「バスカヴィルの犬」
ラボにいるシャーロックは瞳がとてもキレイで好きなのですが、特にこの口がね、愛しいなーと(笑)
続きです。
再びバスカヴィルにやってきたふたりはセキュリティチェックを受けています。
「中に入ったらすぐに僕はバリモア少佐に会いにいかないといけない。」
「うん」
「だから君はハウンドの調査を始めてくれ。」
「OK」
「まずはステープルトンのラボに行くんだ。」
シャーロックはジョンに指示すると最後に「危険かもしれない。」と忠告します。
バリモアのオフィス。
「私が喜んで君に無制限にアクセスできるようにするとでも?」
「ごく簡単な要請です、少佐。」
「そんな奇妙な話は今まで聞いたこともない。」
「あなたは僕に24時間くれることになっている。そう交渉した。」
(「交渉」のところでちょっとシャーロックが言いづらそうなのはマイクロフト経由だからですかね~。
交渉じゃないですもんね。おねだり?(笑))
「2度目はないぞ。この命令に従わなければならないが気に入っているわけじゃないからな。」
部屋を出て行こうとするシャーロックに更にバリモアが言います。
「いずれにしろ、ここで何を探すつもりなのか知らないし。」
それに対しシャーロックが「ことによると真実が。」と言います。
「何の真実だ?ああ、わかったぞ。大きいコートから察するに、
あんたはここに多くの陰謀のひとつがあると言うんだな?」
バリモアがニヤニヤしながら皮肉を続けます。
「それで、探しだそうとしてるんだ。モンスターや殺人光線、宇宙人を。」
シャーロックは呆れながらも平然と「存在するのか?」と聞くと、
バリモアが目をギョロつかせるので「思っただけだ。」とシャーロック。
するとバリモアは少し前に乗り出しながら
「一組いるんだよ。60年代に事故で不時着したんだ。我々はアボットとコステロと呼んでいる。」
(アボットとコステロはアメリカの有名な凸凹コンビです)
ちょっとムッとしつつ部屋を出ていくシャーロックに「グッドラック」とバリモア。
ヘンリーのお家。
ヘンリーはぼーっと写真を抱えながらもウトウトしますがすぐに幻覚が見えてしまい、
悲鳴をあげるヘンリーの心は壊れかけているように見えます。
その頃ジョンは研究室に来ました。
職員が室内の電気を消しながら引き揚げていき、ジョンはひとり残されます。
あたりを見回しながら奥に進み次の部屋に入って行くジョン。
そのドアには張り紙がありました。
KEEP OUT UNLESS YOU WANT A COLD!
(風邪をひきたくなかったら立ち入り禁止)
そして更に奥の部屋に入ります。
計器類を見たり抽斗を開けたり、ミッションをこなしていくジョンの横のダクトからは
ガスのようなものが噴き出ていました。
何もなさそうなのでジョンは部屋から出て研究室のエリアに戻るといつ置かれたのか、
大きなライトから突然まぶしい光を発します。
更にブザー音が大きく鳴り響き、ジョンは不快そうに顔を歪めながら、
部屋を出て行こうとIDカードをセキュリティシステムに通しますが、
ACCESS DENIED(アクセス拒否)になってしまいドアが開きません。
何度もトライしているうちに突如音が鳴りやみ、部屋のライトも全て消えてしまいます。
ジョンは懐中電灯を取り出しあたりの様子を探りますが少し視界がおかしくなっています。
目をコシコしさせながら大きなシートで覆われたケージをひとつひとつ見ていきます。
ちょっとホラー映画な雰囲気です。
そして一部分が折れ曲がりまるで中から何かが逃げ出したようなケージを見つけ、
かなり不安な表情をしているところにどこからか唸り声が聞こえてきます。
ジョンは再びドアを開けようとIDカードを通しますがエラーになるので、
シャーロックに電話をかけます。
「こんなのばかげてる、電話に出ろよ。」
ジョンは呟きながら電話をかけ続けますがシャーロックは出ません。
「Oh, dammit!」ジョンは電話を切ると別の扉から出ようとしますが、
ただならぬ気配を感じたので声を出さないよう自分の手で口を覆うとケージの中に逃げ込みます。
そこにシャーロックから電話がかかってきます。
「ここにいる。あれがここにいるんだ。」ジョンは電話にいると小声で訴えます。
「今どこにいる?」とシャーロック。
「ここから出してくれ、シャーロック。大きな研究室だ。僕たちが最初に見た研究室。」
