同いただきありがとうございます~。
Misty さんならわかってくれるかと(笑)

お砂糖の件、こちらこそありがとうございます。
確かに、全然重要じゃないので端折る気持ちもわかりますが、おかげでこんな大事に(笑)

はい、これからもゆっくりと遊びにきてくださいね。
私もまたお邪魔させていただきます。

返信する
はじめまして! (透花)
2014-06-10 19:02:15
先日BSでS3を視聴した後こちらのサイトにたどり着いて以来、ウンウンと頷きながら記事を読ませてもらってます。本当に考察が素晴らしくて、一人で放送を見ただけでは言葉にできなかったあやふやな気持ちが、こちらの記事を読んで、クリアになったように思います~!S3のラストで、自分はソシオパスだ、だからこんなことで心が壊れたりしないんだよって、自分や、それよりもジョンに言い聞かせるように言ってマグヌッセンを撃ったシャーロックがもうもうもう…。放送からすでに何回も見直してもまだ気持ちの整理をしきれないので、またこちらで考察や感想を拝見して、SHERLOCK愛を共感できるのを楽しみにしてます!
返信する
少し話がそれますが (Yam Yam)
2014-06-10 15:42:21
久し振りにサウンドトラックを聞きましたので(時々BGMにしてます)、少し触れさせて頂きます。
E1の出だしスコアーを最初に聞いた時はまるでアクション映画の様にカッコよくワクワクさせられた事を
思いだします。 そしてE1全体もエピソードに沿いメリハリがありそれなりに気に入っています。
E2は内様がアレなので、流せてしまう作りの様な気がします。
ところが、E3のスコアーは全体通して“悲”で、それぞれの場面を思い浮かべれば尚更物哀しいトーンで
統一されていて、ストーリーを知らずに聞いたら普通の“悲劇”としか思えない様な感じですね。
しかも、シャーロックが撃たれて以降はいや増しに悲壮感漂い、BGMだけでも涙がでそうです。
Redbeardのテーマ、シャーロックがmind palaceに降りて行く場面のスコアー好きなのですが、辛くなります。
(Redbeardのテーマは好きだと云う声が多かったようですね)。
それぞれのキャラクターのテーマに関しては、シャーロックは躍動感があり、如何にもシャーロックらしくて
好きなのですが、ジョンのテーマに関してはS1 を最初に見た時から何となく哀愁を帯びていると感じて居ました。
戦争で傷付いた心、トラウマを抱えている為なのでしょうか。
英国放映後の反響として、E3に関してはやはりMoffatさんの脚本で手堅く 安定していたとの評価が多かった
様ですが、それにしても此処まで悲しいテーマにしなくても良いのに・・・

それから、Benedictがシャーロックのセクシャリティーに関して語っていたのですが、「シャーロックに
セクシャリティーが無いとか、経験が無い、興味が無いと云うのはおかしな話しで 仕事をする上で表に出さない
だけだ」・・と。それも正しいのかも知れません が、この様な発言を聞くと、以前S4に関してMoffatitsさん
が語っていた好ましくない設定を又思い出し余計な不安、妄想が・・・(汗)
恋愛は不合理で理性を失わせるものだからと切り捨てて割り切っていたシャーロックに関しては、
“ヴァージン疑惑”位でミステリアスに扱う方が良いのではないかと思うのは私だけでしょうか?
以前も書いたかと思いますが、これ以上女性キャラクターが増えると 又シャーロックのカラーが違う方に
向かってしまうのではないかと危惧します。
兎に角、何度も繰り返しますが 変えて欲しくない基本のテーマはシャーロックとジョンの友情、推理、冒険だと
思います。

