WBCバンタム級タイトルマッチ
日本タイ記録となる13度目の防衛戦に臨んだWBCバンタム級王者の山中慎介選手(Shinsuke Yamanaka)がメキシコからの22歳の指名挑戦者ルイス・ネリ選手(Luis Nery)の挑戦を受けた一戦は京都で行われましたが、ネリ選手の連続攻撃を前に4回でストップ負けを喫する波乱となっています。
かなり気合を感じさせた山中選手の初回の入り。踏み込みながらの力強い右ジャブでぐいぐい挑戦者に迫っていきます。この王者の気迫をちょっと受けてしまった立ち上がりのネリ選手でしたが、これを凌いで徐々に自分のボクシングを見せた初回。
そして2回から鋭い左ロングフックやリードや返しで放つ右でペースを引き寄せていったネリ選手。山中選手の左ストレートが挑戦者の顔面、ボディを強く効果的にキャッチする場面も散見されるものの、ネリ選手の攻撃を外しきれない場面が目についた山中選手。4回に強い左を食ってピンチに陥った後になんとか左を返そうとするところに追撃を次々に決められた場面でコーナーが止めた最後でした。
少々早い、とも思えたストップでしたが、あそこまで無防備に、モロにパンチを浴びせられてしまってはストップもやむなしでしょうか。滅多打ちといってもいい最後でした。
ここ最近の防衛戦でディフェンスの甘さを散々見せていた山中選手でしたが、これまでは「神の左」ですべて清算。相手からすれば反則だろう、やってられんすよ、ともこぼしたくもなるであろうまさに神の左だったわけですが、この日はあるべき結果・帰結が導かれた試合だった、ともいえるのかもしれません？
しかし内山、山中に破れないとなると、いったい誰がいつ・・・ 前から知ってますが具志堅さんはやっぱり偉大です。
ネリ選手は24勝(18KO)。山中選手は27勝(19KO)1敗2分。
Luis "Pantera" Nery vs Shinsuke Yamanaka Full Fight Tv Azteca
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今回は大和さんらしいですが田中さんを筆頭に帝拳ジムはタオルが早いだけでなくタイミングが下手で興行としてどうなんだ思うシーンが多々あり、改善の余地も見られません。
山中は過去あれ以上のダメージを何度か受けてから巻き返しており、かつ回復の早い選手。
後半勝負の作戦だったそうですがネリは実際中盤を折り返すとスタミナが切れる事があり、序盤は耐え凌ぐという戦法が的外れとは思い難い。
ネリの背中で山中の様子は見れずとも両者に近づきストップするかどうかの確認に入っていたレフェリーの様子は見えていたはず。(あの時点ではレフェリーは止める程ではなかったとの見解)
あのレフェリーの様子なら更なる追撃があればどの道タオルを投げるまでもなく止めたでしょう。
大体ネリについてはともかく自陣営の選手である山中の特徴まで無視してあんな独断でタオル投入などありえないでしょう。
ボクシングなんだからある程度危険は止む無し、あの程度でいちいち諦めてたら選手も浮かばれないし観客、視聴者としても冷めますよ。
管理人さんナイスです！
まあ納得いかないならもう一度やればいいと思います
ただ私は妥当だと思いました。パンチを当てられていましたし、山中はパンチを返せない時間が長すぎました。レフェリーによっては止められても文句言えない状況だったのではないでしょうか。
管理人さんが言うように、最近の山中のディフェンスへの不安が、遂に出てしまったと思いますし、同時に私はこのディフェンスへの課題を克服出来なかった山中陣営の負けとも思いました。非常に失礼な話ですが、ネリの波状攻撃を明確に距離を取るわけでもなく、避けきれず、それでいてクリンチに逃げるわけでもない、とてもヘタクソに山中が見えました。
私は、山中は現役続行するのであれば、明確な目標を定め、復帰を急いだ方が良いように思えます。確実に衰えは来ているでしょうが、まだ左の一発まで失わないうちに。
しかし、出来れば個人的には無理をせずにいて欲しい。。十分偉大なチャンピオンです。寂しいのは間違いないですが…。
やはり長期政権となると相手側の研究材料が豊富になりますしねえ。ありきたりですが、長く記録に残っているのはそれだけ難しさがあるということなんでしょう。
＞すとれいと・くーがーさん
私個人の意見はストップ(タオル投入)に異論なし、です。
良いか悪いかどちらかで言えば良いタイミングでのストップだった、とも感じています。
＞Unknownさん
敗れるべくして敗れた、という思いがあります。
＞kokさん
同感です。再戦については私個人としてはあまり乗り気ではありませんが、山中本人がやりたいと言うのならばアリでしょう。
＞ＭＲさん
過去の試合でも左一発で局面を変えることは何度もありましたし、最後まで左を狙っていたのは逆転を確信していたのかもしれません。
ただ傍目にはノーガードで次々にまともな被弾。まさに滅多打ちで、止められても文句を言えない状況だった、
と個人的には感じているところです
＞TITOさん
ディフェンスの欠陥を突かれてピンチに陥るも、チャンスだと思って出てきた相手に左を決め返して仕留める、あるいは大きなダメージを与えて局面打開、という試合がここのところの山中の試合におけるお馴染みのパターンになっていました。
言ってみれば一か八かの博打・ギャンブルの中に勝機を見出す試合の連続でしたので、こういう日を迎えるのは自明だったと感じなくもないです。
判で押したような「右、左、右」のコンビ。
「神の左」打つ時のガラ空きの右。
直線的な単調なステップ。
そして動体視力の衰え。
3Rまでにはネリに全て見切られましたね。
実質的にはここで勝負ありだったと思います。
そして勝利を確信したかのような4Rの猛攻。
ネリの読み通りにしか動けない山中に打つ手はなかったと思います。
どのタイミングでどのようにストップするか、だけの話なのでタオル投入のタイミングは勝敗には影響はなかったと思います。
ネリはクレバーに戦い、実にシンプルな山中攻略法を実践して皆に見せてしまいました。
年齢を考えると、もう山中がスタイルを変えるのは難しいかもしれませんね。
引退でいいと思います。
当てられてたし、殺しきれてもいない。見切りきれてはいない。一気に攻めていけたのもいいのが当たったから。4Rからやるとは決めていない。トレーナー云々も関係無い。
そもそも何を持ってドランカー気味なのかさっぱり分からん。感謝するしないを今決めるのもチャンチャラおかしい。ラッキー？どこが？実力だろ。お前ごときは幸運が来ても何もできねぇよ。
真のボクシングファン(笑)なら簡単に選手をラッキーなだけなんて言わねぇよ。真のボクシングファンならお前が大したことないと分かるね！
後その海外ドラマに影響されたような薄っぺらい軽口は寒いからやめた方がいいよ。