呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

富士山1

2008年08月24日 | 富士山
【出発前の 富士山付近の天気予報】


富士山頂で3泊する積りで出発する。山頂ではテントは張れないので、山頂小屋に素泊まりするか、天候条件が良ければできるだけ高い所で寝たいので、剣ケ峰の展望台でシュラフ+シュラフカバーにツェルトを被って寝ようかなと思う。

出発前の天気予報から、条件が良さそうな期待はできない。歩荷(ぼっか)の積りで4日分の水を12リットル詰めたので、出発時にはザックは29.5kgになってしまった。

昨夜21:40に大阪を出発して、朝6時過ぎに新宿に着く。新宿ではまだ雨模様にまでなっていない。次に乗る新宿高速バスターミナルを捜し出してからターミナルで様子を見る。朝早くから大勢の客が入れ替わる。

出発の8:45まで時間があるし、朝早いので「立ち食い」で良いので「そば処」を捜すと、慕撫さんのブログで見た覚えのある「富士そば」が見つかったので早速、黒い汁のそばを食べる。

近所のコンビニで今日の行動食を手に入れてから「富士山5合目」行きのバスに乗る。高速に乗って直ぐに雨が降り始めるので、嫌な気分になる。予定通り、5合目に11:10に到着する。

予報通りの雨の中を登るのはためわれるが、休憩所で着替えて上は下着をfinetrackのフラッドラッシュ・スキンメッツのノースリーブの上に直接「合羽」を来て、下はスパッツを着ける。

無理せず登れる所まで登っておこうと思う。12時過ぎに出発した時は細かい霧雨が降り、ガスが濃い。風は無く、時折雨脚が強まったり弱まったりする。7合目過ぎまでは暑いが、ゆっくり一定のペースで登る。

登る苦しさは左程無いが、オスプレイのザック「クレセント75」でも肩に食い込むのが苦しい。担いだままザックを置けそうな岩を見つけると、一息付く。8合目頃から気温が8.5℃になって少し風も出てきたので、ノースリーブの上にパタゴニアの半袖「キャプリーン2」を着込む。

九合目の鳥居の辺りから暗くなってくる。ヘッドランプを点けてもガスで反射するので、手で持って下部から照らす。19時半近くになって7時間強もかかって山頂に着く。

山頂小屋は、既に閉まっている。予約は入れていないので、無理に頼み込んで泊めてもらう程の気力も無い。取り敢えず、剣ヶ峰に向おうとして出発する。ガスが濃いので3m先程度しか見えず、うろうろするが、よく知っている筈の「お鉢めぐり」ルートが簡単に見つからない。

もがくのは止めて、小屋の前の広い長椅子にツェルトを出して被り、簡単に夕食を取ってから、SPO2を測ると76前後しかなく、脈は110にもなっている。しかし、3700mに着いて時間が経っていないので、頭痛やその他の高山病症状は全く現れていない。>

明日朝どの程度症状が出ているかだなと思う。アルコールを飲んでからシュラフ+カバーでビバークする。雨さえ降っていなければ快適だろうが、時々強い雨が降るので、何度も目覚める。

【新宿高速バスターミナル】
【新宿高速バスターミナル内部】
【富士そばで】
【黒い汁のそばを食べる】
【富士山5合目行きバスに乗る】
【5合目休憩所で雨の準備で合羽を着る。以降、写真を撮っても何も見えない状況が多かったので撮影はしていない】

【出発前の8月23日:富士山頂の気温データは5~13℃くらいで暖かそうだ】


【本日のコース】



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