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古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第二十章 乍恐奉申上返答口上覚控え 其の五十

2014年02月11日 07時55分20秒 | 古文書の初歩

「乍恐奉申上返答口上覚控え」第十四~十五行目

解読 之通り當村領ニ而彌次衛門、重太郎、

    傳之右衛門と申者等代々所持仕、重太郎より

読み (前件)の通り、当村領にて、弥次衛門・重太郎・

     伝之右衛門と申す者等、代々所持仕り、重太郎

解説 ニ、三行前から、写りが薄くなり読みにくいですが、御辛抱下さい。現物はそれほど文字が薄くはないのですが。 人名が続きますが、いずれも読むのは困難です。前に出ましたので、覚えていると存じます。「弥次右衛門」・・・「弥」「次」の形と、「右衛門」の崩し方に特徴が有ります。 「重太郎」・・・ここでは一番読みやすい。ここの「郎」は読みやすい方です。 「傳之右衛門」・・・「傳」は「伝」の旧字体です。ここの「之右衛門」は難しい。 「申者」・・・「者」を縦に大きく書いています。 「ホ」=「等」。 「代々所持仕」・・・先祖代々所有して来た。 つまり、田並上村の村民である、彌次右衛門と重太郎、伝之右衛門の三名が所有して来た


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