ウェルター級12回戦
IBF王者のデボン・アレキサンダー選手(Devon Alexander)が英国からのリー・パーディ選手(Lee Purdy)に7回終了TKOで勝利しています。(体格比較)
当初指名挑戦者のケル・ブルック選手との一戦が予定されていたこの日でしたが、ブルック選手が怪我で出場不能に陥った末に代役としてパーディ選手が抜擢。しかしそのパーディ選手が計量でスーパーライト級の体重を作れずノンタイトルとして行われた一戦でした。
試合はアレキサンダー選手のハンドスピードと攻撃のテンポにパーディ選手が全くついていけない展開に終始します。両ガードを高く掲げながらじわじわ出るパーディ選手に対しサウスポースタイルからのスピードに乗った攻撃を見舞っていくアレキサンダー選手。
相手のガードが高いからか、左右フックでのボディ攻撃、ガードの間を突き上げる右アッパー、ガード脇にねじ込む右フックなど右中心の攻めでペースをキープし続けます。
パーディ選手も右フックや左アッパーなど、ごくごくたまに「おっ」と思わせるパンチをヒットさせる場面もあるにはあったのですが、アレキサンダー選手が矢継ぎ早に繰り出す攻撃に対して自らの攻撃を繰り出すタイミングを見出せない、といった感じで手が出ません。ハンドスピードの差も顕著でした。
固いブロッキングでアレキサンダー選手の攻撃を防いでいたものの、ほとんど反撃の手を返せずに打ちまくられる一方的な流れが続く中、7回終了後にパーディ選手選手のコーナーがギブアップして試合は終わっています。
CompuBox Stats: Devon Alexander Punished Lee Purdy
アレキサンダー選手は25勝(14KO)1敗。パーリィ選手は20勝(13KO)2敗1分。
Alexander vs Purdy results: Devon wins easily, hurts left hand(Scott Christ/Bad Left Hook)
Alexander Injury Update, Response To Amir Khan's Claim(Rick Reeno/BoxingScene)
アレキサンダーは初回に左手の第5中手骨を骨折していた、らしい。秋には戦線復帰可能とのこと。
140でアレキは俺から逃げたとカーンが吠えていることに対して、んな事ぁなかったとアレキサンダーのトレーナー、ケビン・カニンガム。147に上げることを予定しているカーン対アレキサンダーを12/7に行うことにGBPが興味を持っているとのこと。
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