狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

東方からリバイバル、復興シリア正教会2018復活祭&日本/Revival from East, Easter, Resurrection Syriac Orthodox Church & Japan

2018-07-17 22:24:56 | シリア2013~2018
 






 東方からのリバイバル 
  復興するシリア正教会の2018パーム・サンデー、聖金曜日、イースター 
   クリスチャンが戻られた解放アレッポ
    アサド大統領は多様性を尊重される中でシリア国内では少数派のキリスト教会を保護
     旧約・新約聖書とネストリウス派・アッシリア東方教会・景教と古代ユダヤ人の日本への伝来
      “Easter”(イースター)、「アッシリア東方教会」は、闇夜の中、太陽が昇る如くにして「復活」
        東方教会の国・日本での「復活」
 Revival from the East,
  2018 Palm Sunday & Good Friday & Easter,
   Resurrection Syriac Orthodox Church
    Restoration in Japan that is country of the Eastern Church


 “Easter”(イースター)、「アッシリア東方教会」は、闇夜の中、太陽が昇る如くにして「復活」する。

 アサド大統領は多様性を尊重される中で、シリア国内では少数派のキリスト教会を保護されている。

 シリア・アラブ政府軍(SAA)がアメリカやその支援する反体制派の侵略に対して勝利している事と共に、首都ダマスカスをはじめとした各地のキリスト教会では、シリア国民のクリスチャンの方々が、その喜びと共に創造主であるイエス・キリストの栄光と力への賛美と感謝をしながら、キリストの「復活祭(イースター)」を例年通り迎える事が出来た喜び、また復興の過程で教会の復活についての喜びも併せて、祝われた。
 2016年12月に解放されたシリア北部アレッポでは、街の復興と共に教会の修復が行われており、クリスチャンの方々も、元の故郷の町や村へ帰られると共に、教会での礼拝にも戻られておられる。

 シリアでの宗教信徒の割合は、スンニ派イスラム教徒が68%(内、アラブ人が60%、クルド人が8%)、シーア派の一派であるアラウィー派イスラム教徒が13%、キリスト教徒は12%、以下、ドゥルーズ派3%、イスマーイール派2%、十二イマーム派1%とそれぞれシーア派イスラム教徒となっており、その他が1%となっている。シリア国内のムスリムを大きく分けると、スンニ派の68%に比して、シーア派が19~20%未満と少数派となっている。しかしシリア政権は、シーア派が90%を占めるイランやレバノンのシーア派抵抗運動「神の党」ヒズボラと連携・友好・協力関係に有る。
 シリアのキリスト教徒は、非カルケドン派のシリア正教会、東方正教会のアンティオキア総主教庁、東方典礼カトリックのマロン典礼カトリック教会等である。よって、パーム・サンデー、聖金曜日、イースターが、それぞれで異なる。本年の「イースター」は、カトリックやプロテスタント等の西方教会は4月1日(日)、正教会等の東方教会が4月8日(日)であった。下の掲載動画で4月1日が「パーム・サンデー」であった教会は、4月6日が「聖金曜日」、4月8日が「イースター」であった。

 「聖枝祭」(「パーム・サンデー」(「Palm Sunday」)、「主のエルサレム入城」「枝の祭り」「枝の主日」「花の主日」)は、イエス・キリストのエルサレム入城を記念する正教会の祭日。「枝の主日」はカトリック教会・ルーテル教会・正教会での呼び名で、「棕櫚の主日」(しゅろのしゅじつ)は主にプロテスタントでの呼び名である。聖書によると、過ぎ越しの祭り5日前の1月9日であった。ユダヤ暦の1月である「アビブの月」は、西暦(キリスト紀元、グレゴリオ暦)では3月~4月となる。また、古代ユダヤ暦の「アビブの月」は、紀元前、B.C.597(第1回目)~B.C.586~B.C.538のバビロン捕囚時にバビロニア暦に影響されて「ニサンの月」と呼び名が変わった。当時の特にユダヤの指導者達、祭司や長老、律法学者、宗教家達、後のサンヘドリン(最高法院)に所属し構成する者達の先祖は、そのバビロン捕囚時にバビロニア暦に影響されるだけではなく、バビロニア王国の風習や習俗、風俗、欲望、不道徳、非人道に栄光や力を感じてしまい、バビロンに憧れ、真似し、学び、そうして創造主である唯一神から心が離れる事によって、また「神の選民」の自覚に関わらず奴隷の身に置かれる絶望感と共に反発心・バネと多民族を見下す思いが一層強まった事から「バビロニア・タルムード」の記載、及び編纂が始まった。
 イエス・キリストが弟子達と食事を共にした「最期の晩餐」は、過ぎ越しの祭り初日の1月(アビブの月、西暦3~4月)14日であった。
 「聖金曜日」(「Good Friday」)は、イエス・キリストが磔刑を受けられた日であり、イエス・キリストの受難と死を記念する日である。聖書によると、過ぎ越しの祭り2日目の15日であり、備えの日、安息日の前日であった。イエス・キリストの死は紀元後、A.D.30年4月であり、御降誕がB.C.4年であった為に、33歳と半ばでの死と復活であった。そしてその通り、キリスト紀元には4年の誤差が在る。
 「安息日」の土曜日は、過ぎ越しの祭り3日目の16日であった。
 「イエス・キリストの復活」は、死から数えで3日目、過ぎ越しの祭り4日目の17日、日曜日であった。

