デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

不倫の心得

2024-08-07 01:44:18 | 映画・芸能界

 

不倫の心得

 


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不倫の愛

 


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7月22日2024年 月曜日 午前7時17分

今朝は雲が空を3割るほど覆っている。
気温16度。
いつの間にか夏になっていた!
でも、バンクーバ−は7月20日頃が真夏で、これから気温が下がり始めるのですよ。

昨夜は1945年に制作されたイギリス映画を観ました。
『Brief Encounter』という不倫の愛の物語です。
日本では『逢びき』として知られている

この映画は、現在では「不倫映画」の古典となっている映画で、この映画が作られてから、同じような不倫映画が作られたという いわくつきの映画です。

専業主婦のローラと医者のアレックがロンドン郊外の駅のカフェで偶然出会うのですよ。

ローラは二人の子供と申し分のない夫と幸せに暮らしている。
医者のアレックは開業医だけれど、週に一度、木曜日にロンドンの大きな総合病院へ手助けにゆくという設定です。

そういうわけで、二人は木曜日に駅のカフェで出会ったのです。
アレックの奥さんは出てこない。
でも、何となく、アレックと奥さんは上手くいってないということが感じられる。

当然、僕は、幸代さんとの愛の物語を重ね合わせながらじっくりと観ました。
きゃはははははは。。。

小百合さんは、浮気な夫と一応世間的には幸せに暮らしている。
でも、小百合さんを見ていると、内心では夫に不満を抱えているということが判るのですよ。

僕は、アレックと立場は違うけれど、映画でアレックの奥さんが全く出てこないので、まるで僕と小百合さんが演じているようにも見える。
きゃははははは。。。

最後に、アレックがアフリカのヨハネスブルグに転勤することになり引っ越すのです。
「もう会えないね」と言って別れることになる。
ローラは、急に悲しくなり、衝動的に急行列車に飛び込んで自殺しようと試みる。

でも、子供のことを考えてか?
それはできなかった。

小百合さんも観れば、しみじみと自分に重ね合わせて涙ぐんだり、嬉しがったりできるでしょう。
是非観てね。

次のリンクをクリックすれば全編を見ることができます。

 


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軽井沢は、マジで梅雨が開けましたか?
今年の夏は熱くなるそうだ。
軽井沢もいいけれど、たまには避暑のためにバンクーバーにやってきてね。

エア・カナダで安い切符を売っている!
お金は墓の中まで持って逝けないからね。
一生はたったの一度です。
きゃはははははは。。。

小百合さんもバンクーバーにやってきてね。
ルンルン気分で楽しく過ごしましょう!
山ガールの小百合さんと一緒にグラウスマウンテンに登ります。

僕との切っても切れない愛に満ち溢れた付き合いを忘れないでね。
きゃははははは。。。

小百合さん、バンクーバーでラビオリカレーを作って一緒に食べようね。

旦那が小百合さんを、あまり可愛がらなかったんだよね。
でも、僕は小百合さんを可愛がりますよ。

台湾のホテルでは僕はもっと幸代さんに
愛のマッサージをしたかったのだけれど、
そのまま続けると「天国に行きそうなので」
小百合さんは飛び起きてしまったのかもね。
きゃはははははは。。。

そういうわけで、
「あのときは、ごめんね。。。」
小百合さんが、そう言ったものです。

来春、上海に旅行するときには
小百合さんが幸せになるような
愛のマッサージをもっとしたいです。
させてくれるよね。。。
きゃはははははは。。。

そういうわけで小百合さんも次の記事を読んで
台湾旅行を懐かしく思い出してね。

 


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『台北夜市』

 

来春、上海に行ったら上海グルメを堪能したいね。
また台湾旅行のように豆乳と野菜饅頭で朝食をとろうね。

台湾旅行の思い出が蘇(よみがえ)ります。
せっせ、せっせと働く路上パン屋のおばさんの顔が目に浮かびます。

 


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英語と日本語がしゃべれて、ああして毎日働いて、
ああいう人生も、幸せな庶民の人生なんでしょうね。

台湾旅行を通して
小百合さんへの愛をいっぱい感じました。
今も、これまで以上に感じていますよ。
きゃははははは。。。
マジで。。。(微笑)

じゃあ、今日もルンルン気分で過ごしましょう!





