22時30分頃にツアーが到着したざわめきで目覚め、うとうとしていたが0:15に起きる。今回は天気は意外に寒さは厳しくない。0:45に出発する。
仮眠したが相変わらず足の筋肉の調子が戻っていない。前回ほど登る人はおらず自分のペースで登れる。空には月が満月に近く結構明るく適当な風があって快適だ。9合目を過ぎると何故か足の調子が良くなって来て、しっかり歩き始める。途中腹が減ってくるが山頂神社まで我慢する。【吉田口の頂上神社】
神社にに1:46に着くが、意外に寒さは厳しくない。頂上小屋も全て閉まっている。ピンポイント天気情報では最近4℃程度だったが、6~7℃もあるのではないかと思われる。
風は余り無い。より高度の高い剣が峰で過ごすために食事は我慢して、左回りのお鉢巡りに出発する。今日は月明かりでルートファインディングに問題なく、剣が峰に3時前に着くと、数人の人が居た。【剣が峰】
少し風があるのでコンロの火がたわまない陰を捜すが先着の外人らしき人影が使っている。仕方なく、山頂の最高峰標識より高い南方面の見晴らし台に登ると建物で少し風が弱いので、ここで、みそ汁・クラムチャウダ・ラーメン・コーヒーを作ってゆっくり食べたり飲んだりして滞在する。【夜明け前】
一息ついた頃、先着の外人が「ご来光のビューポイントはどこか」と英語で聞いて来た。どう答えようかと迷っていたら、ここから下った方が良いかと言う。剣が峰でも何度かご来光を見たことがあるが、わざわざ東の方に回って行かなくても良いと思うので「ここが良い。ご来光はあちらの方向に見える」と答えると納得したようだった。
後1時間ほどすればご来光の時間になるので、1周しようと、お鉢巡りを再開する。富士宮口方面からの剣が峰に登ってくる人は見えるが逆回りの吉田口方面から来る人とは出会わない。
元の神社に帰ってくるとかなり明るくなり始めており、人で一杯で、続々登山者が登ってくる。目的はトレーニングなので、今度はすぐ逆回り(左回り)に出発する。暫くすると日の出方向の雲海の端が赤く染まって来る。日の出時刻は5時13分過ぎなので丁度剣が峰で見られそうだ。剣が峰に着くと人も多くなっている。先程の外人もいる。【剣が峰でご来光を待つ人】
今回は幸運にも天気が良く、デジカメでしっかり撮れる。
富士山での久々のご来光を堪能してから再出発する。以降は明るいのでしっかり歩ける。富士宮口の頂上神社でもご来光を見る人が一杯であった。【富士宮口でご来光に集まっている人達】
吉田口の頂上神社に着いたのは6時前で、5合目の集合時間は9:30なので7:00に下山開始出来れば十分だろうと、もう一度お鉢巡りができそうなので3回目を右回りで出発する。 【吉田口に帰って来る】
【剣が峰方向に向かう】
【剣が峰から下る(右回り)】
【影富士(雲海が少ないが・・・)】
お鉢巡りも3回目になると、最後は40分近くで回れ、下りを6:45に出発する。【下山道】
走らないようにしながら大股でリズム良く下る。休まず一気に5合目まで下り、8時過ぎにの雲上閣に着く。
今回はバス5台で一気にフィットリゾートには入れないという事で、我々3台は温泉寺温泉に回される。ここは最悪だった。タオルとバスタオルは有料で、この温泉の作戦なのだろうが湯は熱すぎるし、脱衣所混雑と気温が高すぎて熱くて長居できない。おかげで体を拭くのもそこそこに脱衣所を出たので髪を乾かしてセットもできなかった。そんな設備があったのかも記憶に無い。
今回のフィットリゾートクラブの食事は5Fに戻っていて、内容に若い人も満足していたが、ザルソバや冷や奴や野菜ジュースなど中高年向けメニューもあって納得の食事だった。いずれにしても、お鉢巡りのトレーニングもできたし、充実・納得のバスツアーだった。
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