明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



私が身辺雑記で盛んに書いていたのに、パッタリ登場しなくなった物があるとすれば、それは壊れたか腐ったか死んでしまったということである。糠味噌は腐らせたし、一時は繁殖までさせた熱帯魚のフラワーホーンも全滅した。人工的に作られた種であるためか、私の飼い方が悪いのか、ある程度の大きさになると、決まって理由も判らないまま死んでいった。中学生以来再開した熱帯魚飼育であったが、何度か全滅を繰り返し、止めてしまって数年経つ。 私が再開したきっかけは、友人のHが先に熱帯魚の飼育を再開していて、昔と違って器具が良くなり、ウチの水槽はいかに綺麗か酒を飲むたび力説されたためだが、当初彼は水槽内の水草を綺麗にレイアウトすることに凝っており、熱帯魚はアクセントに過ぎなかったが、今度は私が、元々好きだったシクリッドという魚を飼いだすと、彼もそれに乗り、二人してフラワーホーンに熱中した。私はやめても彼は続けていたが、昨日、フラワーホーンをいらないか、というメールが来た。綺麗な固体であったが水が合わないのか、三日に一度換えないと真っ黒くなってしまうという。それではさすがにめげるだろう。上手く綺麗な魚にしたいものだが、もう繁殖など考えず、この一匹だけを死ぬまで付き合うことにする。 人は15歳の頃に好きだったことは一生好きなんだそうだが、熱帯魚と共に本日もう一つあったが、それはまた明日。

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