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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロックS4についてbyアマンダさん

2019-02-19 09:32:39 | Sherlock Topics 2019
シャーロックファンサイト、SHERLOCKfansiteJapan@Sherlockfan_JPNさんがご紹介していた
Digital Spyの掲載されているアマンダさんのインタビューを訳しました。

The Timesのインタビューの抜粋のようですが(私はThe Timesが読めないのでリンクだけ貼ります。)
ちょっと面白かったので・・・・

元記事
Digital Spy
Sherlock star says the last series "started to pander to the fans"

The Times
Amanda Abbington: ‘The split shook me. I had no self-esteem’



アマンダはシャーロックのS4について「ファンに迎合し始めた」と思っていると述べた。

2014年と2017年にS3、S4でメアリー・ワトソンを演じたアマンダは
The TimesにSherlock trollsについて話した。

「彼らが最後のシリーズに満足していたとはとても思えない。」「とても複雑になったと思う。」と話す。



「モファットは大好きだけど、彼らはファンに迎合し始めたと思う、たくさん存在するファンダムが影響している。
「もっとストーリーに専念するべき、彼らは面白いものが書けるんだから。」
アマンダは後にSNSでコメントをした。

"It was a joy and pleasure to be a part of, and I'm incredibly proud of it."
「モファットは素晴らしい作家」とツイートした。
「シャーロックで演じるのが大好きだったし大正解だったと思ってる。
誤解する人もいるだろうから言っておく。出演できて満足だし嬉しかった。誇りに思ってる。」



先の事はどうなるかわからないけれど、モファットはいつかはS5が作れることを期待している。

「今のところ計画はないけど、みんなこのドラマには思い入れがあるし、もうやらないなんてちょっと考えられないね。」と今年初めに話している。
(これはたぶん今年じゃなくて去年のRadio Times Covers Partyでの言葉だと思うんです。去年の2月にUPしたインタビューにありました。)
Radio Times Covers Party
モファットさんのコメントはその時にMistyさんに訳してもらったものです。
Mistyさん、いつもありがとうございます。Thanks Very Very much!

Sherlock trollsは何でしょうね。
trollは「荒らし」や「釣り」の意味があるそうですが
SNS上でシャーロックファンにバッシングされてきたとThe Timesの冒頭に書いてあったので
その事なのかもですね。

彼女も結構ファンを煽るツイートをしていた印象がありますが
メアリーのキャラクターがアレだったのはアマンダさんの責任ではないと思います。
5年前からバッシングされてきたとありましたのでS3からって事ですよね。
やっぱり暗殺者設定がダメだったとしか・・・・

マーティンと別れた原因はシャーロックだった?と思えるような記事の冒頭なんですが
全文読めないもどかしさ(泣)


彼女の発言の意図はThe Timesを読まないとわからない気もしますが、
それにしてもファンに迎合なの?って。
私は逆だと思ってたけど・・・S4は総じて腐女子撲滅プロジェクトだったし(by Mistyさん)

「君たち、こんなのが好きなんでしょ?」感満載なハグシーンとか、
あれが迎合と言うなら私はきっとファンダムとはベクトルが違うと思うの。
モファットさんたちがファンの希望を取り違えたかもしれませんが。

当時も散々言われてきたけど、自分たちのやりたいことをやって
最後にファンサービスしたように感じましたけどね。
スパイとかサイコパスとか・・・・・

でも本筋から逸れるべきではなかったというアマンダさんの意見には心から同意です。
主役ふたりも納得していないと言うのは当時からずっと言われてきましたが
アマンダさんも同じだったのかしらね。


Sherlockは関わった人たちの運命を大きく変えてしまったのね。
私の生活も変わりましたけど。どっぷりと英国俳優沼。



10 コメント

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いろいろ考えちゃいますね (篠田真由美)
2019-02-20 08:52:46
うーむ、本当に「ファンに迎合した」って書いてありますね。ファンの声を片耳に入れて、その期待を裏切ったりはぐらかしたりしながら、常に斜め上を行く、というのが制作陣のゲームだったように思うのですが、その歯車が最後に来て狂ったというのも、「迎合」の一部と見ることは出来るかもしれません。
このドラマのストーリーを追いかけると、そんなに長期展望はないまま、ただファンを裏切ることだけを目安に、先へ先へと作っていったような気がして、4シーズンの全体に構想を見つけて、最後は失速じゃないとする弁護論があったのですが、私はそれは贔屓の引き倒しだと思ってました。
原作ではアイリーンは死んでいる。映画「素敵な冒険」のアイリーンみたいなドイツスパイも、日本で殺されたという結末になってる。だからアイリーンは生きている話にする。メアリは貞淑な妻という原作。だからこそ彼女の正体はとんでもないものにする。どうだ、びっくりしただろう。
そしてファンはシャーロックとジョンを親密にしたいんだから、ほら、邪魔な彼女を消してあげたよ。ふたりの友情は地獄に落ちて、そこから復活するんだよ。満足してもらえた? 見当違いのファンサービスほど困ったものはない。なまじリアルタイムで視聴者の声が届く、現代の弊害だと思います。
アマンダさんは、山のようにいいたい「あれはダメだったのよ」を100分の1くらいもらして、その後をフォローするようにモファットを褒め称えてるけど、本音は「ダメ」の方だと私には読めてしまいます。

