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ダンスとか。

ジョルディ・サヴァール & エスペリオンXXI

2023-10-31 | ダンスとか
三鷹市芸術文化センター(風のホール)。
▼ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第8番、第38番、パヴァーヌ第1番、ガイヤルド第4番
▼トバイアス・ヒューム:ヒューム大尉のパヴァーヌ~ガイヤルド、たったひとりで行軍する兵士
▼古いカタルーニャ民謡(作者不詳)/サヴァール編:アメリアの遺言、糸を紡ぐ女
▼フランセスク・ゲラウ:エスパニョレータとフォリア
▼ジョン・ダウランド:いにしえの涙
▼アントニー・ホルボーン:ムーサたちの涙、妖精の円舞
▼アントニオ・デ・カベソン:パバーナとそのグロサ(フォリア)
▼ジョアン・カバニリェス:序曲~イタリアのコレンテ
▼マラン・マレ:フォリアに基づく変奏
▼スペインの舞曲とグロサス(変奏)
▼ルイス・ベネガス・デエネストローサ:カベソンのファンタジア、スペインの調べ
▼アンリ・ル・バイイ:パッサカリア「私の名は狂気」摂政殿のラント~モイラの君主~ホーンパイプ
▼サンティアーゴ・デ・ムルシア:サルディバル写本より ガリシアのフォリア~イタリアのフォリア~、舞曲「狂気の蜜」
▼スペインの古い舞曲「カナリオス」に基づく即興演奏
▼メキシコのガリャルダ「狂気の蜜」に基づく即興演奏(フォリア&ガイヤルド)
良いコンサートだった。いかにもダンス音楽としての心浮き立つ軽快さから、しっとり沁みる物憂い気分まで、味わいの豊かさにいつまでも酔っていたいと思った。マレではヴィオルとカスタネットの掛け合いに陶酔し、アンコールで鳥の声を模した曲は繊細な夢と現実のあわいのようだった。そしてどんな曲であれ、演奏するサヴァールは全身でグルーヴしていた。
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