狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

ベジタリアンとヴィーガンは脳卒中になるリスクが高い/Vegetarian and vegan have high risk which has cerebral apoplexy

2021-08-22 14:30:09 | 健康・医療・暮らし 2018~
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 ベジタリアンとヴィーガンは脳卒中になるリスクが高い
  Vegetarian and vegan have high risk which has cerebral apoplexy.


 2年前の2019年9月4日付で、イギリスのオックスフォード大学の研究論文が、医学誌のBritish Medical Journalの電子版に掲載された。
 英国の成人男女4万8188人を追跡調査したその研究論文は、ベジタリアンやヴィーガンが心疾患になる傾向は低いものの、脳卒中になる傾向が高い事を報告している。

 2019/10/28付・NEWSポストセブン「ベジタリアンに脳卒中率高いとのデータ、過剰乳製品でガンも」
 2019/11/15付・週刊現代『オックスフォード大の衝撃研究「ベジタリアンは不健康になる」可能性』


 2019/11/20付・日経Gooday「ベジタリアンには心疾患が少ないが脳卒中が多い 約3万人を対象とした英国の研究、出血性脳卒中のリスクは1.4倍」

ベジタリアンには心疾患が少ないが脳卒中が多い

肉や魚を食べず、野菜中心の食生活を送る人ベジタリアンは、肉も食べる人たちに比べ、心筋梗塞や狭心症のリスクが2割ほど低い一方で、脳卒中のリスク...

日経Gooday(グッデイ)

 


 2019/12/05付・NEWSポストセブン『「肉を控えて野菜を多く」で脳卒中リスク上がる恐れも』

「肉を控えて野菜を多く」で脳卒中リスク上がる恐れも

 健康のために肉を控えて、野菜を多く食べている人は多いだろう。農林水産省「食生活の実態・意識調査アンケート」によれば、日本人約1500人に「...

NEWSポストセブン

 



YouTube: 健康の新常識が判明 「肉を控え野菜多く」のリスク
2019/12/06

 菜食主義者のベジタリアンや、そのベジタリアンよりも更に肉食を避ける事に純粋で卵も乳製品も摂らないヴィーガンという事で、肉を食べない事に脳卒中の原因が有る事に気が付く。
 脳卒中の内、脳梗塞については、血液循環に関係する。卵や肉を食べる事により発生しやすい、血管壁の内側にコレステロールが固まってへばり付くアテロームは、動脈硬化や血栓となり、末梢組織に血液を届かなくする。よって、その研究結果とは矛盾する。

 他の脳卒中、脳出血とくも膜下出血についても、血圧が高い事から起こるという点では同じく血液循環によるとも言えるが、それだけでは無い。
 脳の血管からの出血の予防策として、その血圧上昇を抑える為に、塩分の取り過ぎが良くないとよく言われている。しかし、確かに過剰な摂取は良くないが、塩分も身体にとっては必須のものだ。
 また、降圧剤を使って血圧を下げようとすると、却って末梢組織に血液が届かなくなり、脳梗塞になったり、認知症になる恐れが有る。

 2020/01/14付・Asagei Biz『現役名医5人が「診察のウラ」を懺悔公開(1)降圧剤を飲んで脳卒中になった』
OGPイメージ

現役名医5人が「診察のウラ」を懺悔公開(1)降圧剤を飲んで脳卒中になった

 患者には口が裂けても言えない医薬の闇─。「ガン治療のウラ」に続く後編では「病気と病人を作り出す衝撃のカラクリ」に迫る。高血圧、脳卒中、脂質...

