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パトリック・メルローズ 「Some Hope」その10

2019-02-18 18:47:43 | Patrick Melrose E3
Patrick Melrose Episode 3 "Some Hope"

Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger



リストはこちらから。

パトリック・メルローズ 「Bad News」
パトリック・メルローズ 「Never Mind」
パトリック・メルローズ 「Some Hope」

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キャスト/文中表記です。

Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
David Melrose:DM(デイヴィッド・メルローズ パトリックの父)
Eleanor Melrose:EM(エレノア・メルローズ パトリックの母)
Nicholas Pratt:NP(ニコラス・プラット デイヴィッドの親友)
Sonny Gravesend:SG(ソニー・グレーブセンド)
Bridget Watson-Scott/Lady Gravesend:BG(ブリジット グレーブセンド夫人)
Belinda Gravesend:Be(ベリンダ ブリジットの娘)
Virginia Watson-Scott:VS(バージニア・ワトソン・スコット ブリジットの母)
Johnny Hall:JH(ジョニー・ホール パトリックの友人)
Julia:J(ジュリア)
Mary:Ma(メアリー ブリジットのいとこ)
Jacques D'Alantour:JD(ジャック・アラントゥール)フランス大使
Jacqueline D'Alantour:JA(ジャクリーヌ フランス大使夫人)
Cindy Smith:CS(シンディ・スミス ソニーの浮気相手)
George Watford:GW(ジョージ・ワットフォード デイヴィッドの友人)
David Windfall:DW(デイヴィッド・ウィンドフォール) 
Debbie Hickman:DH(パトリックのガールフレンド)
Amanda Pratt:AP(アマンダ・プラット ニコラスの娘)




ブリジットとパトリックの会話です。


BG:一番覚えてるのは、あなたの毒父は別にしてよ、あのステキな邸宅よ。
PM:ここには敵わないよ。
ああ、そうよね、成り行きっておかしなものだわ。
本当にステキなの、くだらない連中で埋まってほしくないわ。
あなたは別よ。ママもね。
PM:君は僕の両親のとりまきと違ってすごくクールに見えたよ。
優しかったし。
BG:優しい?ほかの誰かと勘違いしてないでしょうね。
あなたは天使じゃなくていいからちょっと彼女の相手をしてくれない?

ブリジットはヴァージニアを呼びパトリックに紹介します。

BG:友人のパトリック・メルローズよ。
VS:ああ、覚えてるわよ。
PM:すごいパーティですね。

ブリジットはパトリックに母親を任せるとその場を離れます。



デイヴィッドがブリジットに話しかけます。

DW:ブリジット!楽しいパーティだね!
はっきりさせておきたいんだけど、妻が来れなくてシンディに会ったから・・・

ブリジットは適当に相槌を打ちながら歩き続けます。
すると前の前にソニーとシンディがいました。


SG:ショウが始まるよ。触ってもいいかい?
CS:ソニー、ダメよ、少なくとまだ数週間はね。

その場に立ち尽くすブリジット。
そして引き返すとトニーに会います。

TF:どうした?
BG:シンディとソニーが一緒にいたわ。
彼女とは交流がないから招待しないと言ったのに、来てるのよ。
ただの被害妄想かしら。
TF:絶対にそうだよ。
BG:本当に被害妄想?
TF:場所を変えよう。


会場では「Wet Wet Wet - Love Is All Around」の演奏とともに
メンバーの紹介が始まります。
↓Youtube
Wet Wet Wet - Love Is All Around

「ジョー・ワグナー サクソフォーン。」


パトリックのところにソニーがやってきます。

SG:パトリック・メルローズ。飲まないのか?
PM:Happy birthday, Sonny

「ドン・ウィルズ トロンボーン。」

SG:私はこの部分が好きじゃないんだ。彼らの名前なんて知りたくもだいだろう?
さっきブリジットと話しているのを見かけたよ。

「チリー・ウィリー・ワトソン コルネット」

SG:彼女はひどく荒れているように見えたけど。


そこにジョニーもやってきました。

JH:ソニー、ちょっとパトリックを借りるよ。

ジョニーとパトリックがソニーから離れます。


「チリー・ウィリー・ワトソン!」

バンドのボーカルが叫ぶ名前に反応するパトリック。


JH:大丈夫か?
PM:ああ、ごめん。何かちょっと・・・
JH:行こう。


歩きながら話すふたり。

JH:ホストから救わなくちゃ、と思って。
PM:あの男からはサウナのドアを開けた時のような愚鈍な空気が流れているよな。

ふたりのそばでソニーとシンディが会話をしています。

CS:理にかなってるでしょう。
SG:だめなんだ、今は彼女には話せないよ。
CS:話してよ。

その様子を見ていた二人。


PM:周りを見ろよ。小さいころから見覚えがある人ばかりだけど
みんな頑固で鈍いんだよ。
JH:彼らはマルクス主義者の最後の姿だ。
PM:そうなの?
JH:階級など信じそうにない人たちは総じてそんな解釈だ。
PM:どこか別の場所に行こう。

家の中に入ろうとする二人の前にジュリアが現れました。

J:ふたりで内緒話かしら?

パトリックにキスをして挨拶をしているとジュリアの夫アンガスがやってきます。


J:ジョニー、パトリック、私の夫を紹介するわ。
アンガスよ。
A:大したパーティだな。かなり費用がかかっているだろうね。
J:夫は費用のことしか頭にないの。何か飲んだら?全部タダなんだから。
ジョニーに連れて行ってもらって。
PM:実はジョニーと僕は・・・・
A:さあ、行こう。

ジョニーはアンガスとその場から離れます。


J:彼、経歴は立派なんだけどね

笑うパトリック。

J:探検しましょうよ。会えてうれしいわ。
私を避けてるのかと思ってた。悪影響があるから。
PM:君を避けてたんじゃなくて閉じこもっていたんだ。
J;でも今日はここに来たのね。
このつまらないパーティも盛り上がりそうだわ。
PM:君は生きてる身体を見つけるためにそこら中の身体を蹴ってきたのか。

目の前にはトニーとアマンダがいます。


J:トニーはコカインを持ってるわ。
それはルール違反だと思うのよ、そうでしょう?
PM:うん、確かに。
J:なぜ男たちはあんなに退屈なのかしら。
昔はバターをセックスにどう使うか話していたのに。
今ではバターをどうやって食事から抜くかを話してるなんて。
ほら、デビーよ。きれいね。

トニーがデビーと一緒に歩いています。

PM:うん。
僕はジョニーを探しに行ったほうが良さそうだ。
J;2階に行けるけど。
PM:2階に?なんで?
J:セックスするためよ。余計なしがらみはなしでね。
PM:暇つぶしにはなるな。
J:それはどうも。
PM:うそだよ、ぜひお願いしたいところだ。
J:それじゃ、行きましょう。


ジュリアは空いたグラスを片手にパトリックの手を引きます。

続きます。

あと2回くらいで終わります。
グダグダですがラストは少しスッキリすると思います。

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