明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

太宰  


太宰 治は本来、酒煙草で無頼的に描きたいところであったが使えない。そこで女性を登場させることにした。予算はまったく無い。そこでアダージョの関係者の人脈からということになったが、なにしろ太宰の横に立たせて、発行部数15万部の表紙に使おうというのだから、誰でも良いという訳にはいかない。自薦他薦と集まったがピンとくる人材が現れない。第一シロウトの場合、会ってみてイメージではない、と断わるのも気が引ける。結局私の知人の中から選ぶことにした。肝心なのは着物を調達でき、さらに自分で着られる、もしくは着せてもらえる人でないとならない。そこでKさんにお願いすることにした。着物は確かお母さんの持ち物であった。丁度発行直後に結婚するということで、良い記念になったのではないだろうか。今回写真を展示するのでメールで知らせたところ、只今四国をお遍路中で35日目。台風のため今治あたりで足止め中とのことであった。帰りは中旬で、残念ながら会期には間に合わないらしい。

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