Asagei Biz-アサ芸ビズ

 


 そこで、視点を少し変えてみると、血圧が多少高くとも、血管壁が崩壊しない様に、血管壁を強くすれば良い訳だ。そして、その研究結果が、その捉え方に適用出来る事が解って来る。
 脳の血管壁、つまり細胞膜や、神経を作る材料となるのがコレステロールだ。コレステロールはアテロームにもなりやすく、取り過ぎは脳梗塞に繋がる恐れも有るが、一方で、血管壁を丈夫にするので出血を起こりにくくする。また、脳の神経組織も維持するので、認知症を予防する事にもなる。

 コレステロールを最も多く含むのが卵黄で、100g当たり1400mg含む。その他、するめ(乾物)が同980mg、たたみいわし同710mg、鶏の全卵420mg、魚類370mg、バター210mg、エビ類170mg、貝類110mg、鶏肉98mg、豚肉71mg、牛肉67mg等となっている。卵がコレステロールの優良な摂取源である事が解り、また、魚の方が肉やバターよりもコレステロールを多く含んでいる事も解る。
 
 コレステロールにも、悪玉と言われるLDLコレステロールと、善玉と言われるHDLコレステロールが有り、一概に言うことは出来ない。末梢組織へコレステロールを運ぶLDLコレステロールと、反対に末梢から余剰のコレステロールを回収するHDLコレステロールは、それぞれ悪玉とか善玉とかレッテルを貼られているものの、共に生体にとっては必要なものだ。要するに、バランスを取る事が大事となる。

 そのバランスを取る事に貢献するのが、オリーブオイルだ。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、植物性でオメガ9系の一価不飽和脂肪酸だ。オリーブオイルは、HDLコレステロールを減らさず、LDLコレステロールのみを減らす。



フェアトレード・オーガニック・エクストラバージンオリーブオイル(原産国:パレスチナ)
出典:fair select(国際協力NGOわかちあいプロジェクト)https://www.fairselect.jp/?pid=161641334
                          https://wakachiai.jp/







  

オーガニック・エクストラバージンオリーブオイル(原産国:パレスチナ)
左出典:Save The Olive
   :amazon
 右出典:Ohsawa Japan
    :amazon

 本ブログ
  2015/02/22付「イスラエルは入植地拡大に伴いパレスチナの樹齢数百~数千年にも及ぶオリーブの木々を破壊している」


 魚は一般的に健康な食材であると言われているのに、バターや肉よりもコレステロールを多く含む。しかし、魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)というオメガ3系の多価不飽和脂肪酸が含まれている事から、脳の血液循環や神経組織の働きを高めるので、脳卒中や認知症を防ぐ事に貢献する。

 植物油全般に含まれるリノール酸とリノレン酸は、植物性、オメガ6系、多価不飽和脂肪酸であり、悪玉LDLコレステロールを同様に減らせるのだが、同時にHDLコレステロールも減らしてしまう。
 
 しかし、ベジタリアンやヴィーガンが脳の血管からの出血が起こりやすいという一方で、心疾患が低い傾向となっているのは何故だろうか。
 心筋梗塞は、脳梗塞と同じ様に考えられるだろう。しかし、出血の方、例えば、心臓の血管の中でも比較的細い冠動脈には出血が起こらないのだろうか。
 少し検索してみると、治療の為に血管に通したカテーテルの操作を誤って血管壁を破る事で出血するというものは見かける。あと、大動脈解離から破裂する事も有るが、脳の血管からの出血程のものは余り無いのだろうか?。またそれは、脳の血管の方が細くて元々弱いからであろうか?

 2020/01/03付・NEWSポストセブン「三大疾病の脳卒中、ベジタリアンはリスク高まる理由とは?」

三大疾病の脳卒中、ベジタリアンはリスク高まる理由とは?

「三大疾病」──生命保険の広告などでこのフレーズを耳にする機会は多いだろう。がん・脳卒中・心疾患(心臓病)を示す言葉で、長年にわたり日本人の...

NEWSポストセブン

 


 2020/02/14付・日刊ゲンダイ『ドクター牧田 最強の食事術 「肉をたくさん食べると心筋梗塞や脳卒中になる」は間違い』

「肉をたくさん食べると心筋梗塞や脳卒中になる」は間違い|ドクター牧田 最強の食事術

 皆さんは「ファクトフルネス」という言葉をご存じでしょうか?...

