店OPEN3周年時に父方叔母から頂き鉢が小さくなったので店前に移植した紫陽花、
土壌が合ったのか今年は著しく成長してくれました。(写真pc左tablet上)
土壌のpHにより装飾花部分の色が変化する事で有名な紫陽花ですが、
Franceでは中性~弱アルカリ性土壌なので殆ど濃いピンク色です。
一方日本の紫陽花は梅雨時の雨に映える青色(酸性土壌)が風情がありますが、
九州地方の大雨が治まってくれる事を祈っています!
来月から撮影が始まる「忍びの国」は無門を演じられる大野さん以外のキャストが
未だ発表になっていませんが、単行本を読み終わり益々楽しみになって来ました。
公式サイトではたまに正面向きversion(写真pc右tablet下)に遭遇できるのですが、
背景の色味が変化する紫陽花の様だなと思って拝見しています。
< http://www.shinobinokuni.jp/ ご参照>
仲間の矢を受け臨終が迫りながら無門の本当の名を尋ねるシーンがのお国、
伊賀者ながら他人を思いやる常識人ゆえ北畠(織田)信雄に伊賀攻めを進言し
田丸城内で無門と一対一の堂々勝負を繰り広げる下山甲斐の平兵衛、
女性と見紛うばかりに美しいが殺しを愛し後に石川五右衛門と名乗る文吾etc... 、
魅力的なキャラクターが犇めくキャストの推測から始まって来夏の公開まで、
1年以上も楽しませて頂けるのが嬉し過ぎ連ドラロスを全く感じない自分。
和田竜氏の単行本(ISBN978-4-10-306881-5)では85頁に、
「伊賀者たちは人ならば付け込まれまいとするこの「心」の事を「無門の一関」、
すなわち門がない関所と名付け、これを破ることに無上の価値を置いた。
そして、その真価を発揮するためには手段を選ばなかった」と記されています。
赤子同然で伊賀に買われて来てから本名も知らず、道具としての名「無門」として
自らの心を守るためあらゆる物事に対して斜に構えて生きて来た主人公。
とてつもなく魅力的なキャラクターを、大野さんがどう表現されるのか超楽しみ!!
そして新潮社の雑誌「波」2008年6月号に掲載された、原作者和田竜氏の
「忍びの国」刊行記念インタビューが新潮社のサイトで拝見できます。
「忍びの国」のテーマは善が悪を責め悪が善に勝ってしまう事で悪である忍びにも
胸のうちに秘めた哀しみがあり、それゆえに一途に女性を愛したり善にも悪にも
矜持や悩みがあるという事で、ご自身が読みたい要素をすべてを盛り込めた小説に
なったとの事。< http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/134977.html ご参照>
こんな素敵な作品にcastingして下さった中村義洋監督にも、本当に感謝です。
最後に店舗informationで恐縮です。
HP等でご案内済みですが店主 La Marmotte に6年振り5回目の参加のため、
6/28(火)~7/6(水)夏季休業させて頂きます。
日時変更不可の立ち会い作業で自分は日本に居なければならなくなったので、
店主一人での渡仏でお土産の期待ができません事予めお詫びしておきます。
帰国後になるかもしれませんが、参戦記等レポートでお許し下さい。
にほんブログ村 ← Merci pour votre adhesion! 文&写真 白クマ
( ご笑覧有難うございます)