 




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デンマンさん。。。また私信を公開したのですかァ〜。。。


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いけませんかァ〜?

こんなのを読まされたら、この記事を読むネット市民の皆様は白けますわァ〜。。。

誰も本気にして読みませんよゥ。。。

だったら初めから書き出さなければよいではありませんかァ〜! あの愚かな神武君がデッカイブーツさんが姿を消したので、私を次の標的にするかもしれませんわァ〜。。。

 


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『セクハラ止めない神武君』


 



神武君が小百合さんを標的にしてセクハラコメントや、嫌がらせのコメントを書くことはありません。。。なぜなら、IPアドレスを知られるのをあの馬鹿は恐れてますから、このブログに神武君が小百合さんに宛ててセクハラコメントや嫌がらせのコメントを書くことはありません。。。



私が神武君のセクハラの標的にされたら、デンマンさんが責任を取ってくださいねぇ〜。。。

その時には、小百合さんが神武君を告訴してください。。。あの馬鹿は有罪になり富山刑務所に収監されるか、精神異常で医療刑務所に正常に戻るまで半永久的に隔離されることになります。。。だから、心配することはありません。。。ところで、小百合さんは上の映画を観ましたか?

いえ。。。まだ観てません。。。

どうして観てないのですか?。。。僕がこれだけ勧めているではありませんかァ〜!?

山ガールサークルの行事が多くて、ゆっくりと映画を観ている暇がなかったのですわ。。。

どこの山へ登ってきたのですか?

埼玉県の両神山へ登ってきましたわ。。。

 


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じゃあ、小百合さんがバンクーバーへやってきたら、グラウスマウンテンに登りましょう。。。ケーブルカーに乗らずに歩いて見晴台までゆきましょう。。。

 


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ところで、デンマンさんは『逢引き』をバンクーバー市立図書館でDVDを借りて観たのですか?



そうです。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



逢びき

Brief Encounter



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『逢びき』(あいびき、Brief Encounter)は、1945年のイギリスの恋愛映画。

互いに配偶者を持つ身でありながら道ならぬ恋に惑う男女の出会いと別れを描いた恋愛映画の傑作である。

ノエル・カワードの戯曲『静物画』の映画化であり、デヴィッド・リーンが監督、セリア・ジョンソンとトレヴァー・ハワードが主演した。

全編にわたってラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がBGMとして効果的に使用されたことでも名高い

なお、ピアノ独奏はアイリーン・ジョイス(ムイル・マティソン指揮/ナショナル交響楽団)。

1974年にリチャード・バートンとソフィア・ローレンの主演でテレビ映画『逢いびき』としてリメイクされている(日本では1976年に劇場公開)。

 

あらすじ

1938年。中年の男女が駅の待合室にいるところにおしゃべりのドリーが割り込んでくる。
2人は最後の別れの時だったのに邪魔をされる。
帰りの汽車の中でもドリーは喋りっ放しだった。

うんざりしながら帰宅すると、会社員の夫フレッドと2人の子供がローラの帰りを待っていた。
ローラは「駅でめまいを起こしたので少し休む」といい、心配したフレッドは気分展開にクロスワードパズルを勧める。
ローラはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」のレコードを聴きながら、数週間の出来事を振り返っていた。

 


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「数週間前まで私は家庭がいきがいの普通の主婦だった。
あの日から、私の世界が変わった」と回顧し始める。

主婦ローラは毎週木曜日に、近くのミルフォードという町へ汽車で出かけ、1週間分の買物をし、本屋で本を取替え、簡単な昼食をとり、午後は映画を観たりして夕方の汽車で帰宅するという平凡な結婚生活を送っている。

ある日の夕方、目に異物が入ったのを一人の医師に取ってもらう。
次の木曜日にはミルフォードの町で行き会う。

その次の木曜日、ローラは食堂で再会。
満員だったので同席になり、昼食を食べながら自己紹介をする。

彼はアレック・ハーヴェイという開業医で、木曜日毎にミルフォード病院に勤めている友人スチーヴン・リンの代理でやって来るという。
アレックはローラに「『枢機卿の恋』と『霧の中の恋』のどちらを観る?」と尋ね、映画館では『情熱の嵐』の予告編が流さる。