と、ここ迄書いて途中ネットを見ていたら、又もやMGさんがS4の放映時期に触れるコメントをしていて、
流石に如何にアホな私でももう踊らされなくなりましたが、何処まで聴衆を翻弄するのでしょう。
で、以前のコメントを繰り返しているのだと思いますが、又S4に関してジャニーンのみならず新しい女性
キャラクターを出し、シャーロックのmore humanな部分を出したいと・・だから~~、それは以前dicoさん
とも反対した点でしょ!と思わず不満の独り言!MGさんジャニーンにご執心の様です。
そして、これらの記事を読んだと思われる方の記事で、「もうS4の放映時期は我慢して待つので、兎に角
クオリティーだけはキープしてくれと 悟りの境地だ」と書かれていたのを見て、諸手を挙げて賛成!!です。



返信する
すいません。最後に変な文字が (Misty)
2014-06-10 00:56:38
すいません。最後に変な文字が残ってました。2段落目の書き損じが残ったんですね。消し方が分からないネット原始人なので、ここで言い訳しておきます。失礼しました!

ついでだからもうひとこと。ほんとに、「もう一人の兄弟」、違ったらどうするんでしょうね~もしかして、2年後にはもう誰も覚えてないだろうとか思ってませんよねN〇Kさん・・シャーロックファンに限って、それはないと確信できますが。
返信する
感想や考察、楽しく読ませていただいてます! (Misty)
2014-06-10 00:44:37
こんばんは。早速感想をアップしてくださり、ありがとうございます~いつもながら、画像と効果的に組み合わせてくださるので、特に表情の変化とか、とても説得力あります。空港での別れのシーンの、シャーロックが背を向けた後のジョンの表情とか、マグヌッセンを撃った後ジョンに背を向けた後のシャーロックの表情とか・・・「ああ、そう言われてみれば・・・」と、とても深いものを感じました。二人とも、内部では感情が渦巻いているのに、それを押さえて相手に見せまいと(負担をかけまいと?)しているのかな・・と思ったりもして、切ないけど、だからこそ感動的なんでしょうね。最後の握手で手袋を外すシャーロック、ほんとに、ソシオパスなら思いつかないでしょうね。それは、シャーロックが元から「ふり」をしていたからなのか、それともジョンに出会うことで変わったのか・・私は、後者かなぁ・・と思ったりしますが。

・・と、ほんとに真面目に感動しながら見ていたのですが、でも実は「相愛なのにすれ違い」や「両手に花」にも、「言えてる言えてる!」と、受けてしまっていました。すいません。こんな奴です。

それから、子供シャーロック、アーチー君の子の方が合ってそう・・と、実は私も思ってしまっていたので(二人が並んでコンピューター見てるところを見て、「なんだかこの二人、顔だちも雰囲気も似てる」と思ってしまったので)、うんうん・・と、頷きながら読みました。でも、モファットさん=神ですしね・・・余談ですが、第2話の謎を解いたのは、実質アーチー君では・・と思ってしまいました。将来有望ですね。

Cat Loverが銃のことらしいという、すごい情報も、ありがとうございます。ほんと、その方がメアリーさんらしいですね。

あ、それから、お砂糖の件、早速確認していただき、ありがとうございました!さすがです。やっぱり、ファンとしては、2者択一ならお砂糖の方を残してほしかったですよね~それにしても、字幕は「頼む」だけだったなんて!それはいくらなんでも端折りすぎでは・・!S3はどうなるんでしょうね・・

今夜は、遅くなってきたのでとりあえずこの辺で・・スローペースでランダム投稿な私ですが、コメントも含めて楽しく読ませていただいてますので、また次もがんばってくださいね!



