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HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

統一家の混乱の最終的収拾のために Ⅱ.お父様の予言と真の家庭 5~6

2017-08-24 07:32:10 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

統一家の混乱の最終的収拾のために

 .お父様の予言と真の家庭 5~6

 


5.‘神様の血統’が、地上に定着したところが真の家庭

6000年という長い歳月の中で‘神様の血統’が、地上に定着したところが‘真の家庭’です。真の家庭の構成員であるお母様子女様も、真の家庭の構成員としての公的権威と位相を保持する為の責任分担があります。その責任分担は誰も代身することのできない固有の責任分担です ‘真の家庭’は、神様の創造以来、6000年の復帰歴史の最後に行きついた創造理想完成のための唯一の地上基盤であると言えます。そのように考えると神様の創造理想が地上に定着する為には、地上での真の家庭の定着が先定していかなければならない条件とならざるをえないのです



人類が探さなければならない最終的目的地はまさに‘真の家庭’です。

お父様は 「真の家庭」は神様の摂理の完成には欠くことのできない家庭 と明確にされています。そのことを語っておられるみ言を紹介してみましょう。



<み言>

「結局、最終目的はどこにあるのか?真の家庭を探すということですこれが堕落した人間が探し出す最高の目的となります。この真の家庭を実現する為には、真の人が現れなければなりません。真の人の中でも、真の男が先に現れなければならないのです。人間が堕落することによってこのような起源を持てなかったので、私達は今までの全ての家庭を否定し、新たに神様の摂理のみ旨に応じた、このような家庭の基準を踏まなければならないということです。

 もしもその基準を超えられなければ、堕落した人間は本然の世界に戻ることができないということが原理的な見解です。堕落した人間は、誰もがこの公式的条件を経なければ神様の前に立つことができないということを知らなければなりません。」  み言選集35-215ページ



 

6.サタンの攻撃にさらされた「真の家庭」

サタンが実在するならば、何が何でも‘真の家庭’を攻撃することは間違いありません。サタンの攻撃にさらされた真の家庭の実際について金容成氏は次のように書いています。

 「今は母子協助の時代ではない。2000年以降は父子協助時代である。父子協助の時代を迎えて、お父様は子女様の中から3人の子女様を選定し、統一家の摂理現場に責任を任せて、神様の摂理の縦的軸を構築された。しかし現在、統一家の摂理現場にお父様が任命された真の家庭の子女様は一人もいない。皆統一家の摂理現場からいなくなった。

 「現在、統一家の祝福家庭は、お父様とお母様のお二方により形成された家庭を真の家庭として、人類のモデル的理想家庭として証しできない状況となってしまった。平和神経に記載されている神様の創造目的としてのモデル的理想家庭として主張することもできないのが実情である。人類から尊敬され愛されるべき真の家庭が、世の中の兄弟たちが懸念すべき真の家庭となってしまった。

世の中の兄弟たち(一般社会の人々)は、真の家庭に対する複雑な事情を統一家の祝福家庭よりも詳細により正確に知っているのが実態である

「それでは私達祝福家庭はどうすべきなのか?毀損された神様の摂理を復元することができる方法は統一家に浸透したサタンの実状を一つ一つ明らかにし、毀損された真の家庭の位相と権威を復元する為に全力投球していくことであろう

(以上金容成のブログより)

 

サタンの攻撃にさらされた真の家庭をどのように本来の位置と状態に還していくのか!それが金容成氏によるブログの主要課題でした。



 


統一家の混乱の最終的収拾のために Ⅱ.お父様の予言と真の家庭 1~4

2017-08-23 20:44:06 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

統一家の混乱の最終的収拾のために

 

.お父様の予言と真の家庭

1・お父様の予言

今引き起こされて来ている混乱を予言したかのごときお父様のみ言があります。

19991015日、お父様がウルグアイで語られたみ言

今日の統一家の混乱を見ると、その予言がその通りに実体化されていることがわかります。まずはその内容を紹介してみたいと思います。



ウルグアイで語られた予言的なお父様のみ言(要約)出典:み言選集312179180

一番近い側近が裏切ります。

息子の中でも裏切る者が出なければなりません。先生を殺すと、売ってしまうというようにです。・・・<中略>・・・なぜそうなのか。それは仕方がありません。皆、裏切るので、打たれて奪ってくる法において悪が善を打ったことを蕩減復帰することになれば、それによってその根が引き抜かれるのです。今の時が最後に来たことを皆が知らなければなりません。