日刊ゲンダイヘルスケア

 


 肉を食べないと、タンパク質や脂肪の摂取が少なくなるので、身体に支障をきたす。筋肉量が落ちて体力が失くなり、免疫力も落ちる。過剰な乳製品で癌になると言えども、卵と同じく乳製品はバランス良く栄養を摂取する事が出来る為、取った方が身体に良い。結局は、バランス良く取る事が大事だという事だ。

 聖書には、食物規定が載っている。旧約聖書のレビ記11章1節~47節と、同・申命記14章3節~23節には、食べても良いものと、食べてはいけないものが書いてある。その記述を根拠として、ユダヤ教徒はカシュルート(コーシャ)を、ムスリム(イスラム教徒)はハラールを規定している。聖書にも、一定の種類に限ってではあるが、肉や魚を食べても良い事が書かれている。

 
 



 旧約聖書・申命記14章4~6節
  あなたがたが食べることのできる獣は、牛、羊、やぎ、
  鹿、かもしか、のろじか、野やぎ、くじか、おおじか、野羊。
  および、ひづめが分かれ、完全に二つに割れているもので、反芻するものは、すべて食べることができる。

 The Old Testament・The Book of Deuteronomy 14:4~6
  These are the animals which you may eat: the ox, the sheep, the goat,
  the deer, the gazelle, the roebuck, the wild goat, the ibex, the antelope, and the chamois.
  Every animal that parts the hoof, and has the hoof split in two and chews the cud, among the animals, you may eat.

 
 



 旧約聖書・申命記14章11~12節
  すべて、きよい鳥は食べることができる。
  食べてならないものは、……

 The Old Testament・The Book of Deuteronomy 14:11~12
  Of all clean birds you may eat.
  But these are they of which you shall not eat: ……

 
 



 旧約聖書・レビ記11章9~10節
  水の中にいるすべてのもののうちで、次のものをあなたがたは食べてもよい。すなわち、海でも川でも、水の中にいるもので、ひれとうろこを持つものはすべて、食べてもよい。
  しかし、海でも川でも、すべて水に群生するもの、また……

 The Old Testament・The Book of Leviticus 11:9~10
  “ ‘You may eat of all these that are in the waters: whatever has fins and scales in the waters, in the seas, and in the rivers, that you may eat.
  ……(省略)


 しかし、クリスチャン、それは僕も含めてであるが、律法で忌むべき物とされている豚肉(ポーク)を食べるし、タコやイカ等も食べる。
 それは、救世主(キリスト)であるイエス様が、イエス様を信仰するクリスチャン達を、律法の縛りから解放されたからだ。

 イエス様は、救いは、律法の行いによるのでは無く、とにかく、ただただ、信仰と神様からの恵みによってのみ得られるものとされた。
 そして、外から内に入って来る食物は、内に入っても心を汚す事無くトイレに出てしまうものであるので、その食物規定の定めから外れたそれらを食べる事が清いものとされたからだ。

 本ブログ
  2021/08/21付「クリスチャンは豚肉を食べる-律法の行いでは無くイエス様への信仰と天恵により救われる/Christians eat pork. Salvation can't get by Torah conduct」


 血液循環に良いのは、オリーブオイルの他、にんにくやナットウキナーゼを含む納豆も良いとされる。また両者は、風邪、インフルエンザ・ウィルスにも効果が有るとされ、免疫力の向上に役立つ。
 また、生活習慣の改善、適度な運動の他、十分で質の良い睡眠も大事だ。



出典:楽天
  :amazon

 2020/02/20付・日経xwoman「オリーブオイル+ニンニクで脳を活性化、認知症予防」

オリーブオイル+ニンニクで脳を活性化、認知症予防

オリーブオイルにある食材を加えるだけで、冷え解消、美白、認知症予防などのうれしい効果が生まれます。オリーブオイル活用術を全4回にわたってお届...

