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ユリオルキス・ガンボア対アデルテン・デ・ヘスス(2007/10/30)

2007-11-06 21:50:08 | ボクシング
スーパーフェザー級6回戦

キューバの元トップアマ、ユリオルキス・ガンボア選手(Yuriorkis Gamboa)がブラジルのアデルテン・デ・ヘスス選手(Adailton De Jesus)に6回TKO勝ちしています。

この日は、同僚のバルテレミ選手と共に臨んだガンボア選手の米国デビュー戦でしたが、この日もスピード抜群の見事な攻撃を見せてくれました。
初回から自信満々の様子のガンボア選手。ノーガードで接近しデ・ヘスス選手の顔面、ボディへシャープなパンチをガシガシ打ち込んで行きます。
あらゆる角度から打ち込まれるスピーディでハイテンポなガンボア選手の攻撃を前にガードを固めるのがやっとのデ・ヘスス選手。この回終盤にはノーガード状態からいきなり放った右でデ・ヘスス選手を吹き飛ばしダウンを奪うなど、試合序盤でのガンボア選手の攻撃力はやはり凄いものがあります。
6回のフィニッシュシーンは、ちょっと早いストップにも感じましたが、試合は一方的なガンボア選手のペースだったので、まあしょうがないかな。

ただ6ラウンドまで長引いたこの日は、ガンボア選手に関して今まで見えなかった点がいろいろ見えた試合でもありました。
初回からとにかく飛ばしに飛ばしているだけに4回あたりからちょっと疲れ気味。スピードは相変わらずなものの徐々にパンチに威力が感じられなくなっていきました。
低いガードもこの日は気になりました。低いガードのせいでもらわなくても良いパンチをもらっていた気がします。
また一気に仕留められず、粘られてややペースダウンした展開にイラついたのか、肩をぶつける反則、明らかに故意のバッティングなども見せていました。
まだ青いっすね。

いろいろマイナス要素も見えたこの日の試合でしたが、試合のペース自体は圧倒的に支配し続けていたガンボア選手。色々な経験を積み重ねて今後に生かしていってもらいたいです。

+4回にプロ初のダウンを喫したガンボア選手ですが、これはスリップにわたくしには見えました。

ガンボア選手は7勝(6KO)。デ・ヘスス選手は19勝(17KO)3敗。

Cuban boxers Gamboa, Barthelemy win American professional debuts
Gamboa defeats De Jesus; Barthelemy wins decision over Hudgins
Sensational debut in USA for Cuban Yuriorkis Gamboa

試合動画(YouTube)
Yuriorkis Gamboa vs. Adailton de Jesus 2007/10/30 Part 1

Gamboa vs. Adailton de Jesus Part 2
Gamboa vs. Adailton de Jesus Part 3

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