息子娘が祝福されたにもかかわらず離婚し、一緒に生活できないという者まで出てくることを心配しているのです。どういう意味か分かりますか。そのような境界を越えて行く時であるというのです。

神様の体まで、アダムとエバの体まで侵犯したので、その子孫の復帰時代においてその内室まで入ってきて傷つけるというのです。それが最後です。王子を殺すことはできませんが、肉を全部切り、傷つけなければ止めないというのです。それが最後ではないですか。傷つけることのできる最後が何ですか。

生殖器です。生殖器。血統を汚すことまでするというのです。ですから最後なのです。それ以上、サタンが要求するものが有るわけがありません。

ありとあらゆる噂がたっても捕まえて殺すことはできません。殺せば完全に地獄に行き、救いであろうが何であろうがないというのです。そのことを全て捨てて、底なし地獄に落とすというのです。そのためサタンもそれができないようになっているというのです。

このような全てを知って、自分たちが行く道の前に自信を持って行かなければなりません。



お父様が16年前に語られたみ言です。みなさんはどのような印象を持たますか?

まさにその予言が的中しているのが統一家の混乱です。お父様はどのようなお気持ちでこれらのみ言を語られたのでしょうか?またどのような意味を持ってこのようなみ言を語られたのでしょうか?出来ればこのような事態が訪れることは回避されるべきことであったと思われますが・・・。



2.真の家庭

~真の家庭が狙われた

 

神様の摂理を破綻させることがサタンのもつ本性です。ですからサタンが狙った第一のターゲットは「真の家庭」だったのです。

それではサタンはどのように真の家庭に介入してきたのでしょうか?統一家の混乱の核心を見て行くと「真の家庭」の混乱に遭遇します。サタンは実に巧妙に真の家庭に侵入してました。統一家の混乱を克服するためには「真の家庭」の問題について語ることを避けられないのです。

 

 

真の家庭について語ることについて

私は統一家の混乱の期間のお父様のみ言を数限りなく見て来ました。読めば読むほどそこにはお父様の悲しみの心情があふれていて涙を禁じることができませんでした。お父様は何故悲しみの心情をいだかれ続けたのでしょうか。この期間のお父様の悲しみの心情をたどると、お父様を本当に悲しくさせてきた責任は、全ての祝福家庭にあることを知りました。我々祝福家庭の真の家庭に対する姿がお父様を悲しくさせていることに気づかされたのです。(金容成)

 

金容成氏が祝福家庭の兄弟姉妹たちに捧げる文

「(私には)過ちを指摘し批判する権利はあるものの、教権勢力と祝福家庭を定罪し審判する権利はありません。何を間違えてきたのか、何が間違っているのか、明白な観点を主張する為には、(問題のあることに関しては)批判的な立場で辛辣に言及しなければならないのです。

金容成氏の 真の家庭に捧げる文

「(まず)真の家庭に許しを願います。仁進様言及しなければなりませんし、國進様言及しなければなりません。亨進様に対しても批判的立場で言及しなければなりません。現在のお母様のお立場にも言及しなければなりません・・・・真の家庭、真の子女様における反摂理的歩みを無批判に擁護し、沈黙を守ることが統一家の混乱を克服するにおいて全く役に立たないことなので(真の家庭に関して言及することの赦しを乞います。)」



深い悔い改めの心を持ちながら金容成氏は真の家庭に言及し、祝福家庭が祝福家庭としてどうあるべきなのか!どのように統一家の混乱に対処すべきなのかを投げかけています。





3.お父様の摂理的立場 

 ~祝福家庭の過ちに対して

お父様は蕩減復帰摂理の原理的な立場の立場から、騙すなら騙されなければならない立場であり、求めれば与えなければならない立場でした。それが蕩減復帰の原則であるからそうせざるをえなかったのです。

 またお父様は、本来、審判することのできない方でした。神様は独裁者ではありません。同様にお父様も独裁者ではありません。祝福家庭が誤ったとしてもそれを審判できないし、しないのがお父様でした





4真の家庭は人類にとってどのような家庭であるのか。

 70億の世界人類は、人類始祖の堕落の末裔で人類歴史は堕落してサタンの血統に陥りました。堕落の血統に陥った人類を本然の神の血統に復帰していくというのが原理的な復帰の観点です。 したがって祝福とは単なる結婚式ではありません。堕落圏にあってサタンの血統圏にあった人間が神様と親子の関係、血縁関係を取り戻すことが祝福の根本的意義です。