 シリアのキリスト教界の内の「シリア正教会」は東方諸教会の一つであり、シリアやメソポタミア地方を中心に発展した。インドに庇護下に置く教区・教会組織があるほか、現在では海外への移民を通じ、欧米にも教会が存在する。
 古代シリアの「アッシリア東方教会」(Holy Apostolic Catholic Assyrian Church of the East)は、現在のイランとイラクであるサーサーン朝ペルシアを経由し、唐代の中国に渡って「景教」となった。その「景教」は、古代の「ネストリウス派」(「東方教会」(Church of the East))の流れを継承し、東方諸教会に分類される。「アッシリア教会」、「アッシリア東方使徒教会」、「東方アッシリア教会」とも呼ばれる。その「ネストリウス派」はペルシャ帝国へ移動し、7世紀ごろには中央アジア、モンゴル、中国へと伝わった。唐代の中国においては「景教」と呼ばれた。

 唐はA.D.618年~907年であるが、それより遥か昔、紀元前には「旧約聖書」、紀元後のイエス・キリスト在世時直後には「新約聖書」が、アラビア海やインド洋を通る海路やシルクロード等を通る陸路を経て、既に日本に伝えられていた。
 紀元前、B.C.722年のイスラエル王国滅亡前のB.C.7世紀に、旧約聖書「イザヤ書」の預言者イザヤが、モーセが創造主から授かった「十戒」が書かれた石板と、レビ人の血筋でモーセの兄、ユダヤ祭司の先祖であるアロンの杖、マナの壺の3つが入った「契約の箱」(「Ark of the Covenant」)を、新アッシリア帝国による北のイスラエル王国滅亡とその後のB.C.586の新バビロニア王国による南のユダ王国滅亡(バビロン捕囚)前に、それらによって奪われる事を避ける為に、日本に運んで来て隠匿した。
 因みに日本の皇室には、別の「三種の神器」が存在する。また、日本各地の祭りで使用される「神輿」(みこし)は「契約の箱」と非常に似ている。そして古事記の「イザナギ」(伊弉諾、伊邪那岐、伊耶那岐)は「イザヤ・ナギード」であり、「ナギード」は「ネギ」と転化した。「ネギ」は「禰宜」で、神社での神職の総称である。
 旧約聖書と新約聖書、及び東方教会(ネストリウス派)、景教、キリスト教の日本への伝播は、神道をはじめ真言宗、浄土宗、浄土真宗等に影響を与えた。京都に在る浄土真宗の西本願寺には、浄土真宗を開いた親鸞が学んだ「世尊布施論」が保存されている。
 その「世尊布施論」は、ネストリウス派キリスト教(景教)の聖典の一つであり、新約聖書のマタイの福音書「山上の垂訓」等が含まれる。浄土真宗の基となる親鸞の教えはその当時の仏教界や社会において改革的なものであったが、浄土宗の開祖である法然と共に親鸞は「秦氏」の血筋であり、「秦氏」は「古代ユダヤ人」である。
 遣唐使の一員として唐に渡った弘法大師・空海は景教の寺院(教会)で学び、帰国後、四国、倭国(いのくに、伊国)の阿波・徳島の剣山(鶴亀山)を迂回する様にして「四国八十八ヶ所霊場」を設定した。徳島県鳴門市の竺和山に存在する霊山寺を1番寺として発し、徳島県阿波市の得度山に存在する10番寺の「切幡寺」(きりはたじ)までは剣山等が存在する西に向かって真っ直ぐに進むが、「切幡寺」から迂回して東に向かって進み、その後は時計回りに以下の88番寺まで四国の周縁部を巡る様に設置されている。古事記の「天孫降臨の地」、天照大神である卑弥呼の存在した所、邪馬臺国(=やまと国、俗に世間一般で言われている邪馬台国の正式名称)が存在した所、そして古代ユダヤ人の「秦氏」を迂回して秘匿するべく、その名も「切幡」(きりはた)と名付けた。因みに、「八」(はち)は「ヤ」であり、「ヤハウェ」、神様の事である。

