「御納所儀定書付」第一頁、上の表題部と一行目
解読 御納所儀定書附
右ハ此度我等難渋ニ付、御納所段々相重凌方
読み 御納所『ごなっしょ』儀定『ぎじょう』書附『かきつけ』
右は此のたび我等難渋に付き、御納所段々相重く凌ぎ方
解説 「御納所」・・・年貢を納める所。この場合は「年貢を納めること」。 「儀定」・・・『ぎじょう』。合議をして決めたこと。 「書附」・・・書いたもの。文書。書類。 「右ハ」・・・右に書いた表題のことですが、特に意味は無く、「表題の件は」と言う様な意味。 「此度」・・・『このたび』。「此」が難解。 「我等」・・・「我」も難しい。 「難渋ニ付」・・・難儀しているので。 「御納所」は前述。 「相重」・・・相重く。 「凌方」・・・生活をやりくりして凌ぐこと。
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