互いに心を惹かれていき、アレックはまたぜひ会ってくれと頼む。
しかし、次の木曜日にはアレックが来ず、落胆して汽車を待っていると、アレックが駆けつけて手術が手間どったという。

次の木曜日、映画『情熱の嵐』がつまらず、植物園を散歩してボートハウスで二人は愛の告白をする。
帰宅すると息子が頭にケガをしていて、ローラは自責の念にかられる。

次の木曜日、郊外にドライヴして愛を語り、アレックに誘われるまま、リンのアパートに向かうと思いがけずリンが早く帰宅。
ローラは屈辱から夜の町を歩き回り、警官に娼婦と間違えられそうになる。

駅でアレックも妻子ある身の自責に耐えられず別れることにして、南アフリカ、ヨハネスブルグの病院に勤務することに決めたと話す。

次の木曜日、別離の苦しさが胸を締めつけ、思いがつのるが、この時、知人ドリーに見つかる。
アレックと別れの挨拶もできないまま、汽車が去っていく。

ローラは急行列車に身投げしたい衝動に駆られるを思い留まる。
愚直だが善良な会社員の夫フレッドは最近のローラの様子から何かを察していたらしいが、何もいわない。
夫の胸の中で泣く。

 

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、43件の評論のうち、91%にあたる39件が高く評価しており、平均して10点満点中8.59点を得ている。

小津安二郎は本作について「なかなかいい。いいけれども、妙な一つの形式があるでしょう。場面に声が聴えて説明する。あれがどうも内容にならないで一つの説明に終っているようでね。あの写真はああいう方法を使わないでハッキリわかれば大変いいと思う。これは芸術上の問題だけれどもね。わかることはわかるが、あのわからせる方法が説明だから、そこを僕は買わないのだ」と評している。




出典: 「逢びき」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



あの小津安二郎・監督も生前、「なかなかいい」と言ってたくらいですから、見るだけの値打ちのある映画です。。。



そんなに良かったのですか?

あのねぇ〜。。。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」がバックグラウンドで流れて、この曲が二人の心の動きを映し出している。。。この曲を聞いただけでも、感動することができますよ。。。上の「あらすじ」の中に、あの盲目のピアニストの辻井伸行さんが弾く協奏曲を貼り出したので、ぜひ聴いてみてください。。。

分かりましたわ。。。今週末は、久しぶりに行事がないので、ゆっくりと上の映画を観てみますわァ〜。。。

そうしてください。。。観たあとで、絶対に後悔しませんよ。。。小百合さんも感動すること間違いありません。。。



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【卑弥子の独り言】



 

ですってぇ~。。。

あなたも『逢びき』を観て感動しましたか?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

貴方は、そのような荒々しい口調で あたくしにご命令するのでござ〜ますかァ〜。。。

分かりましたわァ〜。。。

デンマンさんが10年以上も前にアンケートを作りました。

 


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『拡大する』


『もう一度クリスマスのページ』

 

上のリンクをクリックすると、

左側のサイドコラムにたくさんの質問が出てきます。

ひとつひとつ見ながら ぜひアンケートに答えてみてください。

じゃあ、また。。。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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『女帝の怨念』

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『台北夜市』

『ある愛の物語』

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『メキシコの村から』

『インドからメキシコ』

『混浴とロマン@トルコ』

『晩春』





こんにちは。ジューンです。

“本音と建前”

よく聞きますよね。

さて、英語で何と言うのでしょうか?

考えてみた事がありますか?

いろいろと言い方があると思います。

appearance and reality

見かけと実物そのまま


これも本音と建前と言い換えることができますよね。

form and substance

外観と実体


これも本音と建前と同じですよね。

one's real intention and

what one says on the surface


本音と建前を説明しているのですよね。

real motive and stated reason

これも間違いなく本音と建前ですよね。

what one says and what one means

本音と建前をこのように言うこともできますよね。

では、「本音と建前を使い分ける」を

英語でどのように言うのでしょうか?