 “Easter”(イースター)、日出ずる処、「東側」から、闇夜の後に太陽が昇る如くにして、東側からの「リバイバル」(revival「再興」)と、日本での「復活」。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/22付:「法然・親鸞は古代ユダヤ人」
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/05/07付:「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・「聖書」を根拠とする発想・・・『古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる』を読んで」
  ・2013/05/14付:「日本人のルーツを取り戻す(2)・・・古代ユダヤ人秦氏、イエス、吉田松陰、安藤昌益・・・『古代ユダヤの刻印―現代に蘇生する秦氏の血脈 』を読んで」
  ・2017/01/30付:「徳島・阿波に存在した邪馬臺国(=やまと国、俗称:邪馬台国)は後に奈良・大和国へ移った・・・『一次資料』に忠実な古代史や近現代史の検証により真実が見えてくる。そして主キリストについての一次資料は『聖書』」
  ・2017/01/31付:「徳島・阿波に元々存在した伊津面(いずも:出雲)は葦原中国(いのはらのなかのくに)で長国(ながのくに)・・・古事記・伊予の二名島(いよのふたなじま)の四国、伊国(いのくに:倭国)、邪馬臺国(やまと国)」
  ・2018/05/07付:「“East Solidarity Japan-Russia-Syria”:日本は無罪のロシアと連帯、ネストリウス派アッシリア東方教会の日本は『東側』、旧鎖国は侵略企む『西側』を排除、解放『大東亜戦争』」

 参考・関連動画




YouTube: قداس إلهي في كنيسة السريان الأرثوذكس بدمشق
ダマスカスのシリア正教会における神の塊

YouTube: بتكليف من الرئيس الأسد… صباغ يقدم التهاني للطوائف المسيحية بعيد الفصح المجيد
アサド大統領によって委任されたサバグ国会議長は、
  イースターでキリスト教徒のコミュニティにお祝いを申し出る

 



YouTube: القامشلي | أجراس الفصح المجيد تترافق مع أجراس النصر
アル=カミシュリ:イースターの鐘は勝利の鐘を伴います

YouTube: دمشق - صلاة الجمعة العظيمة في كنيسة الصليب في منطقة القصاع
ダマスカス - 十字架教会でのAl-Qasa'a地区の聖金曜日の祈り

 



YouTube: الطوائف المسيحية تحتفل بعيد الفصح المجيد بإقامة الصلوات والقداديس
キリスト教の宗派は、祈りと聖地を確立してイースター休暇を祝う

YouTube: مباشر من كنيسة الصليب موفدة الإخبارية السورية ليا نحاس ورصد أجواء قداس الشعانين
十字架教会から直接、シリアのニュースアンカーLea Nahasと御ミサの雰囲気に注目する

 



YouTube: دمشق | احتفالات الفصح المجيد وأحد الشعانين تأتي على وقع انتصارات الغوطة
ダマスカス:栄光のイースターとパーム・サンデーのお祝いは、グータの勝利と共に

YouTube:
مباشر من الكاتدرائية المريمية موفدة الإخبارية السورية أريج فرزلي ورصد لأجواء قداس أحد الشعانين

マリアム大聖堂、シリアのニュース・アンカー、アル・ファルスリ、
  ミサイル(?)・パーム・サンデーの雰囲気に注目する

 



YouTube: دمشق - قداس صلاة الجمعة العظيمة في البطريركية المريمية
ダマスカス - マリアム人総主教庁におけるグッド・フライデー・ミサ

YouTube: احتفالات الطوائف المسيحية بعيد الفصح
イースターのキリスト教徒コミュニティの祝典

 



YouTube: Syria: Aleppo brothers restore war-torn church to former glory

YouTube: Syria: Christian worshippers return to Aleppo church after eight years of war

 
YouTube: قداس بمناسبة اثنين الفصح المجيد في الكاتدرائية المريمية بدمشق
ダマスカスのマリアミーテ大聖堂で行われた2つの聖過ぎ越しの行事

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