・・と、まじ
返信する
Re.・・・ (dico360)
2014-06-09 23:38:05
kumさん
こんばんは。早速の考察ありがとうございます!
実は初めて観たときはてっきりマグヌッセンを射殺しにきたと思っていたので
マグヌッセンが「彼らは武器もってないから大丈夫です」と叫んでいたのをみて「あれ?」と思いました。
その時はそれで終わりましたが、やっぱりマイクロフトはマグヌッセンを消したいと思っているよねーと考えていたところなので
kumさんの解釈見て、なるほど!と納得しました。
そうなるとSHの行動もかなり説得力が出てきますね。
だからあのタイミングだったのかもしれません。
ホームズ兄弟はお互いを利用しているところが多々あるので、
マイクロフトのキャリアに傷がついたり失脚したりしていまうのはSHにとってもデメリットが大きそうですし。

今ちょうどマイクロフト黒幕説?をまとめているところなので、
kumさんの解釈もぜひ参考にさせてください。
知ってることしか知らないんだ、そうそう、そうなんですよ。
私はそこがホームズ兄弟との圧倒的な違いだと感じました。

興味深い考察、ありがとうございます。
よろしければまたいつでもお気軽にコメントくださいね。
返信する
Re.相変わらず続きますが (dico360)
2014-06-09 22:32:18
Yam Yam さん
毎度です♪
今まで彼が犯罪を捜査するのは、知的好奇心や恍惚感を得るためであり、
だから面白い犯罪が続くとクリスマスと言ってたのですよね。
でもマグヌッセンに対しては始めからそんな対象では無くひたすら「嫌い」としか言ってないように思うので、
そこもとても違和感を感じるんですよ。もっともらしい理由を言ってるようであまり理由になってないし。
政府から依頼されただけで動くなんてとてもシャーロックらしくないです。

Don’t be absurd I’m not given to the brotherly compassion
なるほど、これがあるから「兄弟」。
「兄弟ゆえの慈悲心など持ってないよー」なので「もうひとりの兄弟がどうなったか知ってるだろう」って事なんですね。
これを訳した時はそれでもどっちだろう?と悩んでいた私ですが、プロはやはり違いますね。
でも、意味も無くマイクロフトにこんなことを言わせないと思うので、
何かありますよ、きっと!

そして、
テキストの読み取りありがとうございます!
すごーい、大変だったでしょう。
「Den」とか意味深ですね~。「Linguist」も今思えばエージェント的かも(笑)
「Guardian」は「Lib」もあるしガーディアン紙だと思っていたのですが、これも深読みできるのかしら。
いつも初対面の人に対してはこんなテキストが浮かぶのかと思うと、
私はぜったいSherlockに会いたくないです(笑)
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・・・ (kum)
2014-06-09 22:02:38
マグヌッセンから『離れろ』と繰り返しマイクロフトがSHやJWにヘリから指示し続けていましたよね。

彼は、狙撃命令を出すつもりだったんじゃないでしょうか。国家機密の入ったPCがアップルドアから見つかればいくらでも”理由”をつけられますし。

SHは感情のまま、殺人を”選択”したのではなくこのままでは世界の脅威となる存在を完全に消去する=データを完全に消すしかないわけで・・・それを国の要人であるマイクロフトがキャリアに傷をつける形で遂行するより一民間人のSHが負ったほうが、損得勘定でいったらどちらがプラスか、まで冷静に検証したと思うのです。
もちろんJWのためでもあったでしょう。
”親友”と呼んでくれた人のために。

SHにとって優先順位をつけるとき自分すら圏外にはしないともとれますよね。

またメアリーはCIAであったわけだから、SHがどんな覚悟でマグヌッセンを撃ったかは心情的にも共感できたでしょう。

マグヌッセンは何でも知ってるから世界を握ったつもりだった、法的には明らかにただのビジネスマンにしか過ぎない世界の覇王になったんだと得意の絶頂だったでしょう。
知ってることしか知らないんだということを実感できずに、愚かな驕りはつぶされたのでしょうか。

見当違いの解釈だと笑われる覚悟で、前回の暖かいご返答に甘えてコメントさせていただきました。ご笑納を。




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Re.S3-3を観終わって (dico360)
2014-06-09 21:35:14
かじゅさん
おお!なるほどー、そこはまったく盲点でした。
そういえばそこに言及している意見、全然見かけないですね。
彼を殺しても書類は残る、おそらくメアリーもそう思ったからオフィスですぐに殺さなかったかもしれないですね。
他の方法、わかります、わかります。今までにないバッドエンドのようなものですもん。

