明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



2度も出かけながら、余計な買い物をしていて閉まってしまったりして、買いそびれた梁に使う材料をようやく入手。ついでに、寒山拾得の拾得が持っているホウキの材料も見つけた。製品臭いホウキではなく、実用としてはどうか?というくらい、ワイルドなホウキにしたかった。 今思うと、屋根をあのまま作り続けていたら様子がちょっと違っていただろう。かえって後回しになって良かった。昔、江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』を制作して以来の屋根裏である。今回は、乱歩が覗いた節穴があるような天井はない。屋根裏には、なんといっても荒削りな太い梁がウネウネしていなければならない。しかし、ようやく、という気持が出たか、ウネウネし過ぎ、自然薯のようになってしまい修正する。いつになく直線ばかり扱っていると少々イライラしてくる。ようやくフリーハンドで大木を削る。真ん中を通る太い丸太に、それを背骨としたら肋骨に当たる丸太が左右に三本づつ。 予定が変わったが、明日こそ内外の壁に塗る漆喰を作ろう。



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