ちょっと考えてみてください。



次のように言うことができます。

You should be tactful as to

when to tell real intention

and when to show form.


ところで、英語の面白いお話を集めました。

時間があったら覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。







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駅前のヌード

2024-08-07 01:27:56 | 美術・芸術

駅前のヌード



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デンマンさん。。。 ハルヴァの次にべーグルにハマったと思ったら今度はヌードですかァ~?


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いや。。。 別にヌードにハマってしまったわけではないのですよゥ。。。

でも、「駅前のヌード」というタイトルをつけているではありませんかァ!

実は、夕べ本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。
  

なぜ公園などの彫刻には

女性の裸像が多いの?



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駅前広場や公園など、野外の公共スペースに設置された彫刻には、なぜか女性の裸像が多い。
これは、日本独特の傾向といえ、イスラム教文化圏や儒教文化圏では、野外の裸像はまず存在しないといっていい。

欧米では、裸像もみられないことはないが、日本ほどリアルな作品はすくないという。
女性の裸を違和感なく公共のスペースに受け入れているのは、欧米人から見ても理解に苦しむことのようだ。

現在確認できる野外における最初の裸像は、1920年、東京駅前の日本工業倶楽部屋上につくられた無題の男女像だといわれる。

女性の裸像がにわかに増えだしたのは戦後のことで、民主主義で自由を謳歌できる世の中になって、裸像を西洋的で進歩的なイメージでとらえる雰囲気が生まれたことが背景にあったという人もいる。
また、日本の文化の土壌は、性的な要素を豊穣なめでたいものとするところがあり、それを日本に裸像が多い理由だとする説もある。

確かに、まわしひとつで相撲を取ったり、いまでも混浴の露天風呂があったりと、日本という国は、裸や性に関して解放的な国といえるのかもしれない。

(【デンマン注:】
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易いように改行を加えています。
赤字はデンマンが強調。)




43ページ 『日本人の総疑問』
編者: 素朴な疑問探求会
2012年12月31日 初版第1刷発行
発行所: 河出書房新社


 



上の文章を読んだので、デンマンさんは駅前のヌードにハマってしまったのですか?



いや。。。 別に上の小文を読んだからってぇ、駅前のヌードにハマってしまったわけではありません。 あのねぇ~。。。 読みながら、不意に思い出したのですよ。 「そう言われてみれば、確かに駅前には女性の裸像がけっこう多いなァ~。。。」、と。。。

それほど多いのですか?

実は、上の本には写真はないのだけれど、僕が貼り付けた写真は埼玉県の与野駅前にある裸像ですよ。

でも、なんで私と話をするのに「駅前のヌード」を持ち出してきたのですか?

あれっ。。。 小百合さんは忘れてしまったのでっすかァ~?

何をですか?

何をですか?と訊くところを見るとすっかり忘れてしまったのですね。 僕は以前に次の記事を書いているのですよ。

 


着いたのが夕方だったので、ぶらっと高崎駅周辺を散歩し、適当に惣菜を買ってホテルでテレビを見ながらの夕食。
楽しい。
店を探したり、かってのわからないところで緊張しながら食べるのが、最近ますます嫌になってきた。
旅先で何を食べたってわたしの勝手だもーん、と開き直りたいが、まだ「これでいいのか?」という思いもある。
わたしは普段から保守的な人間だと思う。
「いつも食べに行く店で、どんどん友達が増えちゃって!」
などというオープンな生活スタイルなど、絶対に考えられない。

知らない客同士がしゃべるなんて、想像しただけで疲れる……。
嫌。
うらやましくない。
いろんな人に会って、人脈を広げ、自分を高めるチャンスをつかむ。
わたしにもやればできるのだろうか?
なんか寿命が縮まりそうだなぁ。
チャンスと寿命だったら、やっぱり寿命のほうが大事だよなぁ。
などと、群馬県と関係ないことばかり書くなっつーの!

