デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

ポメロ (PART 1)

2019-09-21 10:44:33 | 食べ物・料理・食材
 

ポメロ (PART 1)

 


(pomelo01.jpg)


(pomelo02.jpg)




(mayumi40.jpg)





デンマンさん。。。 今日はどういうわけでポメロなのですか?



真由美ちゃんはポメロという果物を知ってましたか?

もちろん知ってますわァ~。。。 これでもパン職人・ベーグル職人として食べ物に関わるお仕事をしていますから、食べ物のことについては幅広く情報をゲットしています。

僕は、生まれて初めて目にしたのですよ。。。

マジで。。。?

バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのです。。。



(hitorip2.jpg)

 

【ポメロ】ポメロは、大型のかんきつ類です。

味は日本の文旦に似ていて、酸味はなく、さわやかな甘さで、大好物です。

香港、タイ、ベトナム、シンガポールではポピュラー。

たまに台湾でも見かけます。

 


(pomelo03.jpg)

 

タイではスーパーや市場に行くとむかれたものが売られているので(香港でも見かけますが、高い)、よく買って食べてます。

むくのに手間がかかるせいか、朝食ビュッフェに並んでることはめったにないのが残念。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




113ページ 『今日も世界のどこかでひとりっぷ』
著者: 福井由美子
2017年3月31日 第2刷発行
発行所: 株式会社 集英社




あのねぇ~、僕は自慢じゃないけれど、「ポメロ」という言葉も初めて見たし、文旦という言葉も初めてお目にかかったのですよ!



マジで。。。? それは、自慢にはなりませんわァ~。。。 うふふふふふふふ。。。

でも、文旦という言葉は初めて見たとしても、デンマンさんは その果物は目にしたことがあると思いますわ。。。

いや。。。 ないと思いますよ。。。

文旦は『ウィキペディア』には次のように出ています。


ブンタン


(buntan01.jpg)

 

ブンタン(文旦、学名:Citrus maxima)は、柑橘類の一種である。
標準和名はザボン(朱欒、香欒、謝文)。
ザンボア、ボンタン、ジャボンとも呼ばれる。

 

名称

原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。
漢字をそのままに音読みしているが、本品の貿易船主である謝文旦という人名の潮州語読み(ジアブンタン、zia bhungdang)に因む。
果肉が淡い黄色の品種(白欒)を文旦(ブンタン)、果肉が赤い品種(朱欒)を謝文(ジアブン)と呼び分けたとも言われる。

ザボンは第二次世界大戦前にはジャボンと呼ばれるのが一般的で、ジアブン、ジャボン、ザボンと変化したと考えられる。
なお現代の中国語では一般に「柚子」と呼ぶ(ユズは「香橙」と呼ぶ)。

日本伝来の地は鹿児島県の阿久根市とされ、生産量も多いことなどから1971年に市の木に制定されている。

 

特徴

ブンタンの樹は3メートルほどまでに育ち、その果実は品種により直径15から25センチメートル、重さ500グラムから2キログラムまで様々な大きさに育つ。
果実は皮の厚さが特徴で大きさの50%程度を占める程であり、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。
なお果実の収穫は年末頃に行われることが多いが、採取したては酸味が強すぎるので、数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷される。

ブンタンはマンダリンオレンジやシトロンなどと並ぶミカン属の交雑種ではない真正の種の一つである。

ブンタンは自然交雑・人為的交配により色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの流れを汲んでいる。
ブンタンそのものも品種が多く、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されている。

高知では「ウチムラサキ(ウチムラ)」(内紫)と呼ばれる果皮の内側が薄紫のブンタンに似た柑橘類があるが、実は水分に乏しくパサパサしており、味もブンタンに劣る。
この「ウチムラサキ」は文旦の原種と言われている。

日本における2010年の収穫量は9,719トンであり、そのうち約90%が高知県において生産されている。

 

利用


(buntan02.jpg)

 

果実は生食の他、ベトナム、カンボジア、タイ王国では果肉を和え物の素材とする。

加工食品の原料としても用いられ、皮や果肉を用いた砂糖漬け(ザボン漬け、文旦漬け)、マーマレード、ボンタンアメなどは有名。
近年、香港で流行しているデザート楊枝甘露は、マンゴーと沙田柚を主原料にして作られる。

