明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



スチールギター制作用に注文したホンジュラスマホガニーは10日ほど経つが未だ届かない。カットするだけなのに何をしている。 ある作家のことを調べるため図書館に通いながら、ついでに日曜大工センターでカンナを買ったり、木工や、その塗装方法など調べているが、一筋縄では行きそうにない。カンナがけなど中学の技術家庭科の本箱以来であろう。日曜大工好きだった父に小学生の頃、のこぎりやカンナの使い方を教わった記憶はあるが、結局鉛筆削るのも下手糞なままである。 S建設で技能オリンピックの選手を教えていたOさんはその辺で飲んでいたが定年になってしまったし、元大工のSさんは胃の全摘から間がない。Sさんにはいずれノミの研ぎ方など教わることにしよう。問題は塗装である。塗っては乾かし磨く作業に、場合によっては数日から数週間間をおくそうである。ギターを手作りするアマチュアのサイトを見ると、散々失敗してきたらしく、そこはあせらず落ち着いていくよう、誰しもが口を酸っぱくして書いている。普段はだらけているのに作ることになるとせっかちになる私には、ご馳走をぶら下げたまま一週間もただ眺めて暮らすなどとても無理である。 人形制作の場合は乾燥機で強制的に乾燥させてしまうので、工程に間を空けるということがほとんどない。もっとも芯まで完全に乾燥するまで待っていられず、そのせいで事故もたまに起こすのだが。 という訳で一番簡単そうなオイル仕上げしかなさそうである。マホガニーにオイル仕上げ。これでは高級家具ではないか。それだけは避けたかったのだが。

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