殺人、バレたかバレなかったか、
これは私の私見ですが、シャーロックはマイクロフトたちが到着するのを待ってから撃ってるようなタイミングなので、
ジョンに容疑がかからないよう、わざと目撃者を作ってるように思うんです。
なのでシャーロックが泣きそうになってるのは、また別の理由があるかもしれません。

ジョンの過去については謎なのですが、元々軍人ですから戦場では人を撃つのは日常茶飯事な感じですよね。
パイロット版では、ラストで殺人犯をジョンが撃ったと気づいたシャーロックが「大丈夫?」と心配していて、
ジョンは「みんないい奴だったのに助けることが出来なかったんだ。でも今日は眠れる」と言っているので、
ジョンは目の前で死んでいく仲間を助けられなかった、という軍人らしいトラウマを抱えていた印象です。
なのでジョンが撃った弾丸はシャーロックのみならず自分をも救ったという意図を感じました。

メアリーの存在は、みなさん理由はそれぞれですがまさにもんもんとしている部分なので
毎日ああでもないこうでもない、と言っている状態です。
なので新しい情報が出るまでなんとか凌いでいきましょう。
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相変わらず続きますが (Yam Yam)
2014-06-09 16:30:33
最初に投稿させて頂いて以来早4ヶ月位経ちますが、未だに絶えず思いが噴き出る「シャーロック」は
只者ではない!と実感します。
そして、2年余り前 シャーロックを見て以来心に溜まる思いを共有する人も無く1人で悶々としていた頃を
思うと こうしてこの場で溜まりに溜まった思いを吐き出す場所を設けて頂き本当に有難いと感謝しています。
でも、書けば書く程次々新たな感慨が絶えずに続くのは一体如何した訳でしょう(汗)
そして、今回も以前のコメントと重複して居るだろうと思います。

「シャーロック」は正典を重視しながら現代版に設定しているので 正典と全く同じ描き方をする必要もないし、
不可能だし、そもそもSM&MGさんの意図ではないと思います。
なので、1つ1つ正典との違いを指摘するのも違うとは思います。 正典を元にしながら、各エピソードの中に
ちりばめられた正典由来の逸話、語録、小ネタを見つけ出す喜び、楽しみが有ると思います。
ただ、その中で登場人物のキャラクター設定、本来のカラーだけは絶対崩して欲しくないポイントだと考えて
いました。
今回S3はこの様な根底に残すべき主題が方向転換されていた為 賛否両論が今迄とは全く異なる形で噴出して
居るのだと思います。期待度が余りにも高かった為逆のベクトルも大きく振れて居るのかもしれません。

特にシャーロックは本来の(今迄の)high functioned sociopathの鎧を纏って敢えて他の人と距離を保って
いた姿が、ジョンの友情に触れ次第に隠されていた人間らしい姿を現してきたと云う今回の設定自体は好ましい変
化であったとは思いますが、余りにも行き過ぎて 本来の特性である冷静な判断を失い、感情の儘に行動し
遂にはマグヌッセンを射殺してしまう設定は何度考えても納得できません。
そして、シャーロックが最初から何故あれ程冷静さを失う程迄にマグヌッセンを憎むのか。マイクロフトも同じ
様に疑問を口にして居ましたが、何か語られて居ない根拠があったのか?憶測したりします。
勿論「恐喝」と云う行為は有る意味一番卑劣で許されない行為だとは思いますし、間接的に多くの人を死に至ら
居ると思われる上に CAMはメディアを牛耳る立場である為より危険があると考えられるのではありますが。
因みにCAMは「恐喝界のナポレオン」だと云われて居ましたが、正典ではモリアーティーが「犯罪界の
ナポレオン」だと」言われていましたね。