その時、再び唸り声がするのでジョンは声を出しそうになるのを必死でこらえます。
「ジョン。ジョン?」シャーロックが呼びかけると
「すぐに出してくれ、頼む。」とジョン。
「わかった。君を見つけるから話し続けてくれ。」
「だめだ。聞かれてしまう。」
「離し続けろ。何が見える?」
そう言われジョンは外の様子を伺います。
「ジョン?」
「聞いてるよ。」
「何か見えるか?」
「見えない。見えないけど何か聞こえる。」
ここで唸り声が聞こえたので「ほら、聞こえるだろ」とジョンに、
「落ち着け、落ち着くんだ、ジョン。何か見えるか?」
「いや・・・」突然ジョンは一点を見つめると怯えたようにケージに背中をつけます。
「見えた。ここにいる。」
シート越しに何ものかの影がよぎると部屋が明るくなりシャーロックがケージの扉を開けます。
「大丈夫か?ジョン。」
ジョンはすぐにケージから出ると
「ハウンドだった、シャーロック。あいつがここにいたんだ。本当だ、シャーロック。
ここにいたんだ。君もみただろう?」
興奮しているジョンに「わかった。もう大丈夫だから」とシャーロックが落ち着くよう促しますが、
「いや、大丈夫じゃないよ。全然OKなんかじゃない!僕は見たんだ、僕が間違ってた!」
と更に興奮して声を張り上げるジョン。
「結論に飛ぶなよ。」とシャーロックの口角がちょっと上がり気味です(笑)実験成功だから?
「は?」
「何が見えた?」
「言っただろう?ハウンドを見た。」
「巨大で、目が赤かった?」
「うん。」
「光ってた?」
「そうだ。」
ここまで言ってシャーロックは「違う。」と首を振ります。
「何?」とジョン。
「光るのは僕の創作だ。君がそれを見たのは僕はそう話したからだ。
君は薬物を投与されたんだ。僕たちはみんなクスリを盛られたんだよ。」
「クスリ?」
「歩けるか?」
「歩ける。」
「じゃ、行くぞ。ゴースト退治の時間だ。」
続きます。
次はマインドパレスですね~
ラボにいるシャーロックは瞳がとてもキレイで好きなのですが、特にこの口がね、愛しいなーと(笑)
続きです。
再びバスカヴィルにやってきたふたりはセキュリティチェックを受けています。
「中に入ったらすぐに僕はバリモア少佐に会いにいかないといけない。」
「うん」
「だから君はハウンドの調査を始めてくれ。」
「OK」
「まずはステープルトンのラボに行くんだ。」
シャーロックはジョンに指示すると最後に「危険かもしれない。」と忠告します。
バリモアのオフィス。
「私が喜んで君に無制限にアクセスできるようにするとでも?」
「ごく簡単な要請です、少佐。」
「そんな奇妙な話は今まで聞いたこともない。」
「あなたは僕に24時間くれることになっている。そう交渉した。」
(「交渉」のところでちょっとシャーロックが言いづらそうなのはマイクロフト経由だからですかね~。
交渉じゃないですもんね。おねだり?(笑))
「2度目はないぞ。この命令に従わなければならないが気に入っているわけじゃないからな。」
部屋を出て行こうとするシャーロックに更にバリモアが言います。
「いずれにしろ、ここで何を探すつもりなのか知らないし。」
それに対しシャーロックが「ことによると真実が。」と言います。
「何の真実だ?ああ、わかったぞ。大きいコートから察するに、
あんたはここに多くの陰謀のひとつがあると言うんだな?」
バリモアがニヤニヤしながら皮肉を続けます。
「それで、探しだそうとしてるんだ。モンスターや殺人光線、宇宙人を。」
シャーロックは呆れながらも平然と「存在するのか?」と聞くと、
バリモアが目をギョロつかせるので「思っただけだ。」とシャーロック。
するとバリモアは少し前に乗り出しながら
「一組いるんだよ。60年代に事故で不時着したんだ。我々はアボットとコステロと呼んでいる。」
(アボットとコステロはアメリカの有名な凸凹コンビです)
ちょっとムッとしつつ部屋を出ていくシャーロックに「グッドラック」とバリモア。
ヘンリーのお家。
ヘンリーはぼーっと写真を抱えながらもウトウトしますがすぐに幻覚が見えてしまい、
悲鳴をあげるヘンリーの心は壊れかけているように見えます。
その頃ジョンは研究室に来ました。
職員が室内の電気を消しながら引き揚げていき、ジョンはひとり残されます。
あたりを見回しながら奥に進み次の部屋に入って行くジョン。
そのドアには張り紙がありました。
KEEP OUT UNLESS YOU WANT A COLD!