 祝福家庭の役割とは、世界人類人々祝福の価値を教えてあげ、‘神様の血統’を伝授するために総力を傾けることです。したがって世界人類の人々が、祝福されたいと思うならば、無条件に祝福してあげなければなりません One Family Under God’のスローガンの前提条件、肌の色、宗教、人種を超越し、人類は血統的に神様の息子娘であるという霊的信頼を共有することによってのみ可能となるのです。




統一家の混乱の最終的収拾のために Ⅰ「統一家の混乱」

2017-08-23 01:33:19 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

統一家の混乱の最終的収拾のために

混乱や混迷はいつかは収拾されて行くものです。さもなくばすべてが滅んでしまいます。

統一家の混乱をいかに収拾して行くかとかを考えると、その混乱の原因や経緯を知らなければなりません。

 

この問題にブログ村で果敢に挑戦したブログがありました。それは2015年4月から2016年6月にかけて執筆されていた「金容成のブログ」です。このブログを読んで、感動し行くべき道を見出した食口も数多くありました。ただ、残念なことは「金容成のブログ」は、その表現や取り上げ方が馴染みが薄く。全文を読まないまま終わった人が多かったと言うことです。そこで今回、「金容成のブログ」をもう一度読み返し、その訴えたい主眼は何か、を纏めてみようと思った次第です。「金容成のブログ」をわかり易くするためにまとめたものがありましたので、それにもう一度手を入れ、表現などをよりわかり易くしてブログに掲載をしようと考えた次第です。

 

HOPE管理人が纏めたのでもとのブログを書いた金容成氏の意図とは多少違っているかもしれません。もとのブログはこちらにありますので、詳しく読まれたい方は直接そちらを読んでみてください。 http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/



 

「統一家の混乱を克服する為の統全的理解」

 

金容成のブログの最初のテーマは「統一家の混乱を克服する為の統全的理解」です。

http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/2015-04.html

統全的理解」とは「全体をまとめて理解する」という意味です。統一家の混乱をどのように克服していくのか!混乱を克服し収拾して行くのは全ての祝福家庭、全ての食口の課題です。混乱を克服していくためには、混乱の現実を正確に把握することが第一の課題です。

 

<金容成のブログ>序論  父子協助時代における長子と教権勢力間の闘争史 

 

「教権勢力」という言葉が出てきます。

「教権勢力」というのは統一の混乱の経緯の中で文顕進会長と対立し今も統一家の活動の主体勢力となってきた統一教会(家庭連合に改称)の組織の権威を把握している主要幹部のことを指しています

顯進とこの教権勢力との間の軋轢や葛藤が問題の核心です。そのことの問題点をあきらかにして行くことが混乱克服の筋道となります。

 

 

.「統一家の混乱①-2000年~2012年」

1.真のお父様がどのような経緯から顕進様を叱責され、解任するようになったのか

「統一家の混乱」の最も主要な年次が2000年からお父様が聖和された2012年までの13年間です。

かねてからお父様は「どんなことがあっても2013113日の基元節を終えて霊界に逝かなければならない」と語られていました。しかしお父様は、この日を前にして聖和して逝かれました。地上で生きて基元節を迎えることはできませんでした。基元節と言う生涯の悲願の日を目前にして霊界に逝かれたお父様でした。今は天上にいらっしゃるお父様です。生涯の悲願であった基元節を目前にして逝かれたお父様の心情はいかなるものだったのでしょうか。いかなる心情をもってこの期間を過ごされたのでしょうか。



 この混乱期の中で、最も重要な意味を持つ日が200938日です。この日束草天正院でおこった出来事が最も重大なポイントで2009年の38日、天正院に集められた幹部たちの前で真のお父様は文顕進会長を激しく叱責されました。そうしてすべての職責を剥奪されたのです。



この日を境にして、顯進様は統一家の主要グループから離脱して行かれました。それ以降、教会組織内では、あらゆる機関を通して、顯進様と顯進様に従った郭会長や兄弟たちのことを「郭グループ」という名呼び捨て、顕進様と顕進様に従う者たちは反逆者であり、分派グループであるとして徹底的に宣伝されるに至った。そのような中でも顯進様に従おうとするものは反逆者とみなして除名や公職追放、あるいは教会への出入を禁止するなどの強硬処置が取られました。顯進様に従うことを徹底的に防備する行動を取ったのです。