そして、繰り返される“the other one”に関しては、今回字幕ではっきりと“もう1人の兄弟”と表現されて
しまった為又もや話題彷彿ですが、マイクロフトのセリフを確認し直すと、
“If this is some expression of familial sentiment・・・”と言われたのに対し、
“Don’t be absurd I’m not given to the brotherly compassion”の次の“You know what happened to the
other one“となるので、やはり兄弟或いは肉親との解釈になってしまうのかも知れませんね。
となると私が以前書いた「とんでもtheory」未だ可能性有りかも・・・(まさか!)

シャーロックがメアリーを読み取るテキスト中「猫好き」が銃の事だとの記事は全く私の予想外ですが、
本当はどうなのでしょう。
あの読み取りは余りの多さで私も未だに全部読みとれていませんが、他の方も既にご存知だとは思いますが、
下記の単語だけ読み取れました。
Secret, Shorthand, Nurse, Shortsighted, Size 12, Lib, Disillusioned, Guardian, Linguist, Romantic, Scar,
Appendix, Bakes own bread ,Tattoo, Den、Cat lover, そして“Liar”ですね。
他も未だ有ったと思いますが、判読不能です。
正に 有りえん透視?推理?スキャン?ですね~。何時もながら「何でそんな事??」と思わず笑えます。
ここでちゃんと”Liar“読んでいたのに、流石のシャーロックもあれ程のlieは予想もしなかったのですね。
あー未だ終わりません(汗)

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S3-3を観終わって (かじゅ)
2014-06-09 05:23:55
のっけから疑問なのですが、マグヌッセンを射殺する銃を、マグヌッセンの私邸であるアップルドア内に招き入れられた時に、よく持ち込めましたよね?
(マグヌッセンが最初登場した時は、メチャクチャ、ボディチェックしてたのに)(笑)
恐喝者が消されるのは世の習い、なのに今までマグヌッセンが無事だったのは、鉄壁の(?)ボディガードに常時守らせていたからだけではなく、
単に彼を殺しても、その後に残る恐喝の材料を大量に所蔵した「アップルドア内の保管庫」を
誰かに悪用される恐れがある、と皆が思っていたからでしょう?
「そんなものは無い、全て自分の記憶ひとつだ」とマグヌッセンが明かした、
名高い諮問探偵シャーロックホームズに勝てたという、その自惚れからの油断を
他の方法で突けなかったのかなあ、シャーロック。
おとなしくあのまま捕まって、「あの男に兄さんの『誰にも言えない秘密』をチクッちゃったよ。
強請られたくなかったら、奴を永遠に閉じ込めとくしかないね」(笑)とかさー。
ああ、ギャグコメディになっちゃいますね(苦笑)
だけど、今回、「殺人」が重いんだもの。

今回、シャーロックがマグヌッセンを射殺したのは、S1-1でジョンがタクシー運転手を撃ったのと全く同じですよね。
「大事な友を助けるため」に。二人は結果として、人を殺した。
違いは、バレたか、バレなかったか、それだけ?

バレなかったS1-1、二人は笑い合い、「冒険活劇」は始まった。
バレてしまった今回、シャーロックは泣きそうな顔をします。
様々な思いの中には、「初めて人を殺してしまった」というのも当然あるでしょう。
では、ジョンの「初めての殺人」の時は?
泣いている幼いシャーロックを見守ってくれる、マイクロフトのような存在が、
そのときジョンにもいたのでしょうか?