果皮にはナリンギンなどのフラボノイドやリモネン、β-ミルセンが多く含まれ、中国に於いて、光七爪、光五爪などと称し、生薬としても利用される。
特に、化州柚の果皮は毛橘紅と呼ばれる。いずれも、皮の内側を剥ぎ、乾燥させた上で、咳止めなどの喉の薬、食欲不振の改善などに用いられる。

外皮にはシトラール、リモネン、リナロールなど柑橘類に共通の揮発成分を含む他、特異的な香気成分としてノートカトンを含む。
ノートカトンは、グレープフルーツやナツミカン等のブンタンからの交雑種にのみ含まれる成分である。
皮には他にサンショウと同じく、舌にしびれを感じさせる(局所麻酔性)辛味成分サンショオールも含んでいる。




出典: 「ブンタン」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




あれっ。。。 文旦というのはザボンのことですかァ~。。。 ザボンならば知ってますよ。。。



デンマンさんは文旦という言葉を一度も聴いたことがないのですか?

分担するという言葉はしばしば聞いたり使ったりしたことはあるけれど、生まれてから一度も文旦という言葉を見たことも聞いたこともないですねぇ~。。。 自分ながら驚いてますよ。。。 うへへへへへへ。。。

でも、ザボンは知っていたのですか?

その名前は聞いたことがあります。。。 でも、実物は見たことがありません。。。

次のようなものですわ。。。

 


(zabon01.jpg)



 



なるほどォ~。。。 グレープフルーツの緑色のお化けだねぇ~。。。 それにしても、ずいぶんと皮が厚いねぇ~。。。 剥(む)くのが大変そうじゃありませんかァ!



そうですわねぇ~。。。 一仕事ですわァ~。。。

。。。で、文旦ポメロは、どう違うのですか?

ほとんど同じものですわ。。。 次のようにポメロを入れて検索すれば、ブンタン(文旦)も出てきますから。。。

 


(gog90917a.png)


『拡大する』

『現時点での検索結果』


 


主なブンタンの種類

 

■阿久根文旦(本田文旦)

■安政柑 - 日本原産で晩白柚に次いで大きい柑橘類

■麻豆文旦

■河内晩柑 - 「美生柑」ほか別名多数

■土佐文旦(法元文旦)

■大橘

■平戸文旦

■江上文旦

■晩王柑

■晩白柚(ばんぺいゆ) - 柑橘類で最大の果実

■獅子柚 - 大柚や鬼柚などとも呼ばれ大型の柚子と間違えられがちだが、実は文旦類である。

■大橘(パール柑) - 文旦の一種で表面が滑らかなのが特徴。熊本県では「パール柑」、鹿児島県では「サワーポメロ」という名称が使われている。

■チャンドラポメロ - ポメロは文旦の意

■沙田柚(中国語版) - 中国広西容県産で、華南で一般的

■化州柚 - 中国で皮を生薬の毛橘紅として利用

■水晶文旦

■紅まどか - 1993年に登録された新品種、食味がよく耐寒性があるのが特徴

■高岡文旦 - 果重が500グラム程度で、果汁が豊富。甘味と酸味のバランスがよく、まろやかな味が特長。町民の公募により名前が決められ、「太陽と緑の宮崎原産“高岡文旦”素朴で日向おとめの味」のキャッチコピーが作られた。

■サラダポメロ - 香川県三豊市、観音寺市で栽培されている。




出典: 「ブンタン」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




なるほどォ~。。。 本の著者はポメロブンタン(文旦)が同じものだということを知らなかったのですねぇ~。。。



知っているようで、知らない事って誰にでもありますから。。。

じゃあ、真由美ちゃん。。。 ついでだから、検索結果に出てきた パムペロップ ポメロ レモネード エスプレッソ を作ってください。。。

 



 


(pomelo05.jpg)

 

インディアンサマーの色に彩られたグラスの中で、

エスプレッソと爽やかな泡、甘いポメロが出会います。

つぼみや芽を想わせる風味を持つロサバヤに、

グレープフルーツのはじけるような爽やかさが、

予想外のアクセントを加えます。

 



 



分かりましたわ。。。 じゃあ、デンマンさんのために、作ってみようと思いますわ。。。 でも、あまり期待しないでくださいねぇ~。。。



真由美ちゃんが作ってくれるものならば安心して飲めますよ。。。 



(laugh16.gif)

 (すぐ下のページへ続く)







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポメロ (PART 2) | トップ | 大団円 »

コメントを投稿

食べ物・料理・食材」カテゴリの最新記事