これが、まず最初の統一家の混乱でした。



200938日のこの日、お父様は顯進様を厳しく叱責されその職責を剥奪される決定をされました。それは何故だったのでしょうか?お父様が顕進様を叱責され、その職責を解任するに至った経緯。そしてその時のお父様の心情や事情を知らなければその秘密を解くことは出来ません。真実を見極めることは困難です。



束草天正院での出来事の内容や意味することを中心として、この期間の様々な葛藤やことの推移の結果を、事実を踏まえ、実際に残されたお父様のみ言や教会サイドから出された資料などを引用しながら描き出していきます。



2.神様の摂理を破綻させるのがサタンの働き

 お父様が悲願とされたのは神様の理想の成就です。それが摂理でした。サタン・悪魔が実在するとすれば、サタン・悪魔は、お父様の悲願である神様の理想が実現することすなわち摂理を妨害し、破綻させるように働くはずです。サタンは、お父様が摂理を進めるうえで欠かすことのできない次の三つの要素を破綻または破棄させ様としたのです。

 

摂理の中心にある真の家庭を破綻させる。

摂理の道標であるみ言八大教材教本)を破棄させる。

摂理を遂行するための摂理機関(教会や財団)を歪曲させる。

 

 

神様の摂理がどのような経過を経て破綻に陥って行ったのでしょうか。統一家の混乱を考える時に我々は真の家庭とお父様の苦悩を理解することが何より大切です。お父様は神様の摂理の完成一筋にその人生を歩んでこられた方です。ありとあらゆる人々から見捨てられ裏切られ背かれ、時には神様ご自身からも見捨てられたような状況を何度も通過して来られました。そのような困難と試練の中から摂理の勝利の道を開拓してこられたのがお父様の生涯でした。

 

お父様は様々な困難や苦難を味わいながらそれを乗り越えて来られましたが、困難や試練を超えてくることができたのは、まず第一にただひたすらに神様を愛されてきたことであり、次に神様の願う「神の国」の実現という神の摂理を希望とし夢として歩んできたからに他なりません。もしもその生涯の目的と目標が潰えたとするならば、お父様の生涯はどれほど悲惨なこととなるでしょうか。サタンはお父様のその希望の的である摂理を破綻させることに無慈悲に全力を挙げて来たのです。

 

お父様が掲げた神様のみ旨とは何でしょうか?まず第一に創造原理で明らかになっているように真の父母を立てることでした。その次に真の家庭を実現していくことでした。そしてその真の家庭の価値を全世界および全人類に普遍化していくことでした。そしてそれこそが摂理の目標そのものだったのです。ですから「真の家庭」なしには神様の摂理の完成はあり得ないというのがお父様のなされる摂理の基本だったのです。そうであればこそサタンは、「真の家庭」の分断を最重要ポイントとして攻撃してきたのです。 



 次に神様の創造理想の実現にはその実現に至る筋道が明らかにされなくてはなりません。その道筋こそが原理です。そしてお父様のみ言です。その集大成がお父様が制定した八大教本教材だったのです。サタンはそれを知っていたがゆえにお父様の聖和後真っ先に手掛けたのがこれらのみ言の改竄と破棄だったのです。

 

さらに、摂理の目的を成就するためには、人材と経済の基盤が必要です。それらを纏め管理するのが摂理機関ですが、お父様の聖和後その摂理機関が歪められ、摂理の成就を困難にさせて来たのです。

 

この期間に①「真の家庭」が分断され破綻的な状況となっていきました。それと同時に ②八大教材の改竄再編集が進んで行きましたさらには ③これまで真の御父母様を中心に一体的に運営されて生きた諸機関が分離分断され統一的な運営が失われて行くようになっていきました。その結果運営の中身も方向性も創立者であるの真のお父様の意図した内容から乖離が進んで行ったのですサタンはその思惑をその通りに実現していったのです。

  

3.サタンの侵害による三つの要素と6つの重要ポイント

それでは実際に、サタンはどのような形でこの三つの要素、①真の家庭の分断と、 ②み言の改竄、③摂理機関の歪曲を図ってきたのでしょうか?金容成のブログでは次にあげる六つの重要ポイントに要約して問題を取り上げていっています。

 