 (中略)

去年、栃木県にひとり旅したとき、田楽屋で相席になったおばあさんたちが、
「群馬県の館林のつつじは、とってもきれいですよ」
とわたしに一生懸命、説明してくれたのだ。


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わたしは、ほんの社交辞令で、
「じゃあ、ぜひ見に行きます!」
と答えていたんだけど、本当に行ってみる気になった。
知らない客同士が店で話すのなんか嫌い、と書いたものの、去年の栃木旅行では、初対面のおばあさんたちとわたしはおしゃべりをしていた。
適当に愛想よくしておけばよいという気持ちだったのだが、わたしは、そのおばあさんたちとの約束を果たすため館林に向かう。


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高崎から両毛線で伊勢崎まで行き、乗り換えて館林へ。
つつじが岡公園のつつじは、きれいに咲いていた。
人が多くてゆっくり見られなかったけど、おばあさんたちとの約束を守ったと思うと、つつじは、もうどうでもよかった。

赤字はデンマンが強調のため。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




154-156ページ
『47都道府県女ひとりで行ってみよう』
著者: 益田ミリ
2008年6月25日第1刷発行
発行所: 幻冬舎

 



あらっ。。。 益田ミリさんはつつじが岡公園へ行かれたのですわね。



そうですよ。 僕は思い込みで記事の中では「つつじヶ丘公園」と書いていたのですよ。 上の文章を読んで改めて調べてみたらつつじが岡公園が正しいのですよ。

その事を言うために館林の旅を取り上げたのですか。

いや。。。そうじゃありませんよ。 「つつじが岡公園」は僕にとって忘れられない場所だからですよ。

マジで。。。?

やだなあああァ~。。。小百合さんには「つつじが岡公園」の思い出はないのですか?

館林は私が生まれ育った町で、小さい頃からたびたび訪れているので、なんだかあまりにもありふれた風景になってしまって特に心に残る思い出はありませんわ。

そういうものかなァ~。。。? 僕にとって「つつじが岡公園」は小百合さんとの忘れられない思い出の場所なのですよ。 小百合さんも僕の記事を読んだでしょう?

ええ。。。読んだ覚えがありますわ。

もう忘れてしまったのですか?

読んだ覚えがあるから忘れてはいないのですわよ。 うふふふふふ。。。

ぜひもう一度読んでくださいよ。


11月に桜が咲いている!


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館林駅に着くと小百合さんが迎えに来てくれて「花山」へ行きました。
「花山」と呼ぶのは地元で育った40代の人たちが、そう呼ぶらしい。
館林市のガイドマップを見ると「県立つつじが丘公園」と書いてある場所です。


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五月ごろ来れば、きれいな“つつじ”がたくさん咲いているのでしょう。
当然のことですが、11月なのでつつじは咲いていなかった。
ところが桜が咲いているのですよね。

11月に桜が咲いている!
ビックリしました。
上の写真ほど見事なものではありませんでした。
でも、間違いなく桜の一種です。
小百合さんもビックリしていました。
名前は分かりません。

バンクーバーやバーナビーの植物園のように名札をつけてくれればいいのに!
小百合さんは、そう言っていましたね。
ごもっともです。


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旧秋元別邸(最後の館林藩主・秋元家の別邸)の菖蒲園(しょうぶえん)のすぐそばにある橋の近くに白鳥が3羽居ました。
泳ぎ疲れたのか3羽とも岸辺に上がって草原(くさはら)の上で羽を繕(つくろ)って、これから昼寝するところでした。
小百合さんは近寄るのが怖いと言うのですよう。

40代の女性の怖さを持っている小百合さんにも
こういう童女のような繊細さがあるのですよね。
小百合さんの“かわゆい”ところです。

僕は50センチまで近寄りましたが
その白鳥たちも、人に慣れているようで
全くビクビクしませんでした。

旧秋元別邸の近くに田山花袋が9歳から14歳まで住んでいたという旧居が保存されていました。


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田山花袋の『田舎教師』を読んだ事がありますが、僕の記憶では、主人公は羽生の田舎にあるお寺に下宿して僕の母校・熊谷高校(当時の旧制熊谷中学)に毎日、朝4時から5時ごろに起きて4時間歩いて通っていた、というような事を読んだことがあります。
初めて読んだ時、信じがたい事をしていたものだと驚きました。
僕が通ってた頃、校長室の前の廊下にガラス張りのケースがあって、その中に旧熊谷中学校第三回卒業生の写真の中に、小林秀三(林清三のモデル)の少年時代の姿を見たことがあります。

