豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

団九郎の岩屋を訪ねて

2006-06-13 16:35:51 | Weblog
団九郎の岩屋を訪ねました。

猿投山西回り登山道を上って行く。
菊花石の表示板を見て、右方向に自動車の通行可能な道を進むと、
やがて、西宮方面と団九郎岩屋への分岐点至る。
案内に従って、左に折れて行くのだが、この入口には通行禁止の立て札が立っているが
、是は自動車に関する者であると解釈して、歩を進めた。
するとどうだ、確かに道は荒れている。しかし歩きにはどうということは無い。
しかし、驚くではないか。道にタイヤ跡が一杯だ。よくこんな荒れ道を自動車で、或いは
バイクで通れたものだと吃驚していまう。
おそらく、遊びとしてやっているのだろう。
この状態がずっと上の方まで続いている。
思うにこの道の荒れているのは自然のなせる業ばかりでなく、
大いに彼らオフロード族によって荒らされたのだと思った。
団九郎岩屋右方向 50mの案内板に従って右方向に細い道を下る。
此処にもバイクの轍が残っている。
そして、堰堤に突き当たった。
此処から、又道は登りとなり、足跡とタイヤの痕跡がある。
なおも上って行く。
とうに50mは来たと思うのに「団九郎の岩屋」は見つからない。
仕方なく、引き返すことにした。
やっと又堰堤まで下がって、周囲をよく観察すると、川を渡って行く、かすかに
踏みつけられた跡を見つけた。
それを辿る。
川から、わずか10mほどの所に「団九郎の岩屋」はあった。
何の表示板も、説明板も無く、茂みに覆われてなかなか見つけ難い。
案内板くらい設置して欲しいものだ。



団九郎の岩屋
 七滝の上流に「団九郎の岩屋」と呼ばれる石の洞窟があります。
団九郎は、江戸時代初期の盗賊で、岩屋を根城に尾張、鳴海、知立など
東海道筋に出没し、人々に恐れられていました。この話を聞いた武士・白井権八が
猿投山に乗り込み、一味を滅ぼしたという伝説があります。団九郎の岩屋は、
奥深く、夏も涼しい洞窟です。奥から団九郎が密談する声が聞こえるかもしれません。
団九郎に善人説もありますが、静まりかえった山中の洞窟は、
盗賊伝説のほうが似合うでしょう。(「豊田市ぶらてくガイド」による)

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