日経xwoman:ARIA

 


 2020/02/08付・FNNプライムオンライン『納豆「毎日1パック食べる」と“死亡リスクが2割低下”…でも納豆の何が体にいいの?担当者に聞いた』

納豆「毎日1パック食べる」と“死亡リスクが2割低下”…でも納豆の何が体にいいの?担当者に聞いた

日本人の国民食として好まれている「納豆」。この納豆を“毎日1パック程度、食べる人”は、“ほとんど食べない人”に比べて、脳卒中や心筋梗塞などで...

FNNプライムオンライン

 


 2020/02/22付・日刊ゲンダイ『話題の焦点 感染対策でブームの予感 最強の発酵食品「ごど」って何?』
OGPイメージ

感染対策でブームの予感 最強の発酵食品「ごど」って何?|話題の焦点

 新型コロナウイルスの感染は拡大するばかり。「人混みを避けろ」と言われても現実的には難しい。できる対策は、マスクと...

日刊ゲンダイDIGITAL

 


 2020/02/21付・糖尿病ネットワーク『「良い睡眠」が糖尿病を改善する 心臓病と脳卒中のリスクが低下』


YouTube: 【お酒のおつまみ】激旨!にんにく丸ごとホイル焼き
2021/07/09

 因みに、大豆イソフラボンは女性ホルモンの様な働きをする事から、植物性エストロゲンとも言われるらしい。昔から味噌や醤油、そして納豆を多く食して来た日本人は、それ故に、欧米人と比べて大人しいのだろうか?
 その納豆を、僕は毎日、食べて来たし、にんにくやDHAも20年程、サプリメントとして毎日、摂り続けて来た。更に、オリーブオイルも、毎朝、スプーン大さじ1杯程度をトマトや野菜のジュースに入れて飲んで来た。おかげで、あの外傷性の下行大動脈断裂寸前等の全身打撲で死にかけたにも関わらず。大して何も無かったかの如くに、それ以降もここまで18年半を超えて生き続けて来る事が出来たと言っても良い。

 但し、昨年、母が店を畳んでからは、納豆を余り食べていない。そのせいもあってか、本年に入る年末年始の前後の間のブランク期に太ってしまった。それまでは30年余りの間、概ね同じ体重をキープしていたのだが・・・・・・。

 そのにんにくのサプリメントは、上のYouTubeのチャンネル「にんにくチャンネル」を運営する企業が発売する「にんにく卵黄」だ。にんにくと卵黄がセットになっているとは。正に、脳卒中の予防になるではないか!
「農薬や化学肥料を使わずに、土づくりから取り組んだ、自慢の有機にんにく」と言い、「卵は専用の管理鶏舎でのびのびと育てた鶏の有精卵黄を使用」と言う事もあり、オーガニックでお気に入りだ。



出典:健康家族

 本ブログ過去の関連記事
  2018/02/28付『脳卒中・心血管疾患(1):納豆の効果によって、リスク減少↓↓ By the effect of the fermented soybeans, risk decrease!』
  2018/02/28付『脳卒中・心血管疾患(4):「血管を詰まらせない・破らせない」、食後一過性高血糖、魚と野菜、「フレンチ・パラドックス」のチーズと赤ワイン』
  2018/02/28付『脳卒中・心血管疾患(5):「血管を強くして、出血・突然死を防ぐ!」、人間の生命維持に不可欠で血管と脳神経も造る「コレステロール」は認知症も防ぐ、バランスを取るオリーブオイル』
  2018/02/28付「脳卒中・心血管疾患(7):脳動脈瘤の放置・経過観察、血管の強化と血行循環促進対策としての食事・栄養・体操・運動・睡眠・精神と心、脳ドックと積極手術に唆されず」
  2019/11/24付『偽イスラエル・メディアの「アニマル・フリー」とバビロニア・タルムードの「ゴイム」/"Animal-Free" by Fake Israel media, "Goyim" by Talmudic Jew』


 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)


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