呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

ストックの故障

2008年01月22日 | 道具
【キザキのストック KTE-1005C

 昨年暮れに買って、聖岳で初めて使ったストックが中段のシャフトが固定できず、抜けてしまう現象が登りで起きた。回すとシャフトの中で開いて固定する「エキスパンダー」の部分がシャフトから外れていた。

 重いザックを背負っている時は、バランス支援でストックは有効だ。特に積雪が深いときは、ズボッと入ってバランスを崩す事が多い。ストックにスノーリングを着ければ、かなりバランスを維持できるので、体力消耗の点でも良い。

 レキのI型コルクグリップなど何種類かのトレッキングポールも持っているが、重いザックを背負う時は、登りは垂直のシャフト側を持って短めに使い、下りは水平側を持って手首を曲げずに力をかけられるT型は楽である。早く進みたくて推進力に使う用途とは、目的の違う使い方になる。

 この製品は、グリップが滑りにくい材料で作られており、「軽量カーボンシャフ」トでストラップの取り付け方や位置も気に入って買ったのだった。(¥12,600×2本)しかも110cm以上の長さがあって、できるだけ軽いものをと捜した結果、この製品に行き当たった。

 しかし今回は、登りの中腹辺りで2本とも故障してしまった。長さの調節が中段ではできないので、下段で何とかしのいだが、帰りの下りでは長さが足らず苦労した。帰ってすぐに、購入した好日山荘に持って行ったが、先日帰ってきた。

 修理納品書に、取れてしまったエキスパンダーを再接着したと書かれている。原因を調査していただくよう好日山荘にお願いしてあったので、理由が書かれていた。「以前使っていた接着剤が弱いため取れた。」とのことで、より強力な1500番のセメダインを使って最接着したと書かれている。

 自分の使用方法が思わない所で間違っていたのかな?と思っていたが製造不良だったのだ。この修理で「取れることは無いと思います。」と書いてあるが、もし、海外に持って行って取れたら修理できないではないかと、何だか不安で頼りないなという印象だ。

 このトラブルさえ無ければ、すごく気に入っていたのに・・・・(古い状態のままの製品を売っていたのだろうか?)


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