(風邪をひきたくなかったら立ち入り禁止)
そして更に奥の部屋に入ります。
計器類を見たり抽斗を開けたり、ミッションをこなしていくジョンの横のダクトからは
ガスのようなものが噴き出ていました。
何もなさそうなのでジョンは部屋から出て研究室のエリアに戻るといつ置かれたのか、
大きなライトから突然まぶしい光を発します。
更にブザー音が大きく鳴り響き、ジョンは不快そうに顔を歪めながら、
部屋を出て行こうとIDカードをセキュリティシステムに通しますが、
ACCESS DENIED(アクセス拒否)になってしまいドアが開きません。
何度もトライしているうちに突如音が鳴りやみ、部屋のライトも全て消えてしまいます。
ジョンは懐中電灯を取り出しあたりの様子を探りますが少し視界がおかしくなっています。
目をコシコしさせながら大きなシートで覆われたケージをひとつひとつ見ていきます。
ちょっとホラー映画な雰囲気です。
そして一部分が折れ曲がりまるで中から何かが逃げ出したようなケージを見つけ、
かなり不安な表情をしているところにどこからか唸り声が聞こえてきます。
ジョンは再びドアを開けようとIDカードを通しますがエラーになるので、
シャーロックに電話をかけます。
「こんなのばかげてる、電話に出ろよ。」
ジョンは呟きながら電話をかけ続けますがシャーロックは出ません。
「Oh, dammit!」ジョンは電話を切ると別の扉から出ようとしますが、
ただならぬ気配を感じたので声を出さないよう自分の手で口を覆うとケージの中に逃げ込みます。
そこにシャーロックから電話がかかってきます。
「ここにいる。あれがここにいるんだ。」ジョンは電話にいると小声で訴えます。
「今どこにいる?」とシャーロック。
「ここから出してくれ、シャーロック。大きな研究室だ。僕たちが最初に見た研究室。」
その時、再び唸り声がするのでジョンは声を出しそうになるのを必死でこらえます。
「ジョン。ジョン?」シャーロックが呼びかけると
「すぐに出してくれ、頼む。」とジョン。
「わかった。君を見つけるから話し続けてくれ。」
「だめだ。聞かれてしまう。」
「離し続けろ。何が見える?」
そう言われジョンは外の様子を伺います。
「ジョン?」
「聞いてるよ。」
「何か見えるか?」
「見えない。見えないけど何か聞こえる。」
ここで唸り声が聞こえたので「ほら、聞こえるだろ」とジョンに、
「落ち着け、落ち着くんだ、ジョン。何か見えるか?」
「いや・・・」突然ジョンは一点を見つめると怯えたようにケージに背中をつけます。
「見えた。ここにいる。」
シート越しに何ものかの影がよぎると部屋が明るくなりシャーロックがケージの扉を開けます。
「大丈夫か?ジョン。」
ジョンはすぐにケージから出ると
「ハウンドだった、シャーロック。あいつがここにいたんだ。本当だ、シャーロック。
ここにいたんだ。君もみただろう?」
興奮しているジョンに「わかった。もう大丈夫だから」とシャーロックが落ち着くよう促しますが、
「いや、大丈夫じゃないよ。全然OKなんかじゃない!僕は見たんだ、僕が間違ってた!」
と更に興奮して声を張り上げるジョン。
「結論に飛ぶなよ。」とシャーロックの口角がちょっと上がり気味です(笑)実験成功だから?
「は?」
「何が見えた?」
「言っただろう?ハウンドを見た。」
「巨大で、目が赤かった?」
「うん。」
「光ってた?」
「そうだ。」
ここまで言ってシャーロックは「違う。」と首を振ります。
「何?」とジョン。
「光るのは僕の創作だ。君がそれを見たのは僕はそう話したからだ。
君は薬物を投与されたんだ。僕たちはみんなクスリを盛られたんだよ。」
「クスリ?」
「歩けるか?」
「歩ける。」
「じゃ、行くぞ。ゴースト退治の時間だ。」
続きます。
次はマインドパレスですね~