明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先週旅に出る、とたいした物も入っていない、スカスカのザックを背負い家をでたKさん。どうしても早朝T屋に寄って、かみさんに旅立ちの報告をせずにはいられない。出かけたところで日帰りか、せいぜい一泊なのだが。しかし飲んでいるうち昼近くになり結局パチンコ屋、酔っ払ったまま夜に突入。これを着替えもしないまま、しかしザックだけは背負って5日は続けた。その間、例えばお二人様からしか入れてもらえない店など付き合わされる。女性が横には坐らない店なのに、一人反則を犯しながら「もういつ死んでもいい」を連発し絶好調である。ところがKさんは、酔っているので元気なだけで、内部では疲労が蓄積され、崩壊は始まっている。嬉しそうにはしゃぎながら、つまり“お前はもう死んでいる”状態なのである。 この『Kさん祭り』が始まったら、もう誰にも止められない。私も諦めている。そして事件?が起きるのは、たいてい私がいない時である。あげくに翌日呼び出され、ロレツが回らない状態で、私が一枚噛んでいたことにしてメールして、と頼まれたりする。その作戦がまた、小学生の私が塾をズル休みするために考えた言い訳より貧弱なのである。さらに解せないのは、Kさんがモテてしまって女性連の交通整理に困ったあげくに、というならまだしも、その気配は私の知る限り、路傍の花がソヨとも動かないほど無風状態である。何をどう思い込むのか、この一人相撲は謎である。 先週の土曜深夜、千鳥足のKさんが某女性と帰宅する姿が目撃されている。といっても、酔っ払いがただ近くまで送られただけである。これが今回の 、いつもより長く開催されたKさん祭りの終わり、と判断して良いだろう。 本日夕方、「体調悪くて寝込んでます」。というお馴染みのメールが着た。次回のKさん祭りまで少々静かであろう。

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