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高山勝成対フランシスコ・ロドリゲス(2014/08/09)

2014-08-12 18:22:32 | ボクシング

IBF・WBOミニマム級王座統一戦

IBF王者の高山勝成選手(Katsunari Takayama)が敵地メキシコに乗り込んでWBO王者フランシスコ・ロドリゲス選手(Francisco Rodriguez Jr)との統一戦に臨んだ一戦は、熱戦の末にロドリゲス選手が12回3-0判定を制して統一王者の座に就いています。

初回、前後左右に細かく、忙しく動きながら繰り出す左右でスタートのペースを掴んだように見えた高山選手。ロドリゲス選手の左フックを良いタイミングで食いがちなのがきになりますがボディ攻撃も有効で好スタートを切ったように見えます。
ただ初回から入り続けていたロドリゲス選手の左フックが入り続ける状況は続き、2回に左フック右ストレートでバランスを崩し、3回にノックダウンを奪われてしまった高山選手。ノックダウン自体は足がひっかかっていたようにも見えるダメージのほとんど感じられないものでしたが、ロドリゲス選手の左フック、右ストレートなどを食ってしまう状況は最後まで続きます。
中盤戦は高山選手のボディ攻撃、左右の細かいパンチの攻撃を受けたロドリゲス選手が大きく失速したように見えたのですが、8回以降スパートをかけるかのようにラウンド開始からの怒涛の攻めを何度か見せたロドリゲス選手。体格と若さを生かした遮二無二な攻めを受け、徐々に高山選手がそれを受け止めきれなくなる場面が増えていった試合後半戦。
最終ラウンドまでノンストップのパンチ交換が続いた熱戦で会場は大いに盛り上がりましたが、WBO王者が確実に上回った12ラウンズ、だと私は見ました。

公式のスコアは116-111、119-108、115-112の3-0ロドリゲス。シロート採点115-112ロドリゲス。119ってのは論外の大熱戦、接戦でしたが、勝敗は明白に映った試合でした。

ロドリゲス選手は15勝(10KO)2敗。高山選手は27勝(10KO)7敗。




高山勝成0-3判定負け4団体制覇ならず(日刊スポーツ)
高山、失意の帰国も「燃え尽きてはいないです」/BOX(サンケイスポーツ)

2014 Fight of the Year: Francisco Rodriguez Jr. Decisions Katsunari Takayama(Robert Aaron Contreras/Bleacher Report)
Ryan Songalia Francisco Rodriguez tops Katsunari Takayama to unify 105-pound belts(Ryan Songalia/ringTV)
Would you like to see a Francisco Rodriguez vs. Katsunari Takayama rematch?(Gerardo Granados/BoxingNews24):114-113ロドリゲス
Rodriguez-Takayama: A Magical Night in Mexico(Graham Houston/Fightnews):115-112ロドリゲス
Rodriguez Decisions Takayama To Unify IBF/WBO Belts(Cliff Rold/BoxingScene)):114-113ロドリゲス


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