最近ツイッターを始めて、ルパンのマンガ化をしてるマンガ家さんのツイートを読みながら、自分はずーっとホームズ読めなかったものなあ、と改めて半世紀にわたる「奇巌城ショック」を回顧。それを破ってくれたのはSherlockで、それこそ読書生活はがらっと代わり豊かになりました。そのことには感謝しかありませんが、思い返すほどに苦いものがついてきてしまうのは、ちょいと辛いのでありました。
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Re.いろいろ考えちゃいますね (dico)
2019-02-20 20:01:23
篠田先生
そうなんですよ、「迎合」だったの?と思いました。
S3からファンの予測を裏切るための展開が本末転倒の大風呂敷からのS4はどんなに擁護が出ようとも、ysっちゃった感はぬぐえませんね。先生のやらかし展開のまとめ(?)を読んでいると何か本当にモファット別人だったんじゃ・・・と思えるほどダメダメですね。ちゃぶ台ひっくり返すのにもホドってもんがありますよ。S4は役者たちが一番つらかったのかもしれませんね。そういえば当時モファットの解釈にルーちゃんが怒りのツイートをしてましたよね。モファットさんの批判はできないだろうけど、出演者たちの本音トークを聞いてみたいです。

先生、ツイッター始められたんですね。ご迷惑でなければフォローさせてください。
奇巌城ショック、BBCシャーロックが放送されていなかったら今もホームズ嫌いだったのかもなんですか。人生何があるかわかりませんね。
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ツイッター (篠田真由美)
2019-02-21 08:35:02
本音トーク、まあ無理だとは思うけど、聞きたい気持ちは強いです。でも俳優が、自分が出演してすでに終わってしまったドラマを、後から批判しても空しいし、視聴者も無念な気持ちが募るばかりだから、そういうのは外には出てこないんでしょうね。
そらまあ、「あれは間違いでした。ごめんなさい」ってモファティスに頭下げられたとしても、覆水盆に返らずで、一瞬溜飲を下げた後はしみじみと悲しくなっちゃうだけだろうし。だからって、自画自賛は勘弁です。

ツイッター、名前は「篠田真由美」でまんま出ているので、検索をかけていただければ出てくると思います。わかるような形で書き込みしていただければ、こちらもフォローします。
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Re.ツイッター (dico)
2019-02-21 16:46:52
篠田先生
そうですよね、確かに後から批判は空しいしあまり聞きたくないですね。
モファティスの自画自賛はいただけませんでした。空気読んで、黙ってて、と思ったものです。
いつかまた新しい形でSherlockを作ることがあるなら、「あのシリーズはちょっとアレだったよね。」な笑い話にでもしてくれればいいです。

ツイッター、ありがとうございます。
すみません、実は昨日すぐに探せたので無言のフォローをしてしまいました。
後ほどリプライをリプライをお送りさせていただきます。
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やっぱりホームズが好き (あきこ)
2019-02-22 17:44:38
S1は本当に良く出来ていて、パイロット版を作ってからそれを上回るものを再撮影して、とドラマ作りに情熱と余裕がありましたよね。シーズンが重なるたびに悪い方に悪い方にと流れていったような。

特にS2が終わってからは、S3までのあいだにファンによる推理や考察がヒートアップしましたからねえ。
本当に頭が良くて面白いファンたちの考察が多かったものですから、脚本のお二人は「これを上回るものを作らなくては」とかなり焦ったことでしょう。見なきゃいいのに…馬鹿だなあ。

わたしアマンダさんのことは大好きなので、彼女がS3で登場してすぐのチャーミングで、ユーモアがあって、機転が利いて、というメアリは彼女の魅力も相まってすごく良かったと思います。やっぱり最悪だったのはアサシン設定…。

ベネディクトさんのご両親など、身内キャストも最初は面白く感じましたけど、やりすぎでしたよね。ユーラス役の女優さんもベネレットのときのオフィーリアでしたし、それを知ったときには「実は本当のところベネディクトさんの奥様にオファーしたかったのでは?」などと勘ぐってしまいました。

話は変わりますが、いまさら「エレメンタリー」を見始めてはまっています。
S1はストーリー展開もどこかぎこちなくて「これはホームズとワトソンである必要が?」などと思って見ていたのですが、S2から正典ネタもどしどし盛り込んで楽しませてくれるし、のっているキャストやスタッフとのいい関係性も伝わってきます。
そしてなんといっても1シーズンで20話以上ある贅沢! BBC版も脚本家をたくさん使って、面白い事件や推理づくりを手伝ってもらったらよかったのに。個人的には苦手でまったくついていけない、数学ネタやITネタが好きです(頭の良い人の考えを拝聴するのが好きなんです)。