「それ」をおそらく、ジョンはメアリに求めている。
「私が暗殺者である事をあなたは知っていた、だから私と結婚した」と、ジョンに告げる女。
全てを知って、平然と空港でシャーロックと抱き合える女。
ジョンは彼女を愛している。

「Sherlock」はエンターテイメント物語ですよね?
「楽しんでこの先を観ていても大丈夫」と、もう一度どこかで、
べネさんにコメントしてもらえないかしら。
メアリの存在に、ジョンの心の闇を見てしまう私に---。

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Re.221Bで舌戦に破れるSH (dico360)
2014-06-08 23:23:05
黄梅さん
早速ありがとうございます~。
ホームで敗れるSH、そう思うと確かに悔しさ30倍ですね。

Cat Lover、わははー、ですよねー。
E1の時点ではアサシンだなんて知らないから猫好き?って思いますよ。
いや、でももしかしたら猫好きかもしれませんよ。
メアリーは英国人ではないので、そこを強調したのかも。

おお!原作ありがとうございます!
確かに、その結末はかっこいいですね。

原題は最初「犯人は二人」だったけど途中で「恐喝王・・・」にしたそうです。
理由はよくわかりませんが、
あまり内容にそぐわなかったとかそんな理由だったように思います。

「ライヘンバッハヒーロー」は冒頭のライヘンの滝の絵を救出して、
新聞の見出しが「ライヘンバッハのヒーロー」とかだったのでそれを使ったんだと思いますが、
なぜ「ライヘンバッハフォール」じゃダメだったんですかね?
Fallだとわかりづらいしそのまま「ライヘンバッハの滝」だとちょっとカッコ悪いから?
訳の基準が謎ですね~。

この記事の続きは更にいろいろな考察を書いていこうと思っていますが、
ほとんどいただいたコメントなので他人のふんどし状態です(笑)
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221Bで舌戦に破れるSH (黄梅)
2014-06-08 21:38:33
こんばんは。
マグヌッセンは情を理解できない。なるほど!読むのではなくて、記憶だけ、私も「あ、読むわけじゃないんだ」と思いました。

221Bでマグヌッセンとの舌戦に破れるSH、原作通りとはいえ、名探偵破れる、の図は悔しいですね。いつもアウェーで犯罪者をやりこめてるのに、ホームでここまで叶わないのは、見ながらすごく悔しかったです!

メアリーの銃ですか、なんで猫?英国人ならいぬが好きそうなのに(偏見)とか???だったので、勉強になりました。

グラナダ版でも結末、少し変えられていて、BBC、グラナダ、原作と比べたら、原作が一番スッキリ終わるから(グラナダ→最後の犯人人相がきシーンが採用されていない)、なんか見ていて余計に悔しくて(笑)真犯人がいて、JWとSHがそれを隠蔽&書類を処分しトンズラ、JWだけ逃げる姿を見とがめられてしまい、後から警察に目撃証言を聞かされ、SH「それじゃ犯人はまるでワトソンみたいな人相じゃないか。人相と言うにはありふれすぎて使えない情報だ」とごまかして小さい笑い、が原作では小気味良くて好きです(ながったらしくてすみません)。

原題はミルバートンのフルネームですが、邦訳には「恐喝王」とついたり、「犯人は二人」となぜかネタバレ気味のものがあったり、個人的に気になります…。原作でも、他の邦題はけっこう原語に忠実で、ほぼ直訳なものがほとんどだから、ミルバートンだけいきなり「犯人は二人」って‥。もしかしたら、アメリカでの発表時や、発表のどこかの過程では、「犯人は二人」と使われたりしたのでしょうか?後はせいぜい「美しき自転車乗り」か「孤独な自転車乗り」か、「名馬シルバープレイス」か「銀星号事件」かくらいしか、邦訳にばらつきが見当たらないから、すごく気になります。

余談なんですが、ライヘンも、BBCで「fall」が滝と墜落にかけてるのかなー、とか思っていたら、「ライヘンバッハヒーロー」が邦題なんで、どこからヒーローが出てきたんだろう?と思いました。

それにしても、「精神の宮殿」と「圧力点」には驚かされました。なぜそこだけ直訳(笑)ネタになりすぎです!
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