小百合さんが卒業した館林女子高校は田山花袋の旧居から歩いて5分のところにありました。
女子高時代、校門の近くの食べ物屋さんでラーメンだか、うどんだか、あるいはカップヌードルだったか。。。
それを買って戻って来る時に校門のすぐ前で、それをぶちまけてしまい、後片付けをしなければと思ったけれど、結局、何もしないでそのままにして教室に戻ってしまった。
そんな事をいつだったか小百合さんが書いていました。

12月にバンクーバーに戻るまでに
小百合さんの面白いエピソードが、もっともっと聞けるような気がするのです。
楽しみにしていま~♪~す。

では、小百合さんに捧げる短歌を。。。


 
 
館林
 
 
季節外れの
 
 
桜咲き
 
 
かわゆいきみに
 
 
胸ときめかせ

 
 


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『味噌がビミョーな田楽』より
(2012年1月19日)


 



館林駅前で小百合さんを待っている時に、手持ち無沙汰のままブラリと広場に向かって歩いて行ったら次の裸婦像に出くわしたのですよ。

 


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。。。で、このヌードの像にデンマンさんはハマってしまったのですか?



いや。。。 別にハマったわけではありませんよう。 たまたま上の本を読んで懐かしく思い出したのですよ。

埼玉県にも駅前には裸婦像が多いのですか?

与野駅の裸婦像はすでに貼り出したけれど、東松山市にある、東武東上線高坂駅の西口を出ると歩道の両脇に裸婦像が並んでいるのですよ。

 


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なんと32体の塑像が並んでいるのです。 まるで駅前の野外ギャラリーですよ。



有名な芸術家の作品ですか?

有名かどうか知らないけれど、高田博厚さんという彫刻家が制作したものですよ。 なかなか見ごたえがあります。

つまり、デンマンさんは 上の裸婦像を含めた32体の塑像が駅前の通りに並んでいることに 改めて感動して「駅前のヌード」というタイトルにしたのですか?

いや。。。 そればかりじゃありません。 考えてみたら、確かに アメリカやカナダの駅前には ヌードの像なんてどこにもないですよ。 少なくとも僕の記憶にはない。 バンクーバーの鉄道や地下鉄の駅前にも裸婦像はないですよ。

どうしてですか?

おそらく、ヌードの像は美術館だけで公開するという暗黙の了解事項になっているのかもしれませんよ。

じゃあ、なんで日本では駅前に裸婦像がたくさん展示されているのですか?

もちろん、はっきりとした理由は僕には解らないけれど、日本の場合は前例があると真似をしますからね。 日本人の特性として、隣がテレビを買うと、自分の家でもテレビを買いたくなるでしょう!? 隣が車を買うと、自分の家でも車を買う。 右向け右をすれが、日本人一億人が右向け右をするような。。。 “一億玉砕!” 戦争中は特にそのような傾向があったようですからね。。。

つまり、「1920年、東京駅前の日本工業倶楽部屋上につくられた無題の男女像」を真似て、西洋かぶれした駅長さんの一人が駅前広場に裸婦像を設置した。 そしたら、それを前例として日本各地の駅前広場に、裸婦像が設置されるようになったと言うことですかァ?

たぶんねぇ~。。。 それ以外に考えられないでしょう!?




初出: 2014年3月13日



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。
実は、あたくしも裸婦像のモデルになってください、と頼まれたのでござ~ますわよう。
うふふふふふ。。。

でも、一糸もまとわずに男性の前に立つのは恥ずかしかったのですわァ。
だから、パンツとブラをつけたままならいいです、とお答えしたのですう。

「仕方ありません、卑弥子さんが そう言うのであれば、それでもけっこうです」ということでした。
それで、あたくしは次のような姿になって彫刻家の前に立ったのでござ~ますゥ。


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つまり、あたくしがモデルになって出来上がった裸婦像が、どこかの駅前に立っているのですわよう。


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たぶん、こんな感じでしたわァ。
うふふふふふふ。。。

ところで、どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)


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(linger65.gif)


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(house22.jpg)

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(kinuga25.jpg)

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