ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

寸借詐欺

2012-02-01 08:00:13 | Weblog
リサイクルショップ 創庫生活館鶴岡店
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今から10数年前の家具専門店時代のお話です。
60~70歳ほどの男性が当店にいらっしゃいました。婚礼タンスの売り場を真剣にご覧になっていましたので、声を掛けると『米沢市から来ました。鶴岡市内に娘を嫁がせるので、婚礼タンスを買いたい』と言う事でした。接客への反応も良く、高額な商品に興味を示していたので、担当のセールスをつける事にしました。セールスマンとの話も弾んだようでした。

帰り際に、お客様は自分の服のポケットのアチコチに手を入ると『財布を落とした様だ。私の免許証を預けるから、少しでもお金を貸して欲しい。』と言われました。免許証を預かるわけにはいかないので、コピーをとらせてもらいました。私がいくら貸そうか?困っていると、担当セールスマンは自らお金を渡しました。『今、湯治を兼ねて湯田川温泉に泊まっているから、何かあったら○○温泉に来てくれ』と言いました。更に『実は娘の嫁ぎ先で、家を建てるというなんだけど、いいハウジングメーカーがあったら紹介して欲しい』と言いました。

婚礼タンス新築とよだれの出そうな話につられて、翌日○○温泉に家具の営業マンと当社のハウジング部門の担当がお伺いして商談をしました。○○温泉には連泊しているのは確かな様です。米沢の電気工事会社の社長だそうで、優雅なもんだと皆思っていました。この日も帰り際に『1000円でもいいからお金を貸してほしい』と言ったそうです。また営業マンがお金を渡そうとしたところ、ハウジング部門の担当が『1000円とは言わず、、、』と一万円を渡したそうです。

だんだん怪しいと思った私は、米沢の知合いの家具屋さんに、コピーをとった住所を調べてもらうと、小さな貸家である事が判明。『これは詐欺師だ』家具部とハウジング部の担当営業に伝えても、2人は全く信じませんでした。

翌日、本人が交番に自ら出頭したそうで、『そちらも被害に合ったそうです』と警察から電話がありました。交番でも全て自分から、小さな詐欺をペラペラと喋ったそうです。一番の被害は連泊された○○温泉さんだそうです。そこに1週間泊まっている間に、鶴岡市内の家具屋や不動産屋、ハウジングメーカー数社が被害にあったそうです。しかし、どこも小額。『千円で良いから』という言葉に、誰もが騙されたそうです。

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