12008418日 亨進様による顯進様の米国理事会の職責剥奪事件。

 2008418日、文亨進様が真のお父様より世界平和統一家庭連合の世界会長に任命されました。亨進様が就任後すぐに行ったのが、アメリカの総会長のを顯進様から仁進様に交代させたことでした。引き続きアメリカ理事会が仁進様関係の人々に代えられました。これは後にわかることですが、この人事は真のお父様の全く知らないところで行われていたのです。その後この人事がお父様の知ることとなり、お父様は「すべてを元通りに(文顕進様の職責を回復)するように!」との指示を出されました。ところが、お父様の「すべてを元通りにするように!」との真の指示は無視され続けました。結果的に文顯進様の米国理事会の職責は回復されることがなかったのです。



(2)2007年から2008年にかけて 顯進様による世界的なGPF活動

 2007年から2008年にかけて顯進様による世界的な超宗教平和運動=GPF活動が展開されていました。この期間のこの活動は2013年の基元節を迎えるためにも極めて重要な行事でり、真のお父様の特別指示を受けての活動でした。ところがこの重要行事が行われていたにも関わらず、これらの行事が進められていたことを当時の教会組織は一般教会員には伝えていませんでした。直接間接にインターネットなどで事実を知った食口以外の一般の教会員たはこの期間顯進様が当時進めておられた世界的な活動の事実を全く知りませんでした。顯進様を追放しようとする様々な動きは顯進様がお父様の命を受けて忙しく世界を巡っていたこの期間に進行していったのです。



(3)200938束草天正院での霊界メッセージ事件

 200938日、束草天正院では、「霊界に逝かれた文孝進様からのもの」だとされる「霊界メッセージ」が発表されました。その中には子女様の役割に関する内容もありました。その同じ日にお父様は顯進様を激しく叱責され、その職責を解かれたのです。この日この時お父様が語られたみ言を見ると、お父様はこの「孝進様からの霊界メッセージ」が霊界からの孝進様メッセージそのものだとの認識でみ言葉を語られていることがわかります。

その後明らかになるのですがこの時の「霊界メッセージ」は霊界からのメッセージではありませんでした。何者かがメッセージ文を作成し、あたかも霊界の孝進様からのメッセージであると装ってお父様に伝えられたことが明らかになりました。このことに関しては金孝南訓母自身がその後の表明で明らかにしているのです。



4)顯進様に「絶対<性>に関する違反行為はあったのか?

200929日、お父様は顯進様を叱責されました。その叱責された内容の中に顯進様に「絶対<性>に関する違反行為」があったという内容がありました。実際のところ顯進様にはそのような事実はまったくありませんでした。にもかかわらず、お父様は「顕進様が絶対<性>に違反している」という話をそのまま信じられたのごとく顕進様を叱責されていたことが記録に残されています。それではだれが顕進様が「絶対性」の価値観からして道に外れた行為があったということをお父様に伝えたのでしょうか?お父様はどうしてそのような虚偽の事実を本当の事だと信じられたのでしょうか?ここに重要な問題が秘められています。



5「米国理事会の改変」は誰の責任か?

真のお父様が顯進様を解任し叱責された理由にアメリカ理事会の改変と招集の問題がありました。アメリカ理事会は世界摂理を進めるうえで重大な役割を持っていましので、その理事の選任はお父様の先任事項となっていました。にもかかわらず当日のお父様のみ言の記録を見るとお父様はこのアメリカ理事会の改変問題で顯進様をきつく叱責されています。その後明らかになったのは、このアメリカ理事会の改変は仁進様によるものだったと言うことです。亨進様がお父様に報告も相談もないままに世界平和統一家庭連合の世界会長の職権でアメリカ総会長に任命した仁進様によってアメリカ理事会は改変されていたのです。



(6)2010222日 遊天宮事件

その後、2010222日遊天宮にて金孝律補佐官は文顕進様を否定する様々な内容を発表しました。その時金孝律補佐官によって発表された内容がお父様の文顕進様への叱責と解任の主要な理由そのものでした。ここでこの時金孝律補佐官が発表した顯進様が誤ったとされる内容を見てみるとそこには極めて大きな問題があることがわかります。そのとき発表された内容は実際の顯進様の実態とは全てが真逆な内容でした。顕進様に関して誤謬に満ち満ちた報告をだれがお父様にしたのでしょうか?これが大きな疑問です。

 

以上のような6つの内容を軸に、統一家の混乱の真相と実際を明らかにして行きます。(金容成のブログより引用。纏めと文面の修正はHOPE子が行いました。)

 

(続く)

 

 


