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シェーン・モズリー対パブロ・セサール・カノ(2013/05/18)

2013-05-22 18:53:22 | ボクシング

ウェルター級12回戦

41歳の3階級制覇王者シェーン・モズリー選手(Shane Mosley)が23歳のメキシカン、パブロ・セサール・カノ選手(Pablo Cesar Cano)と空位のインタ王座を争った一戦はカノ選手の地元メキシコで行われ、接戦の末にモズリー選手が12回3-0判定を制して久しぶりの勝利を飾った一戦でした。(体格比較)

左ジャブ左フックを互いに突いてペースを争う両者のスタート。初回終了間際にモズリー選手の右ストレートでカノ選手がちょっと効いたように見えたシーンもありましたが、非常に均衡した序盤のペース争いはわずかにカノ選手がリードしたように映ります。
しかし5回に左ジャブをヒットさせてペースを引き寄せたモズリー選手。続く6回は強引に距離を詰めて左右フックで若いメキシカンに迫ります。カノ選手のコンパクトな反撃を決められながらも強引に出続けて強い右フックでチャンスも掴んだこの回のモズリー選手。
以降休む回やジャブでボクシングする回、強く出る回と、ラウンドごとにリズムを変えながら戦うモズリー選手が前半の失点を挽回しつつある流れが続いていった試合。
9回にカノ選手の右ストレート、右アッパーカウンターでモズリー選手がちょっと効いてしまった場面があったり、10回には左フック、右フックで逆にカノ選手がトラブルに陥ったりと、際どいペース争いが最後まで続いた接戦でした。

公式のスコアはジャッジ3氏ともに115-113モズリー。シロート採点115-113モズリー。
スタミナに不安のあるモズリー選手が終盤に入っても目立った失速を見せず力強いアタックで明白に奪ったラウンドを最終盤に作ったことで接戦を制した感じでしょうか。
ただかなりの接戦で、正直ドローで良いと感じた試合終了時でした。

2009年1月の対マルガリート戦以来の勝利となったモズリー選手は47勝(39KO)8敗1分。カノ選手は26勝(20KO)3敗1分。

Mosley Still Has Some Sugar Left With Comeback Win(Luis Sandoval/BoxingScene)
Mosley vs Cano: Live results and round-by-round coverage(Scott Christ/Bad Left Hook)~115-113モズリー

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●ライト級10回戦
セルヒオ・トンプソン対グスタボ・サンドバル

メキシコのセルヒオ・トンプソン選手(Sergio Thompson)がコロンビアからのグスタボ・サンドバル選手(Gustavo Sandoval)に4回KO勝ちしています。(体格比較)



一回り身体が大きく見えるトンプソン選手が左ジャブを突いてサンドバル選手を押し込むプレッシャーでスタートからペースをキープ。ジャブで相手を後退させてから右フックをボディに、左フックを上にと、大きな攻撃で迫っていきます。
2回には左フックのボディブローを再三強く決めてサンドバル選手の動きを大きく鈍らせ、以降も左フックボディや右のオーバーハンドでのプレスでペースを圧倒。4回にサンドバル選手をコーナーに詰めた場面で左フックや右ストレート、左アッパーを次々に決めてフィニッシュしています。

ちとスピード感に欠ける攻撃のテンポで振りも大きめのトンプソン選手の攻めで、サンドバル選手が返すコンパクトな反撃を食う場面も目につきましたがパワー差がありすぎでした。
最後の場面でもサンドバル選手がやけくそ気味に返す反撃をちょっと食って後退しかける場面もあったものの、カウンター気味に決めた左アッパー、左フックで暴れる相手を仕留めた最後でした。

トンプソン選手は26勝(23KO)2敗。サンドバル選手は12勝(10KO)4敗1分。

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