最初は「ううむ?」と思ったNYのシャーロックとジョーン(笑)にもだんだんヤミツキになってきます。
シャーロックの背筋を不自然に伸ばして、への字口をする癖が愉快だし、時にシャーロックを上回るジョーンの頭の回転も爽快です。
アメリカのホームズマニアの視聴者に「そうそう」って思ってもらえるのか、シャーロックは「ワトソン!」呼びだし、えらくクラシックな英語を話すのも面白いです。
「I beg your pardon」なんて、わたし死語だと思っていましたよ…。BBC版のシャーロックなら絶対に言わないですよね。
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Re.やっぱりホームズが好き (dico)
2019-02-23 11:28:26
あきこさん
回を重ねるごとに衰えていく、ありがちなパターンになってしまいましたよね。
S3の敗因はまさしくそこにあると思うんです。そういう意味ではファンに迎合してしまったのかな。
メアリーはS3E2までは私もアリだと思ったし魅力的なキャラクターでした。悪夢のE3、アサシン設定。しかもシャーロックを撃ったあとジョンには言わないで、とかちょっと残念すぎました。

身内キャストはカメオ程度ならそれも面白いと思いますが実生活の関係をドラマに持ってくるのはやっぱりちょっとやりすぎですよね。S4は奥様出すんじゃないかとファンの間でも言われていましたがさすがにそこは空気を読んだのかもしれません。

エレメンタリー、最初こそ評判悪かったみたいですが最近は人気ありますね。やはり正典ネタは必須です。
アメドラは普通に20話ありますもんね。思えば贅沢だったんですね(笑)推理するストーリーを考えるのが難しいと言っていたのでいろいろな脚本家を使うのもアリですよね。あー、ほんとあれで終わるのは勿体ないキャスト陣や設定です。
フランケンシュタインでW主演だったジョニー・L・ミラーはどちらかと言えばダウニーさんのようなイメージですがどうなんでしょう。観たいと思いつつ実現しないまま今に至ってます・・・
クラシックな英語はアメリカだからこそなのかしら。それも勉強になりそう。BBC版は話長いですけどそこまで丁寧ではないですもんね。
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Unknown (Misty)
2019-02-23 17:20:21
ちょっと出遅れてしまったし、dicoさんや他の方のコメントに総じて同意という感じなので、あれこれ書くのはやめておきますが、「迎合」という言葉には、どうしても引っ掛かりますね。ホントに、逆というか、ファンの予想と希望を意地でも裏切ってやろうとして裏目に出たのがS4だと思うんですが…製作側の認識がそんなにズレてるとは、う~ん…責任転嫁なのか本気でそう思ってるのか…本気だとしたら、もし次があってもかなり不安です。
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Re.Unknown (dico)
2019-02-23 18:06:00
Mistyさん
いえいえ、こちらにもありがとうございます。迎合、ホントですよ。え?本気でそう思っているの?と。S4はシャーロキアンの要素はすっかり影を潜めていましたし、あれが本気で面白いと思っていたら大問題ですよ~。そんなにダメな人たちとは思いたくないですけど、批判に反論していたし・・・・こんな残念な終わり方をするようなドラマではないと信じて次に期待したいところですが・・・泣
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エレメンタリー推し (あきこ)
2019-02-24 18:13:41
BBC版から離れた話題ですいません!
エレメンタリー面白いですよ(S1はちょっと苦行かもですが)。今見ているS3はもう、のりにのってる感じです。メインキャストのみんなが大好きになるし、たびたび顔を見せるイレギュラーズまでが愛おしい。たぶん、アメリカ人の思う「英国人あるある」ネタの数々もにやりとさせられます。
そしてわたし、ほんとふし穴なんですけど、NY版シャーロックの俳優さんを「フランケンシュタイン」W主演の人ねという前情報しかなかったんですが、なんとトレスポのシックボーイだった人なんですよね!!
トレスポに影響受けまくって、20年ぶりの「2」も観に行ったのに、ぜんぜん気がつきませんでした。エレメンタリーにはまって、バックグラウンドが気になってWIKIで調べて驚愕しました。トレスポ世代に「なんと、シックボーイがNYで元ジャンキーのホームズやってるよ!」って、もっと宣伝したらよかったのに(余計なお世話)。
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Re.エレメンタリー推し (dico)
2019-02-25 06:57:29
あきこさん
エレメンタリー、おススメなんですね。S1はホームズである必要はないという感想はよく目にしましたがそんなに面白くなるとは。「英国人あるあるネタ」はある意味殺し文句です(笑)そういえば!トレインスポッティングを観よう観ようと思ってすっかり忘れていました!思い出させてくれてありがとう~。あきこさんがそんなにはまったとは。ジョニーLミラーさんが出てたのは知りませんでしたがちょっと観たらすごくハンサムでキラキラじゃないですか。びっくり!(失礼な)シックボーイがNYで元ジャンキーのホームズ、ナイスな宣伝ではないですか。今からでも遅くないから採用してほしいです。あとケリー・マクドナルドも出てるんですね。トレスポ観なきゃ~。
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