十善戒を味わう

2017-08-22 16:30:42 | 幸福な世界を実現するために

世にどのような宗教や思想、理念があったとしても、その真理や理念が最終的に人々に受け入れられてその本来の使命を果たすことが出来るかどうかと言うのは、その真理自体の内容もそうではあるが、その理念を実行しいてるという団体や人々の倫理観や価値観によるところが非常に大きいと言うことがわかります。

実際日本の国には古代から今に至るまで様々な宗教や思想、理念がもたらされましたが、それが定着したものもあれば、一時大きな影響を与えながらも、衰退して言ったものもおおくあります。長い歴史の中で蓄積された文化や宗教、理念、価値観と言ったものが人々の心や生活を作り上げてきました。

日本人が持つ伝統的な価値観があります。その中の一つである「十善戒」について取り上げてみました。


十善戒

仏教特に真言宗ではこの十善戒を法事の時や日常のお勤めの時に般若心経などとともに唱えます。四国八十八か所のお遍路でも唱えて回ります。弥勒菩薩像で有名な京都太秦の広隆寺にもあるので見た人も多いでしょう。

弟子某甲 (でしむこう)盡未来際 (じんみらいさい)仏陀の弟子たる私は、未来の果てが尽きるまで、

  • 不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を傷つけたり殺したりしない。

  • 不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。盗まない。

  • 不邪淫(ふじゃいん) 不倫など道徳に外れた男女関係を持たない。

  • 不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。でたらめを言わない。

  • 不綺語(ふきご) 中身の無い無益な言葉を話さない。

  • 不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。悪口を言わない。

  • 不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。

  • 不慳貪(ふけんどん) 物惜しみせず、無暗にほしがらない。

  • 不瞋恚(ふしんに) 激しい怒りをいだかない。

  • 不邪見(ふじゃけん) 邪(よこしま)なものの見方や考えを持たない。

 最初の3項目は行いに関すること、次の4項目は言葉遣いや発言に関すること、最後の3つは心持や心の在り方に関することです。
真言密教では「身」「口」「意」と言います。身体を通して、口を通して、意識を通して過ちを起こさない日々の務めが私たちを幸福に導きます。
逆にこれらを間違えばそれらが因となり、相応の果を被ります。
こうやってブログに記事を書きながら、それは言論ですから、盲語や綺語や悪口、両舌の間違いを犯さないように心がけることが大切だと思わされます。特に宗教者は宗派を問わず、これらのことを大切にする心がけが必要ではないでしょうか!
 
 
 
この言葉を唱えながら間違った行いや、発言、行動を慎むことを教えています。とても大切なことですね。
  モーセの十戒とも似てますね。まずはこのような心掛けを大切にして日々歩むことが幸福への近道だと思います。

参考までにモーセの十戒を挙げてみましょう。

カトリック教会・ルーテル教会の場合次のようになっています。(Wikipedia )より

わたしはあなたの主なる神である。

  1. わたしのほかに神があってはならない。
  2. あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
  3. 主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
  4. あなたの父母を敬え。
  5. 殺してはならない。
  6. 姦淫してはならない。
  7. 盗んではならない。
  8. 隣人に関して偽証してはならない。
  9. 隣人の妻を欲してはならない。
  10. 隣人の財産を欲してはならない。
真言宗で教える「十善戒」と同じような項目がありますね。旧約聖書に記された十戒や仏教の十善戒は共通する普遍的価値で繋がっていたと考えられます。人が人として生きる上において守るべき普遍的原則がそこにはあると言うことがよくわかります。

 

 




最後に問題になるのは道徳的な問題です

2017-08-22 06:20:08 | 時代は変わる

最終的に問題になるのは道徳的な問題です。

その人自身、あるいはその集団の持つ倫理的価値観や行動が問題になります。

どの様に素晴らしい論理を組み立てても、現実が伴っていなければ何等の価値も生じえません。

「原罪」問題が論議されていますが、「原罪」のある無しが問題ではなく。その結果として、人々が幸福に暮らせるようになるかどうかが問題です。

世界が平和になり、人類が共に豊かに暮らせる現実をどう実現して行くかどうかが問題なのです。

どの様に高尚な原理を唱えていても、その人の行動が人の道を外れたものであれば、だれもその人の言うことを聞こうとはしないでしょう。

どの様な人にでも温かい心で接し、全ての人に愛情を注ぐ人格や行動を見せてこそ、人々は信頼し、共に歩みたいとしたがってっ来るのです。

それが全てです。