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ダンスとか。

ダンス・フィルム・ヴァリエーション/Kプログラム:アヴァンギャルド・ニューヨーク

2009-09-29 | ダンスとか
渋谷・イメージフォーラム。
▼『パラファンゴ Parafango』(キャロル・アーミテージ、監督/チャールズ・アトラス、1984年)
▼『めまい Vertige』(キャロル・アーミテージ、1980年)
▼『アンディ・ウォーホルのエクスプローディング・プラスティック・インエヴィタブル Andy Warhol's Exploding Plastic Inevitable』(出演/ニコ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、1967年)
『パラファンゴ』はNY時代のアーミテージのパンク・バレエ。マイケル・クラークや、フィリップ・ドゥクフレ(!)がダンサーとして出演している。超激しくて楽しいのではあるが、激しさから来る動きの崩れ具合というのはもっともっと開発の余地があるんではないかと思いながら見ていた。あと、あからさまにカニンガムの動きが入っている部分が結構あった。映像作品としては、無関係なシーンが入り乱れる典型的に「ポストモダン」な感じのもの。『めまい』はアーミテージとギタリストのセッション。アンディ・ウォーホルのが素晴らしかった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライヴ会場の様子を極端なコマ落としで見せるもので、照明がチカチカしているために一コマ(一瞬)ごとに光の加減や色彩がドラスティックに変わる。特に人の顔をアップにしているところなどはウォーホルのあのシルヴァースクリーンを連想させ、ああウォーホルって普通の意味で「良い」のかもと初めて思えたような気がした。
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