古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三六八

2017年09月28日 11時50分44秒 | 古文書の初歩

 

「漂流外国物語」第百三ページ、上の五~六行目

解読 候。巳七月十三日長崎表江着仕候而より翌午二月

    頃と覚へ申候、御奉行衆之前ニ而御読聞せ有之

読み 候。巳七月十三日長崎表へ着き仕り候てより、翌午二月

   頃と覚え申し候、御奉行衆の前にてお読み聞かせこれ有り

説明 今日は比較的読みやすい様です。 「七月」の前に「巳」が有ります。 「

長崎表」・・・「表」は広辞苑によりますと、「そちらの方」と言う様な意味で

使うと載っています。現在では「長崎市」という様な感じで読めばよいと思います。

 「二月頃」・・・「頃」は難しい。 「御読聞せ有之」・・・「聞せ有之」が解りにくい。

 

 


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